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X-36 (航空機)

X-36

展示されているX-36

X-36は、マクドネル・ダグラス(現ボーイング)社とNASAが開発した垂直尾翼を持たない無人の戦闘機機動研究機である。

概要

統合打撃戦闘機計画への参加を見越した、次世代戦闘機『アドヴァンスド・ファイター』としての研究のために開発された機体で、予算の問題からフルスケールの機体は製造されておらず、実機の28%程の大きさのリモート・コントロール・システムを使用した無人研究機が製作されたのみである。

計画は1994年から開始され、1996年3月に1号機が完成。初飛行は1997年5月17日に、テストパイロットである(ラリー・ウォーカー)の遠隔操縦で行われた。1997年11月12日に行われた31回目の飛行をもって研究は終了し、現在は2003年6月16日から国立アメリカ空軍博物館に展示されている。

ステルス性と高機動性を両立させるという研究目的で開発されたエンテ型の機体であり、主翼は(クランクド・アロー翼)を採用。機体前方の(カナード翼)とスプリット・エルロンおよびエレボンによって機動力を得ている。また、垂直尾翼がないため(ドラッグ・ラダー)と先進デジタル・フライ・バイ・ワイヤによる制御でピッチ及びヨー軸の安定化を図っている。推力偏向機構は横移動の制御のみ賄う。操縦は地上にある仮想コックピットから、ダミーキャノピーに内蔵されたビデオカメラからの映像を見ながら行う。

その機動性はF/A-18を上回るほどと言われており、テスト飛行中には40度の迎え角飛行に成功している。

仕様

 
飛行中のX-36。ヨー安定のためドラッグ・ラダーをわずかに開いているのが確認できる。

出典: National Museum of the U.S. Air Force[1]、『Xの時代』p68

諸元

性能

  • 最大速度: 376 km/h (234 mph)
  • 実用上昇限度: 6,000 m (20,000 ft)
  • 推力重量比: 0.56


(テンプレートを表示)
  使用されている単位の解説は(ウィキプロジェクト 航空/物理単位)をご覧ください。

登場作品

エアフォースデルタ
『(ストライカーズ1999)』
自機の一つとして登場。「ウォーロイド」と呼ばれるロボットに変形する。
エースコンバット3 エレクトロスフィア
本機をモデルにした「XFA-36A ゲイム」が登場している。

出典

  • 『Xの時代―未知の領域に踏み込んだ実験機全機紹介』((文林堂)、2004年 (ISBN 978-4893191175))p68、69

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “NASA/Boeing X-36” (英語). National Museum of the U.S. Air Force. アメリカ空軍. 2008年3月22日閲覧。

関連項目

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