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RPD(ロシア語: Ручной пулемёт Дегтярёва, 略称:РПД)は、SKSカービン用に開発された7.62x39mm弾を使用する分隊支援火器として、前任のDP28軽機関銃を設計したヴァシリ・A・デグチャレフが1944年に設計した軽機関銃である。
RPD軽機関銃 | |
概要 | |
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種類 | 軽機関銃・分隊支援火器 |
製造国 | ソビエト連邦 |
設計・製造 | 設計:ヴァシリ・A・デグチャレフ |
性能 | |
口径 | 7.62mm |
銃身長 | 521mm |
使用弾薬 | 7.62x39mm弾 |
装弾数 | 100発(ベルト給弾式、専用(ドラムマガジン)に収納) |
作動方式 | ガス圧作動方式 |
全長 | 1,037mm |
重量 | 7.5kg(本体重量) 8.9kg(弾丸とドラムマガジン付) |
発射速度 | 650発/分 |
銃口初速 | 735m/秒 |
有効射程 | 100-1,000m |
概要
RPD軽機関銃は、1950年代を通じてソ連軍で使用された。この銃は、伏せ撃ち用に二脚を標準装備していたほか、腰だめ撃ちが可能なようにスリングを取り付ける金具も有している。
この銃は、一見すると円形の(ドラムマガジン)を備えるように見えるが、この"ドラムマガジン"は実際には弾薬を非分離式の金属製リンクに装着したものを収納する単なる弾薬箱であり(ドイツのMG34/MG42と同じ方式)、給弾はリンクを用いなければ不可能である。この給弾方式のため、前線においてほかの兵士が持つAK-47と同じ弾薬を用いるにもかかわらず、即座に共用することができなかったため、前線における運用に難があると評価され、1960年代には(AKM)の分隊支援火器仕様であるRPK軽機関銃に交替して退役した。
運用
RPD軽機関銃は、東欧諸国や中国(56式の名称で生産・装備)、北朝鮮(62式の名称で生産・装備)などでライセンス生産され、ベトナム戦争においても北ベトナム軍や南ベトナム解放民族戦線が大量に使用していた。現在でも中国や北朝鮮、ベトナムなどで予備兵器として保管されているほか、地域紛争で使用されている。
画像
RPD軽機関銃を装備したバングラデシュ軍兵士。
RPD軽機関銃を装備したパレスチナ解放人民戦線の戦士(写真中央)。
抗美援朝義勇軍の装備として展示されるRPD軽機関銃。
登場作品
映画・テレビドラマ
漫画・アニメ
ゲーム
- 『TDP4 TEAMBATTLE』
- ヘビーマシンガンの類として登場。力スキル4以上のプレイヤーのみショップで購入可能。最大威力200。
- 『コール オブ デューティシリーズ』
- 『バイオハザード5』
- BSAA制式採用のハンヴィーに搭載されており、作中でクリスが使用。
- 『バトルフィールド ベトナム』
- 北ベトナム軍で使用可能。
- 『マーセナリーズ』
- 「LMG」の名称で登場し、主に敵兵士や幹部が使用するほか、サプライとして入手可能。
- 『マーセナリーズ2 ワールド イン フレームス』
- 一部の敵兵が所持している。
- 『Rising storm 2 Vietnam』
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- 北ベトナム軍及び南ベトナム解放民族戦線の機関銃手が使用可能。