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中山峠(なかやまとうげ)は、福井県越前市にある福井県道上の峠である。
概要
標高408mの福井県道206号上に位置する峠である。この峠の最大の特徴は峠が移動され、且つそれに伴い改名されたという点にある。古くはこの峠道は1931年に旧国道8号(春日野隧道)からの分岐路として開通し機能していたが、1968年に現在の中山トンネルが開通し峠ごと移動となった。この際にそれまで梨子峠と呼ばれていた峠を地名より引用し中山峠と改名している。このような移動改名された峠は全国的にも非常に稀である。
道路状況
車両での通行が可能な峠である。上記した通り、トンネル開通に伴い峠を移動してきた経緯があるので現在でもトンネル自体が峠として機能している。片側1車線の確保された道路で、トンネル内では走行し難い箇所はない。しかし南越前町側の麓の道路は1.2から1.4車線程度の狭路であり、急勾配急カーブが続く険道区間がある。この区間は晴天の昼間でも木々が生い茂り薄暗く、冬季には雪が積もり他の道路が溶けていてもこの区間の雪は残っていることも多い。対して越前市側は峠を越えてすぐに湯谷集落に至り、道幅も片側1車線のまま勾配もフラットである。
峠へのアクセス
脚注
関連項目
座標: 北緯35度51分15.5秒 東経136度4分19.7秒 / 北緯35.854306度 東経136.072139度