吉本興業株式会社(よしもとこうぎょう、英: Yoshimoto Kogyo Co., Ltd.)は、大阪市中央区・東京都新宿区に本部(登記上の本店は大阪)を置く吉本興業グループの芸能プロダクション・プロモーター・テレビ番組制作プロダクションである。旧社名は株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー。
なんばグランド花月ビル | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 日本 〒542-0075 大阪府大阪市中央区難波千日前11-6 北緯34度39分53.8秒 東経135度30分13.4秒 / 北緯34.664944度 東経135.503722度座標: 北緯34度39分53.8秒 東経135度30分13.4秒 / 北緯34.664944度 東経135.503722度 |
設立 | 2007年10月1日 |
業種 | (サービス業) |
法人番号 | 2120001126730 |
事業内容 | タレントマネジメント・エージェント並びにソフト・TV・ラジオ番組及び演芸・演劇の制作・配給・興行 |
代表者 | |
資本金 | 1000万円(2010年3月31日時点) |
売上高 |
|
営業利益 |
|
純利益 |
|
純資産 |
|
総資産 |
|
従業員数 |
|
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 |
|
外部リンク | https://www.yoshimoto.co.jp/ |
特記事項:2019年6月1日に株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーから社名を変更。 |
沿革・概要
2007年10月1日に旧・吉本興業株式会社(現・吉本興業ホールディングス株式会社)が持株会社制に移行したのに伴い、同社の制作・営業統括本部が係わっていたタレントマネジメントと制作・営業統括部門が分社化し、吉本興業ホールディングスの100%出資の事業子会社として「株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー」が設立された。
この会社の設立に伴い、2007年10月1日付で同日時点在籍の旧・吉本興業所属タレント全員(約800人以上)が「株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー」へ継承・移管となった。
旧・吉本興業の持株会社制への移行に伴う同社の設立後も、テレビ番組の制作クレジットは「吉本興業」のままとなっており(ただし、スタッフ個人の所属としての名義は別。また、『アドレな!ガレッジ』(テレビ朝日)の制作協力クレジットにも当社名の表記が見られた)、タレントの所属事務所名義においても同様のケースが見られる(『浜ちゃんと!』(読売テレビ)の「NHK(ニューほっしゃん。企画)すべり芸自慢」コーナーの様に同社の名義が見られる場合もあった)。
旧・吉本興業時代から、110年以上にわたり、古くは初代桂春団治、横山エンタツ・花菱アチャコ、柳家金語楼、島田紳助・松本竜介等から、現在の西川きよし、明石家さんま、ダウンタウン、今田耕司、東野幸治、月亭方正、ナインティナイン、FUJIWARA、博多華丸・大吉、ココリコ、タカアンドトシ、フットボールアワー、千鳥、NON STYLE、かまいたち、チョコレートプラネット、ミルクボーイ、ニューヨーク、霜降り明星等に至るまで、東西南北の多くに超人気芸人等が所属する。またスポーツ選手、俳優、文化人等のマネージメント事業も行っている。
2016年3月1日、「株式会社よしもとアール・アンド・シー」を吸収合併。
2019年6月1日、親会社の「吉本興業株式会社」が「吉本興業ホールディングス株式会社」に社名変更したのに伴い、「株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー」から「吉本興業株式会社」に社名変更。
2019年12月13日、従業員に過労死ラインを超える残業をさせていたとして労基署から是正勧告を受けた。また、所属タレントが振り込め詐欺グループの宴会に金銭を受け取って参加していた「闇営業」問題が報じられる過程で、所属タレントとのギャラ配分の不公平さや正式な所属契約書を交わしていないことなどが指摘された。「芸能界における労働問題」などの象徴事例として「ブラック企業大賞2019」にノミネートされた[1]。
所属タレント
なお、2007年10月1日以降に所属しているタレントは、吉本興業の持株会社制への移行に伴い、マネジメント・制作・営業統括部門が分社化して設立された、同社の所属となっているため、載っていないタレントがいる。
本部・事業所
脚注
注釈
- ^ 株式会社よしもとエンタテインメント沖縄
出典
関連項目
- 吉本興業ホールディングス - 親会社
- 東京吉本
- 吉本総合芸能学院