ハードウェア 本体色は白。電源スイッチの他にゲームを中断するポーズボタンがある。
コントローラには、本体一体型のジョイスティック形式が採用された。左手で本体向かって左の取っ手をつかみ、右手でT字型のジョイスティックを握るかたちとなる。ボタンは2つあり、左の取っ手とジョイスティックのそれぞれ親指で押せる位置に付いているが、どちらも同じ入力で内部的には1ボタンである。コントローラの増設は出来ず、2人プレイするときは交替することになる[2]
当初、学研ではホビーパソコンとゲーム専用機を同時開発していたが、結果的に市場に投入されたのはゲーム専用機である本機のみとなった[3]。本体価格が安価に抑えられているのは、カセットビジョンと同様にCPUを本体側に持たせていないためで、代わりにCPUとメモリ(ROMとRAM)と周辺回路が一つのチップになっているワンチップマイコンの(MC6801)がゲームカートリッジに搭載されている[2][1]。
仕様 - CPU:カートリッジ側にワンチップマイコンMC6801が搭載
- VDP:MC6847 Video Display Generator
- テキスト表示 32桁×16行
- グラフィック表示 256×192ドット 2色 または 128×192ドット 4色
- スプライトやPCG、ハードウェアスクロールなどのゲーム向けの機能はない。NECのパソコンPC-6001と同一の画像表示LSI。
- RAM:2KB
- サウンド:あり(詳細不明)
- コントローラ:T字型スティック + 1ボタン、独立ポーズボタン
ソフトウェア ソフトは6種類が発売された[1]。各3,800円[2]。
- エキサイトインベーダー
- ミスターボム
- ロボタンウォーズ
- 地対空大作戦 - スーパーコブラの移植
- フロッガー
- 市街戦200X年
脚注 - ^ a b c コアムックシリーズNO.682『電子ゲーム なつかしブック』p.61.
- ^ a b c d 山崎功『家庭用ゲーム機コンプリートガイド』主婦の友インフォス情報社、2014年、pp.58、145
- ^ a b テレビゲームファーストジェネレーション 第2回:TVゲームグラフティー[〜1984年日本編] ファミ通.com 2012年12月14日
関連項目 ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。