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WRECKAGE

WRECKAGE』(レッケイジ)は、日本のロックバンド THE STREET SLIDERS 通算12枚目のスタジオ録音盤である。1995年4月21日Epic/Sony Recordsより発売。

WRECKAGE
THE STREET SLIDERSスタジオ・アルバム
リリース
録音 1994年後半
ジャンル
時間
レーベル
チャート最高順位
  • 週間-位(オリコン
  • 登場回数-回(オリコン)
THE STREET SLIDERS アルバム 年表
  • RARE TRACKS
  • (1992年 (1992)
  • WRECKAGE
  • (1995年 (1995)
  • GET THE GEAR
  • (1995年 (1995)
『WRECKAGE』収録のシングル
  1. 「WAVE'95」
    リリース: 1995年8月2日 (1995-08-02)
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解説

  • バンドの無期限活動休止[注釈 1]から4年半のブランクがあったにも関わらず、作品としての質が高く、評価とCDセールスの面でも一定の功績を得られたアルバムである[2]
  • 《TOUR 不滅》[注釈 2]の始まる半年から一年ほど前に4人で集まり、HARRYが書き溜めていた未発表の新曲を中心に、4人でスタジオ・セッションしてアルバムとして行けそうな感触を得た[3]
  • 《TOUR 不滅》は『WECKAGE』の新曲を中心にセットリストを組み、アルバムの曲の半分はツアーを重ねながら練られたもの。ツアー明けにレコーディングに入った[3]
  • 《…アルバム全体として見ると、かなり絞り込まれている印象はある。HARRYの曲自体が、やっぱり(精神的に)ヘヴィなものが多かったし。自分なりに(…中略)潜り込んでいかなければならなかった[3]
  • このアルバムはレコーディング作業が少なく、そのテイクで音を決めてしまう方法をとっている為、集中力とテンションの高い緊張感を持った作品になっている。土屋の言葉では《曲がそうさせた》[3]
  • 《今まで10枚以上のアルバムを出してきたけど、その流れのままには作っていないというか、一度断ち切られているんですよ。(…中略)今のスライダーズの新しいフィーリングといってもいいと思いますね[3]
  • 《…4人でやりきったと思う。(…中略)それぞれ皆んなの中の深いところから出て来ていたと思う。緊張感もあったし、すごく重かったけど、ハッピーだったんですよね。(活動を)休止しようと決めた時、バンドに足りなかったことはそういうことだったと思います[3]
  • この作品でJoy-Popsとしての曲づくりは不滅ツアーの後から始められた。共作した曲をいくつか増やしたいということでふたりでアイデアがまとめられた。
  • (4年半前と同じような関係で共作できたか?)「…そんなに違いはないと思う(中略)不思議な感覚がある。今回、今までと少し違うと言えば、“HARRYの声でブルースが聴きたい”気持ちがありましたね」[3]
  • 「…オレが感じたのは、ZUZUやJAMESのスライダーズの音楽に対しての誠実な答えの出し方。それが演奏から伝わってきましたから。(中略)独特なウネリが出ていると思いますよ」[3]
  • (セルフプロデュースについて)「…4人の中にスライダーズを取り戻すっていうことがありましたからね。だから(プロデューサーをたてる)必要性は感じなかった。今回のレコーディングはゲスト・プレーヤーもいないし、ダビングもすごく少なかった」[3]

収録曲

  1. WAVE '95(6:11)
    Words & Music by Hiro Murakoshi
    バンド活動が休止になり、一人で籠っていた時期に書かれた曲。その時は《何かやらないとしょうがないだろうなぁ》という心境だったという[4]
  2. BABY BLUE(5:33)
    Words & Music by Hiro Murakoshi
    村越の曲に多く見られる“呑んだくれの唄”だが、アルバム『NASTY CHILDREN』の頃に作られた為か、歌詞と対照的にどこか軽やか[4]
  3. WASTIN' TIME(4:23)
    Words & Music by Hiro Murakoshi
    活動休止中に書かれた曲[4]。《一人だと何も出来ねえ》という、村越の心境がストレートに出ている。
  4. 聖者のラプソディー(5:51)
    Words & Music:Joy-Pops
    冒頭の歌詞は土屋で随分以前からあったものだが、このアルバムの為に新たに曲をつけた。《…“Angel Duster”を何年か経って別の見方で捉え直したような曲[4]
  5. どしゃ振り雨に洗われて(5:34)
    Words & Music:Joy-Pops
    活動休止中に書いた歌詞が先にできた。3コードのブルースのようだが、最初はブギーだった。セッションの中でミディアム・スローにしようということになり、この形に落ち着いた[4]
  6. D.D.DANCE(6:02)
    Words & Music:Joy-Pops
    1994年のツアースペシャルのタイトルにもなった、ダンス・ナンバー。
  7. FEEL SO SAD(4:43)
    Words & Music:Hiro Murakoshi
    村越は《まとまりにくい気がしてあまり得意ではないタイプ》と話すブルージーなバラード[4]。デビュー前のライブ映像が、プロモーションビデオに使用された。
  8. 日暮し(5:01)
    Words & Music:Hiro Murakoshi
    3曲目となるレゲエタイプの曲。この曲は「Baby, 途方に暮れてるのさ」に近く、歌詞が活動休止期間中の村越の隠遁生活を赤裸々に歌っているように聴こえる[4]
  9. WHERE DO I GO(5:44)
    Words & Music:Hiro Murakoshi
    歌詞は『NASTY CHILDREN』の時にできたものだが、“どん詰まりになった時どうしたらいいのか。なんとかそこから抜け出したい…”という村越の思いがタイトルにも表れている[4]
  10. 陽炎の道(6:13)
    Words & Music:Hiro Murakoshi
    『NASTY CHILDREN』の頃に書かれた曲。村越の散文的な歌詞と土屋が踏むワウの音が印象的なバラード。

クレジット

  • THE STREET SLIDERS are:
  • Produced & Arranged:THE STREET SLIDERS
  • Associate Producer:Tatsuya Sakamoto
  • Recorded & Mixed:Tatsuya Sakamoto
  • Assisted:Motonori Sasaki, Ryo Sano, Yoshinori Sakuma
  • Mastered:Mitsukazu Tanaka
  • Recorded & Mastered at:SONY MUSIC 信濃町スタジオ
  • Mixed at:BAY BRIDGE STUDIO
  • Directed:Shintaro Yamamoto
  • Assist:Ryoichi Sugiura
  • Promosion:Akihito Nagashima
  • Artist Producer:Emi Ito
  • Instrumental tec.:Koji Yamaguchi
  • Art Direction & Design:Norio Tanaka
  • Assistant:Yasuhiro Sugai
  • Photography:Katsuo Hanzawa
  • Styling:Eriko Higuchi
  • Hair & Make up:Kiyomi Yoshikawa
  • Phototypesetting:Kimio Tsubaki
  • Executive Produced:Ikuro Meguro

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 1991年2月〜無期限の活動を休止していた。
  2. ^ 《TOUR 不滅》1994年4月〜全国30カ所

出典

  1. ^ “THE STREET SLIDERS/レッケイジ” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2021年5月4日閲覧。
  2. ^ インタビュー:山崎洋一郎「やりますよ、来年も!」、P61、『ROCKIN'ON JAPAN』、株式会社ロッキング・オン、1996年1月 vol.107。
  3. ^ a b c d e f g h i インタビュー阿部康宏「土屋公平・BADな状況から逃げ出さずにやってきたことを誇りに思っています」、P9-12、『Rockin'f』、立東社(発売当時。現アポロコミュニケーション)、1995年。
  4. ^ a b c d e f g h インタビュー:佐藤健「THE STREET SLIDERS 4年4ヶ月振りの新作、緊急取材!!」、『ROCKIN'ON JAPAN』、株式会社ロッキング・オン、1995年。

外部リンク

SonyMusicShop
  • WRECKAGE
SLIDERS-TOP (公式ホームページ)
  • SLIDERS DISCOGRAPHY 1995〜2001  – DISCOGRAPHY

WRECKAGE
wreckage, レッケイジ, 日本のロックバンド, street, sliders, 通算12枚目のスタジオ録音盤である, 1995年4月21日にepic, sony, recordsより発売, street, sliders, スタジオ, アルバムリリース1995年4月21日, 1995, 録音1994年後半ジャンルj, popロック時間55分04秒, レーベルepic, sony, recordsescb, 1588チャート最高順位週間, オリコン, 登場回数, オリコン, street, sliders,. WRECKAGE レッケイジ は 日本のロックバンド THE STREET SLIDERS 通算12枚目のスタジオ録音盤である 1995年4月21日にEpic Sony Recordsより発売 WRECKAGE THE STREET SLIDERS の スタジオ アルバムリリース1995年4月21日 1995 04 21 録音1994年後半ジャンルJ POPロック時間55分04秒 1 レーベルEpic Sony RecordsESCB 1588チャート最高順位週間 位 オリコン 登場回数 回 オリコン THE STREET SLIDERS アルバム 年表RARE TRACKS 1992年 1992 WRECKAGE 1995年 1995 GET THE GEAR 1995年 1995 WRECKAGE 収録のシングル WAVE 95 リリース 1995年8月2日 1995 08 02 テンプレートを表示 目次 1 解説 2 収録曲 3 クレジット 4 脚注 4 1 注釈 4 2 出典 5 外部リンク解説 編集バンドの無期限活動休止 注釈 1 から4年半のブランクがあったにも関わらず 作品としての質が高く 評価とCDセールスの面でも一定の功績を得られたアルバムである 2 TOUR 不滅 注釈 2 の始まる半年から一年ほど前に4人で集まり HARRYが書き溜めていた未発表の新曲を中心に 4人でスタジオ セッションしてアルバムとして行けそうな感触を得た 3 TOUR 不滅 は WECKAGE の新曲を中心にセットリストを組み アルバムの曲の半分はツアーを重ねながら練られたもの ツアー明けにレコーディングに入った 3 アルバム全体として見ると かなり絞り込まれている印象はある HARRYの曲自体が やっぱり 精神的に ヘヴィなものが多かったし 自分なりに 中略 潜り込んでいかなければならなかった 3 このアルバムはレコーディング作業が少なく そのテイクで音を決めてしまう方法をとっている為 集中力とテンションの高い緊張感を持った作品になっている 土屋の言葉では 曲がそうさせた 3 今まで10枚以上のアルバムを出してきたけど その流れのままには作っていないというか 一度断ち切られているんですよ 中略 今のスライダーズの新しいフィーリングといってもいいと思いますね 3 4人でやりきったと思う 中略 それぞれ皆んなの中の深いところから出て来ていたと思う 緊張感もあったし すごく重かったけど ハッピーだったんですよね 活動を 休止しようと決めた時 バンドに足りなかったことはそういうことだったと思います 3 この作品でJoy Popsとしての曲づくりは不滅ツアーの後から始められた 共作した曲をいくつか増やしたいということでふたりでアイデアがまとめられた 4年半前と同じような関係で共作できたか そんなに違いはないと思う 中略 不思議な感覚がある 今回 今までと少し違うと言えば HARRYの声でブルースが聴きたい 気持ちがありましたね 3 オレが感じたのは ZUZUやJAMESのスライダーズの音楽に対しての誠実な答えの出し方 それが演奏から伝わってきましたから 中略 独特なウネリが出ていると思いますよ 3 セルフプロデュースについて 4人の中にスライダーズを取り戻すっていうことがありましたからね だから プロデューサーをたてる 必要性は感じなかった 今回のレコーディングはゲスト プレーヤーもいないし ダビングもすごく少なかった 3 収録曲 編集WAVE 95 6 11 Words amp Music by Hiro Murakoshi バンド活動が休止になり 一人で籠っていた時期に書かれた曲 その時は 何かやらないとしょうがないだろうなぁ という心境だったという 4 BABY BLUE 5 33 Words amp Music by Hiro Murakoshi 村越の曲に多く見られる 呑んだくれの唄 だが アルバム NASTY CHILDREN の頃に作られた為か 歌詞と対照的にどこか軽やか 4 WASTIN TIME 4 23 Words amp Music by Hiro Murakoshi 活動休止中に書かれた曲 4 一人だと何も出来ねえ という 村越の心境がストレートに出ている 聖者のラプソディー 5 51 Words amp Music Joy Pops 冒頭の歌詞は土屋で随分以前からあったものだが このアルバムの為に新たに曲をつけた Angel Duster を何年か経って別の見方で捉え直したような曲 4 どしゃ振り雨に洗われて 5 34 Words amp Music Joy Pops 活動休止中に書いた歌詞が先にできた 3コードのブルースのようだが 最初はブギーだった セッションの中でミディアム スローにしようということになり この形に落ち着いた 4 D D DANCE 6 02 Words amp Music Joy Pops 1994年のツアースペシャルのタイトルにもなった ダンス ナンバー FEEL SO SAD 4 43 Words amp Music Hiro Murakoshi 村越は まとまりにくい気がしてあまり得意ではないタイプ と話すブルージーなバラード 4 デビュー前のライブ映像が プロモーションビデオに使用された 日暮し 5 01 Words amp Music Hiro Murakoshi 3曲目となるレゲエタイプの曲 この曲は Baby 途方に暮れてるのさ に近く 歌詞が活動休止期間中の村越の隠遁生活を赤裸々に歌っているように聴こえる 4 WHERE DO I GO 5 44 Words amp Music Hiro Murakoshi 歌詞は NASTY CHILDREN の時にできたものだが どん詰まりになった時どうしたらいいのか なんとかそこから抜け出したい という村越の思いがタイトルにも表れている 4 陽炎の道 6 13 Words amp Music Hiro Murakoshi NASTY CHILDREN の頃に書かれた曲 村越の散文的な歌詞と土屋が踏むワウの音が印象的なバラード クレジット 編集THE STREET SLIDERS are Hiroaki Murakoshi Vo Gt Kohey Tsuchiya Gt Vo Yoji Ichikawa Ba Vo Masao Suzuki Dr amp Per Produced amp Arranged THE STREET SLIDERS Associate Producer Tatsuya Sakamoto Recorded amp Mixed Tatsuya Sakamoto Assisted Motonori Sasaki Ryo Sano Yoshinori Sakuma Mastered Mitsukazu Tanaka Recorded amp Mastered at SONY MUSIC 信濃町スタジオ Mixed at BAY BRIDGE STUDIO Directed Shintaro Yamamoto Assist Ryoichi Sugiura Promosion Akihito Nagashima Artist Producer Emi Ito Instrumental tec Koji Yamaguchi Art Direction amp Design Norio Tanaka Assistant Yasuhiro Sugai Photography Katsuo Hanzawa Styling Eriko Higuchi Hair amp Make up Kiyomi Yoshikawa Phototypesetting Kimio Tsubaki Executive Produced Ikuro Meguro脚注 編集 脚注の使い方 注釈 編集 1991年2月 無期限の活動を休止していた TOUR 不滅 1994年4月 全国30カ所 出典 編集 THE STREET SLIDERS レッケイジ 日本語 TOWER RECORDS ONLINE タワーレコード株式会社 2021年5月4日 閲覧 インタビュー 山崎洋一郎 やりますよ 来年も P61 ROCKIN ON JAPAN 株式会社ロッキング オン 1996年1月 vol 107 a b c d e f g h i インタビュー阿部康宏 土屋公平 BADな状況から逃げ出さずにやってきたことを誇りに思っています P9 12 Rockin f 立東社 発売当時 現アポロコミュニケーション 1995年 a b c d e f g h インタビュー 佐藤健 THE STREET SLIDERS 4年4ヶ月振りの新作 緊急取材 ROCKIN ON JAPAN 株式会社ロッキング オン 1995年 外部リンク 編集SonyMusicShopWRECKAGESLIDERS TOP 公式ホームページ SLIDERS DISCOGRAPHY 1995 2001 DISCOGRAPHY この項目は アルバムに関連した書きかけの項目です この項目を加筆 訂正などしてくださる協力者を求めています P 音楽 PJアルバム https ja wikipedia org w index php title WRECKAGE amp oldid 85308706 から取得, ウィキペディア、ウィキ、本、library、

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