RSKラジオニュース（アールエスケイラジオニュース）とは、RSKラジオで放送されている岡山県のローカルニュース番組である。2009年4月1日より、これまでの『山陽新聞ニュース』の名称を当番組に改題する形でスタートしている。
本項目では、『RSKラジオニュース』の名称以外で放送されるスポットニュース、および天気予報・交通情報についてもあわせて触れることにする。
概要
- 平日は朝・昼・夕方に放送されるワイド番組に内包される形で放送されるが、土曜・日曜は単独番組として放送されることが多い。放送時間は正午のニュースが8分程度、18時のニュースが7分程度、それ以外の時間帯は4分程度である。なお、単独番組として放送される場合は天気予報を含めて9分程度の放送である。
- 全国ニュースは基本的に2項目で、外信記事の場合には必ず『共同通信によりますと』の文言で始まる。それに続いて『山陽新聞ニュース』としてローカルニュースが1項目放送される。
- RSKラジオの放送エリアは岡山県のみであることから、香川県関連のニュースは原則として全国ニュースでの扱いになる[1]。RSKテレビが、放送エリアである岡山県・香川県関連のニュースをいずれもローカルニュースで取り扱っているのとは対照的である。
- 11時のニュースは『11時のニュースヘッドライン』として放送。当該時間帯のみ全国ニュースはヘッドライン方式で3項目を短く伝えている。なお、ローカルニュースはヘッドライン方式ではなく通常の形式で放送される。また、RSK山陽放送に新人アナウンサーが入社した場合、当該時間帯で5月中旬に『初鳴き』（番組デビュー）を行う（新人アナウンサーの当該時間帯でのニュース読みは基本的に6月下旬まで）。
放送時間
基本的に正時スタートが原則だが、次番組の都合で正時以外の開始となる場合がある。2021年3月27日までは土曜 8:55[2]にもニュース枠があったが、現在は廃枠となっている。
単独番組として放送する場合は太字で表示
- 平日…7:05・7:50・9:00・11:00（『朝耳らじお55』内包）• 12:00・14:00・15:00・16:00（『表町LIVE! あもーれ!マッタリーノ』内包）・18:00（『おかやまニュースの時間』内包）
- 土曜…7:00・11:00・12:00（『国司と武田の土曜番長』内包）・16:00
- 日曜…7:00・12:00・16:00
正時以外のスポットニュース
- 上記の『RSKラジオニュース』とは別に、『ニューススクランブル』と称したスポットニュースが挿入される。2020年7月現在、月曜 - 金曜 8:15頃及び木曜・金曜 9:35頃にそれぞれ放送されている。内容は、全国ニュース2本を短めに伝えるもので、ローカルニュースは基本的に取り扱わない。2020年3月までは月曜 - 水曜 9:35頃と月曜 - 金曜 11:30頃にも放送されていたが、現在は廃止されている。
- かつては、昼のワイド番組内でも『RSKニュースフラッシュ』（アールエスケイニュースフラッシュ、内容は『ニューススクランブル』と同じ）という名称で13:20頃と14:35頃に放送されたことがあったが、月曜 - 木曜は2015年9月に終了。金曜のみ引き続き放送されたが、『あもーれ!マッタリーノ』の放送が『RSKらじお本舗』からの公開生放送に切り替えたことから、2017年3月をもって終了した。
担当キャスター
- 基本的にRSKアナウンサーが持ち回りで担当するが、時間帯によってはRSKパーソナリティが担当する場合がある（平日 9:00を担当する畠山洋子はRSKパーソナリティ）。
- 『おかやまニュースの時間』以外のワイド番組では、ニュースはパーソナリティとは別のアナウンサーが担当するのが通例だが、ごくたまにパーソナリティがニュース読みを自ら行う場合もある。『おかやまニュースの時間』のみ担当パーソナリティがキャスターとしてニュース読みを行う。
天気予報
- 天気予報は『RSKラジオニュース』に続いて放送（土曜 17時台のみ交通情報に引き続いて放送）されるが、ワイド番組に内包される場合は基本的に番組パーソナリティが伝える。ニュースが単独番組として放送される場合には、引き続き担当キャスターが天気予報も伝える。
- ワイド番組に内包する場合、天気予報本編へ入る前にパーソナリティ同士の掛け合いやリスナーからのメール読みを行う場合がある。
- 天気予報では概況を伝えた後で、岡山県南部の天気→岡山県北部の天気→岡山・津山の気温→岡山県の週間予報の順で伝える（週間予報については割愛される場合あり）。なお、RSKラジオの放送エリアは岡山県のみであることから、香川県の天気は原則として取り扱わない（ごくまれに、香川県の天気・高松の気温を扱う場合もある）。
交通情報
- 交通情報はRSKの方針で、ワイド番組の担当パーソナリティが原稿を読んで全て伝えるのが基本である。ただし、平日・土曜の朝と平日の夕方については道路情報を日本道路交通情報センター（JARTIC）の担当者が行うことがある。
- 原則としてニュースや天気予報とは独立した枠で行う。ただし、平日 7時台は『RSKラジオニュース』と天気予報に続いて、平日 8時台と9時台は『ニューススクランブル』に続いてそれぞれ放送する。また、土曜 17時台は交通情報に続いて天気予報も放送される。
放送時間
- JARTICが道路情報を担当する時間帯は太字で表示
- 平日・土曜の17時台は単独番組として放送[3]
- 土曜の 13:23及び 14:30は『久米宏 ラジオなんですけど』のローカル枠でTBSラジオ送出のBGMをバックに放送していたが、2020年6月27日の当該番組終了と同時に廃止された。
- 平日 16時台は2019年3月まで月曜 - 木曜の放送だったが、同年4月からは金曜も放送するようになった[4]。2020年3月までは12:25にも交通情報が放送されていた。
- 平日…7:12・7:40・8:20・9:30・11:17（『朝耳らじお55』内包）・13:30・14:30・15:20・16:20（『表町LIVE! あもーれ!マッタリーノ』内包）・17:25（単独番組として放送)・18:10(『おかやまニュースの時間』内包)
- 土曜…10:02（『国司と武田の土曜番長』内包）・17:00
備考
- ニュース・天気予報・交通情報とも、特別番組が編成された場合には休止される場合がある。主な休止例は次の通りである。
- 例年6月中旬 - 7月上旬にかけて『夢・甲子園』（全国高等学校野球選手権岡山大会の有力校を紹介する番組）が放送される関係で『ヒット・チャート・バラエティ カモナ・マイRadio!』の放送終了が12:25になることから、当該期間中は12:25の交通情報が休止となる。
- 全国高等学校野球選手権岡山大会の準決勝と決勝が放送される場合も、当該時間帯のニュース・天気予報・交通情報は基本的に休止される。なお、準決勝については、第1試合と第2試合のインターバル中にニュースと天気予報が放送される。
- 毎年9月1日には文化放送制作・JA共済1社提供の『防災の日スペシャル』をネットするため、当該番組が放送される11時台のニュース・天気予報・交通情報は休止される。
- 『RSKラジオニュース』のタイトルはRSKラジオのみで使われており、RSKテレビのローカルニュースのタイトルは『RSKニュース』である。
関連項目
脚注
- ^ ただし、山陽新聞社の高松支局が取材した記事の場合にはローカルニュースとして放送される場合がある。
- ^ 2020年3月までは土曜 8:50から10分間放送
- ^ 2019年3月までの平日は、JRN同時ネット枠である『小沢昭一の小沢昭一的こころ』→『うわさの調査隊』→『メキキの聞き耳』→『ニュースクリップ』のローカル枠でTBSラジオ送出のBGMをバックに放送していた。
- ^ 2019年3月まで『表町LIVE! あもーれ!マッタリーノ』の放送終了時間が金曜のみ16:20（月曜 - 木曜は16:30に終了）だったため。同年4月よりで月曜 - 金曜を通して放送終了時間が16:34になったことから、金曜も交通情報を放送することになった。