アルトゥルス・クリシュヤーニス・カリンシュ(ラトビア語: Arturs Krišjānis Kariņš、1964年12月13日 - )は、ラトビアの政治家[1]。欧州議会議員を経て、現首相。
アルトゥルス・クリシュヤーニス・カリンシュ | |
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第14代 ラトビア共和国首相 | |
現職 | |
就任 2019年1月23日 | |
大統領 | ライモンツ・ヴェーヨニス |
前任者 | マーリス・クチンスキス |
ラトビア選出欧州議会議員 | |
任期 2009年7月14日 – 2019年1月23日 | |
ラトビア共和国経済相 | |
任期 2004年12月2日 – 2006年4月7日 | |
首相 | アイガルス・カルヴィーティス |
前任者 | ユリス・ルヤーンス |
後任者 | アイガルス・シュトケンベルグス |
個人情報 | |
生誕 | 1964年12月13日(58歳) アメリカ合衆国 デラウェア州ウィルミントン |
国籍 | ラトビア人 |
政党 | 新時代党 (2002年 –2011年) 統一 (2011年 – 現職) |
出身校 | ペンシルベニア大学 |
専業 | 言語学者 |
公式サイト | www.karins.lv |
経歴
アメリカ合衆国のデラウェア州ウィルミントンに、ラトビア系アメリカ人の子として生まれる。1996年、ペンシルベニア大学から言語学の博士号を取得。まもなくラトビアに移住し、氷や冷凍食品の製造・販売をはじめた。
2002年、新時代党を共同で旗揚げし、同年10月にはサエイマ(国会)議員に当選。2002年から2004年まで新時代党国会議員団長、2004年12月から2006年4月まで経済相(第一次アイガルス・カルヴィティス内閣)を務めた。2007年3月には、エイナルス・レプシェとともに新時代党の共同代表となった。
2009年7月、欧州議会議員に当選。欧州議会では最大会派の欧州人民党に所属し、産業・研究・エネルギー委員会、経済・金融問題委員会、租税監督特別委員会の各委員となった。また、欧州歴史和解議員連盟にも名を連ねた[2]。2011年8月に新時代党は中道右派の統一党と合併したが、2014年の欧州議会議員選でもカリンシュは再選された。
2018年のラトビア総選挙では、カリンシュは統一党の首相候補となった。2019年1月7日、大統領のライモンツ・ヴェーヨニスは、カリンシュに次期内閣の組閣を委嘱した[3]。1月23日、5党(KPV LV、新保守党、発展・For!、国民連合、統一)からなる中道右派連立内閣が発足し、カリンシュが首相に就任した。
左からスロベニアのヤネス・ヤンシャ元首相(当時)、カリンシュ、クロアチアのアンドレイ・プレンコビッチ首相(2019年4月10日)
ブリュッセルで開催された欧州人民党サミットに出席(2019年12月12日)
フィンランドのサンナ・マリン首相と(2020年2月12日)
脚注
- ^ “MEP profile: Arturs Krišjānis KARIŅŠ”. European Parliament. 2010年4月5日閲覧。
- ^ “About Us – Reconciliation of European Histories Group”. Reconciliation of European Histories Group. 2011年8月1日閲覧。
- ^ President tasks Karins with forming government
公職 | ||
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先代 マーリス・クチンスキス | ラトビアの首相 2019年 – | 現職 |