安東省(あんとう-しょう)は満洲国にかつて存在した省。
歴史
1934年(康徳元年)12月1日、奉天省の安東、鳳城、岫岩、荘河、寛甸、桓仁、輯安、通化、臨江、長白、撫松の11県に安東省を新設し、省公署を安東県に設置した。1937年(康徳4年)7月1日、通化省の新設に伴い通化、臨江、長白、撫松、輯安5県が通化省に移管され、1市5県を管轄することとなった。
下部行政区画
満洲国崩壊直前の下部行政区画は下記の通り
設置
廃止
1945年8月、満洲国の崩壊と共に自然消滅。
歴代省長
特記なき場合『世界諸国の制度・組織・人事 : 1840-2000』による[1]。
脚注
参考文献
- 秦郁彦 編『世界諸国の制度・組織・人事 : 1840-2000』東京大学出版会、2001年。ISBN (4130301225)。