» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

SILENT HILL: DOWNPOUR

Silent Hill: Downpour』(サイレントヒル ダウンプア)は、コナミデジタルエンタテインメントから発売されたPlayStation 3ゲームソフト。『サイレントヒル』シリーズの8作目に当たる(『プレイノベル サイレントヒル』と『SILENT HILL: THE ARCADE』を含めれば第10作目)。

Silent Hill: Downpour
ジャンル ホラーアドベンチャー
対応機種 PlayStation 3
Xbox 360(日本国外)
Microsoft Windows(日本国外)
開発元 (Vatra Games)(英語版)
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
人数 1人
発売日 2012年11月8日
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
売上本数 PlayStation 3
21,103本[1]
(テンプレートを表示)

概要

本作はシリーズ初となるオープンワールドのシステムを採用しており、その自由度はシリーズで最も高い。また、操作性が一新されている。 武器の制限があり、全ての打撃武器は使用するといずれは壊れてしまう他、武器は銃の他に一つしか持ち歩けない。 『ホームカミング』で採用された「回避」の代わりに、今作ではガードができる。また、『シャッタードメモリーズ』で採用された、追跡者を妨害する為に障害物を倒したり、後ろを振り向くといった行動も行える。 その為、海外の開発会社に移行して以降の作品の集大成的な作品とも言える。

難易度は『ホームカミング』に匹敵するほど高く、タイミングよくガードしなければ反撃を受けてしまう。

登場人物

マーフィー・ペンドルトン:Murphy Pendleton/男/40代
ライアル刑務所に収容されている囚人の一人で、多くの看守たちから嫌われていた。
凶悪犯罪者向けのウェイサイド刑務所に移送される途中で事故が起き、そのどさくさに紛れて逃走し、サイレントヒルにたどり着いた。
教団(The Order)が運営する孤児院出身。
エンディングによって設定や結末は大きく異なっている。
アン・マリー・カニンガム:Anne Marie Cunningham/女
マーフィーを探すウェイサイド刑務所の看守。本作のヒロイン的存在であり、それと同時に、主人公マーフィーの敵対者でもある。
マーフィーにただならぬ恨みを抱いており、執拗に彼を追跡する。
最後はブギーマンと化したマーフィーと対決する。
アン・マリー(ボス):Anne Marie
本作の実質的な最終ボス。復讐のため、ブギーマンと化したマーフィーと対決する。拳銃での銃撃のほか、プリズナー・ジャガーノートの集団をけしかけるといった行動も起こすが、人間であるため、耐久力は低い。
ハワード・ブラックウッド:Howard Blackwood/男
サイレントヒル周辺の地理に詳しい黒人の郵便配達員。
マーフィーの行く先々に現れては、助言を残して消えていく。
RPG『ブックオブメモリーズ』にも登場する。
ジョージ・スーエル:George Sewell/男
ライアル刑務所の看守で、目的の為なら手段を選ばない危険な人物。言葉巧みに囚人を懐柔しつつ、所内で数々の汚職を行っている。マーフィーに対してネイピアに復讐する機会を与える取引を持ちかけており、その見返りとしてフランクを殺させようとした。
フランク・コールリッジ:Frank Coleridge/男
時折、幽霊のように鏡の中に現れ、マーフィーに助言をあたえる人物。
その正体はライアル刑務所でかつて看守を務めていたアンの父親。優秀で正義感が強く、また受刑者にも敬意を持って接する心優しい人物だった。しかし、それゆえに汚職を働いていたスーエルにとって邪魔な存在になったため、マーフィー、或いはスーエルによって瀕死の重症を負わされてしまう。その結果、植物状態になって車椅子生活を余儀なくされ、アンの介護の末に亡くなっている。
パトリック・ネイピア:Patrick Napier/男/収監時42歳
ライアル刑務所の囚人の一人で、太った金髪の白人男性。かつてはマーフィーの隣人だった。ダニエルという8歳の少年の誘拐、性的暴行、および殺人で逮捕され、終身刑を言い渡される。独房に収監されていたため本来ならばマーフィーの手が届かない相手だったが、スーエルの手引によってバスルームでマーフィーに待ち伏せされ、瀕死の重症を負わされた。
彼もまたエンディングによって設定が異なっており、いずれもマーフィー、或いはスーエルによってすでに殺されている。
彼とのバスルームでの対決は、戦闘のチュートリアルとなっており、どんなに攻撃を受けても決して反撃することはなく、助けを求めて逃げ回るのみである。
DJ ボビー・リックス:DJ Robert "Bobby" Ricks/男/30代
サイレントヒルにある海賊ラジオ局のディスクジョッキーをしている黒人男性。本名は「ロバート」で、ボビーは愛称。マーフィーへ捧げる曲を流している。
マーフィー、アンと会話中にスクリーマーの集団に襲われ、行方不明となる。
J.P.セイター:John P. Sater/男
かつてデビルズピットの子供列車の運転手をしていたが、失業して以来、デビルズピット周辺をうろついてはそこへ訪れる人物にその土地の歴史を話している。
酒に酔ったままアトラクションの列車を動かして事故を起こしてしまい、乗車していた子供達を死なせてしまった過去を持つが、自らの罪から目を背けている。
マーフィーと再会後、崖から身投げした。
修道女:Nun/女
教会にいたシスター。何故かマーフィーと会話が噛み合わない。教団の一員であると推測できるが、本名を含めて詳細は不明である。
男の子:The Boy
教会で出会う少年。
マーフィーをブギーマンであると言い、外へ出ようとしない。
後にマーフィーと再会するが、ブギーマンに首を折られて死亡した。
どことなくチャーリーに似ている。
女の子:The Girl
「男の子」にマーフィーがブギーマンであると教えた少女。男の子曰く、「いつも泣いているけど物知り」。マーフィーから逃げ回る。
屋根裏でホイールマンと会話した後に、行方不明となる。
アン・マリーの幼い頃の姿であると推測できるが、詳細は不明である。
チャーリー・ペンドルトン:Charlie Pendleton/男
マーフィーの息子。数年前に死亡しているが、死亡した原因はエンディングによって大きく異なる。
キャロル・ペンドルトン:Carol Pendleton/女
マーフィーの離婚した妻。マーフィーの回想と、Dエンディングにのみ登場する。チャーリーの死をきっかけに、マーフィーは彼女から絶縁されている。
リチャード・サンチェス
マーフィーと共に移送された囚人。ダイナーの地下でスクリーマーを殴っていたが、人間の女を痛めつけていると勘違いしたマーフィーに邪魔をされ、彼を押さえつけている隙にスクリーマーに喉を切り裂かれ死亡した。
ホーマー爺さん
地下通路で生活している老人のホームレス。彼の要求するものを手渡すと、近道を教えてくれるが、最後は衰弱死する。
M.クーンズ
ウェイサイド刑務所の刑務官。護送バスを運転していたが、事故の際に行方不明となる。
ウィリィス
ライアル刑務所の看守。
ホイールマン:Wheelman
マーフィーの行く先々に現れる、車椅子に座り生命維持装置に繋がれた怪人。様々な場所に車椅子の車輪の後を残し、フランクやハワードと同様にマーフィーを導くかのように行動する。
裏世界の最深部にて、巨大な怪物の姿でマーフィーの前に立ちはだかる。4つの巨大な生命維持装置と繋がっており、それらを全て破壊すると倒すことができる。
その正体は、アン・マリーの亡き父親フランクが、異世界で怪物と化した姿。生命維持装置や車椅子は、暴行を受け、寝たきりの状態になったフランクの姿を思わせる。戦闘の際にマーフィーに生命維持装置を破壊されて死亡するが、エンディングによっては復活する。
ブギーマン:Bogeyman
三メートル近くの巨体を持つ怪人。S10ガスマスクと黒いレインコートゴム長靴と厚手のゴム手袋で全身を覆い隠している。身の丈ほどもある大きなハンマー(ブギーマンハンマー)を手に、マーフィーの行く先々に現れる。
巨大なハンマーを振り回したり、ハンマーで地面を叩き地割れを起こす等の怪力に加え、一定のダメージを受けて片膝をついても、数秒後にダメージが全快するほどの回復能力も併せ持つ。
マーフィーと直接戦う機会は二回あり、一度目はどれほど攻撃を加えても倒すことはできず、一定時間が経過するか、スクリーマーを二体倒すことで退散する。二度目の戦闘では倒すことができる。
最後は片膝をついたところでマーフィーにハンマーを奪われ、それによって撲殺された。
物語の最終局面で、マーフィー自身がブギーマンと化してしまいアン・マリーと対決する(つまり、プレイヤーがブギーマンを操作する)。
マーフィーが倒さなければならない存在である。

登場する敵

クリーチャー

スクリーマー(Screamer)
口が大きく裂けているドレスを着た女性型クリーチャー。金切り声をあげて襲ってくる。くらうと耳をふさいで動けなくなってしまう叫び声をあげたり、拳から突き出た釘のような爪で切り付けてくる。背中を見せると後ろからしがみついてくることもある。
ウィーピングバット(Weeping Bat)
サイレントヒルに昔から生息していた人型の動物。全身が白く、大柄。天井を自由に這うことができ、頭上からも攻撃を仕掛けてくる。
プリズナー・ミニオン(Prisoner Minion)
矯正器具のように金具で不気味な笑みを強制されている男性型クリーチャー。上半身が裸で、入れ墨がある。刃物を持った個体も存在し、スクリーマーよりも動きが複雑で読みにくく、体力も高い。
プリズナー・ジャガノート(Prisoner Juggernaut)
プリズナー・ミニオンの親玉。ミニオンよりも一回り大柄で、鉄柵を破る程の怪力を持つ。ジャガノートを倒すと近くのミニオンも死ぬが、倒すのは困難。
ドール(Doll)
大きく裂けた口と人形のような外見が特徴の女性型クリーチャー。本体とは別に攻撃を担う透明の影がおり、ドール本体は攻撃をせず、マネキンの様にほぼ動かない。笑い声をあげて襲ってくる影は紫外線ライトで照らすことでその姿を視認できる。
トーメンティド・ソウル(Tormented Soul)
ボイドの追跡を遅らせる為に利用する、格子に閉じ込められた異形のクリーチャー。
ウォールコープス(Woll Corpse)
両手足がない人型クリーチャー。壁や円盤に磔にされており、腹から攻撃力のある血を吹き出す。
パトカー
サイドクエストに登場する、ボロボロになった真っ黒なパトカー。運転者は存在せず、複数のスクリーマーを召喚する。配車機で召集を掛ければ消滅する。
モノクルマン
デビルスピットの終点近くに現れた、巨大な片眼鏡の顔。「乗り心地はどうだった?マーフィー」という台詞を発する。
ボイド(Void)
裏世界にのみ出現する、赤黒い光のような怪物。最初に遭遇する敵でもある。周囲の物質と空間全てを吸い込みながらマーフィーを執拗に追跡してくる。倒すことはできないため、障害物を倒して進行を遅らせつつ、追ってこなくなる場所まで逃げるしか対処法はない。

ボス

(ブギーマン)(Bogeyman)
上記を参照。
ホイールマン(Wheelman)
上記を参照。
本作では数少ないボスクリーチャーの一体である。
アン・マリー・カニンガム
上記を参照。

武器

片手武器

両手武器

投擲武器

銃器

アイテム

携帯用救急キット
体力を少し回復する。
ライト
本作のライトは手持ちタイプで、胸ポケットではなく腰に装着する。また、紫外線ライトも登場する。
無線機
前作『ホームカミング』と同様に、敵が近くに存在するとノイズを発する。『1』『2』『3』『ゼロ』における、携帯ラジオと同じ役割。
教団のマーク
時計塔の裏世界や、教会などで度々目にする紋章。教団のシンボルマーク的存在である。
ロビー
シリーズお馴染みのウサギのマスコットキャラクター。二週目以降、赤と青の蝋燭の近くの地面をシャベルで掘ると入手できる。

エンディング

今作のエンディングは途中で「崖から落ちそうになったアンを助けようとした」、「セイターの自殺の際に引き留めた」、などの人を助ける選択をしたか否か、ラストバトルでアンを殺したか否かで分岐する。またクリーチャーの殺害数も多少ながら影響する。

エンディングA「許し」
マーフィーは息子の仇であるネイピアにとどめを刺せなかった。フランクも殺していない。どちらも殺したのはスーエルだった。アンは無線で「マーフィーは死んだ」と嘘の報告をし、見逃されたマーフィーはどこかへと去って行く。
人を助ける選択をし、アンを殺さなかった場合のエンディング。
エンディングB「真実と正義」
父の仇はマーフィーではなかった。真実を知ったアンは彼を見逃し、真の仇であるスーエルに復讐を遂げる。
人を助ける選択をせず、アンを殺さなかった場合のエンディング。
エンディングC「ループ」
マーフィーはフランクを殺しており、アンもまた殺した。自身の罪を認めないマーフィーは、死ぬことも出来ずサイレントヒルに囚われ続ける。
人を助ける選択をし、アンを殺した場合のエンディング。
エンディングD「執行」
マーフィーは児童誘拐殺人の犯人であり、息子もフランクも殺した極悪人だった。スーエルに見届けられながら死刑が執行される。
人を助ける選択をせず、アンを殺した場合のエンディング。
エンディングE「ドッキリ!」
マーフィーが刑務所から脱獄すると、何故かそこでは歴代のサイレントヒルキャラ(クリーチャー含む)達がサプライズパーティーの用意をしていた。マーフィーは半ば呆れながらも嬉しそうに笑みを浮かべる。
過去作の「UFOエンディング」にあたるおふざけエンディング。二週目以降に登場するサイドクエスト「過去の究明」をクリアすると分岐する。
エンディングF
物語冒頭と立場が入れ替わり、アンは囚人として看守のマーフィーに移送される。
ラストバトルで敗北した場合のエンディング。

トリビア

・『サイレントヒル』一作目の重要なボスキャラクターが描かれた絵画が飾られている。

・『サイレントヒル ゼロ』のトラビスが運転していたのと同じデザインのトラックが町中に停車している。

・『サイレントヒル ホームカミング』の主人公の家の写真が登場する。

・特定の条件で『サイレントヒル4』の舞台となったヘンリーの住むサウスアッシュフィールドの302号室に実際に入って探索できる。

・『サイレントヒル』の初代テーマソングが聞ける場所がある。

・過去作に登場したオマケアイテムなどがステージ中に隠されている。

脚注

  1. ^ 『ファミ通ゲーム白書2013 補完データ編(分冊版)』エンターブレイン、2013年。 

外部リンク

  • サイレントヒル ポータルサイト
  • SILENT HILL : DOWNPOUR
  • SILENT HILL (@silenthill_jp) - Twitter
ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。