X(エックス)は1977年に結成されたロサンゼルスのパンクバンド。カントリーやロカビリーに影響された音楽性や、ExeneとJohn Doe二人によるボーカルなどが特徴。1980年リリースのファーストアルバム、"Los Angeles" が高い評価を受け、1980年代前半のアメリカのパンクバンドとしては、かなりの成功を収めた。後期に入ると、Xのサウンドはパンク・ロックから徐々に離れていってしまう。バンドは1986年に解散するが、1990年代以降も何度か再結成されている。一般によく知られている曲としては、映画『メジャー・リーグ』で使用され、プロレスラー大仁田厚の入場テーマ曲にもなったThe Wild Onesのカヴァー、『恋はワイルド・シング(Wild Thing)』がある。
メンバー
- Exene Cervenka - ボーカル
- John Doe - ボーカル、ベース
- Billy Zoom - ギター
- DJ Bonebrake - ドラム
- Tony Gilkyson - ギター(脱退した Zoom の代わりに加入)
ディスコグラフィー
- 1980年 - Los Angeles
「ローリングストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・アルバム500」において第287位[1]。
映画
- 『蜃気楼ハイウェイ』(1992)-John Doeが主演している。ビースティ・ボーイズのアダム・ホロヴィッツと共演している。
- 『ブギー・ナイツ』(1997)-John Doeはカメオ出演。
その他、TVシリーズ『ロズウェル』にもJohn Doeが出演しており、俳優としても活躍している。
外部リンク
- X The Band-Official Website