この記事は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2018年10月) |
Z280 は、ザイログが1987年に投入した16ビットマイクロプロセッサであり、Z80アーキテクチャの拡張版である。NMOS版Z800のZ8216バージョン(データバスはZ-BUSで16ビット幅、MMUは16MBサポートのバージョン)を若干改良した CMOS 版に基づいているが、ブート時のコンフィギュレーションにより、外部バスを8ビット幅のZ80バスに設定することも出来る。なお、Z800 も Z280 も商業的には完全な失敗だった。メモリ管理ユニット (MMU) を内蔵し、アドレス空間を 16 MB に拡張し、マルチタスクとマルチプロセッサ機能を備え、コプロセッサ構成が可能で、256バイトのキャッシュメモリを備え、命令やアドレッシングモードも豊富であった(組合せは2000以上)。内部のクロック信号は外部クロック信号を2倍または4倍していた(例えば、バスが4MHzなら、CPUは16MHz)。
Z80の拡張としては、その後に登場した日立製作所のHD64180やザイログのeZ80などの方が商業的には成功している。
この記事は2008年11月1日以前にFree On-line Dictionary of Computingから取得した項目の資料を元に、GFDL バージョン1.3以降の「RELICENSING」(再ライセンス) 条件に基づいて組み込まれている。