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ROH世界王座(アール・オー・エイチせかいおうざ、英:ROH World Championship)は、アメリカ合衆国のプロレス団体ROHが管理・認定する、同団体のフラッグシップタイトル。
ROH世界王座 | |
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詳細 | |
現王者 | クラウディオ・カスタニョーリ |
獲得日 | 2022年12月20日 |
管理団体 | ROH |
創立 | 2002年7月27日 |
別名 | ROH王座 ROH世界ヘビー級王座 |
旧ベルト | |
概要
ROHが創立された2002年にROH王座(ROH Championship)として制定されたタイトル。クルーザー級選手の戴冠により現在のタイトル名となっている。
体重制限はなし。試合は基本的に60分1本勝負で行われるが、対戦者同士の合意があれば試合形式の変更が可能である。タイトルの移動は、フォール、ギブアップ、KOのみ。場外リングアウトによる王座移動はない。
本王座は、ダグ・ウイリアムス、クリストファー・ダニエルズ、スパンキー、ロウキーの4人による60分アイアンマン・マッチを制したロウキーが初代王者に就く。
第3代王者サモア・ジョーが1年9か月、第7代王者ブライアン・ダニエルソンが1年3か月の長期政権を築いている。2009年6月13日、オースチン・エイリースが、ROH史上初めて本王座を複数回獲得したレスラーとなった。
2006年8月12日、当時の王者ブライアン・ダニエルソンとROHピュア王者ナイジェル・マッギネスによる2冠選手権が行われ、ダニエルソンがマッギネスをKOし両王座を統一した。このため2010年にROH世界TV王座が創設されるまで同団体の管理する唯一のシングル王座となっていた。
新日本プロレス所属の真壁伸也が2004年に初挑戦して以降、日本人選手の挑戦は無かったが、2006年からは主に提携先のプロレスリング・ノア所属選手が積極的に本タイトルに挑戦している。これまで丸藤正道、SUWA、KENTA、森嶋猛、潮崎豪が本王座に挑戦し、森嶋が同王座を獲得している。2016年ふたたび小島聡が新日本プロレスで挑戦した。ROHがAEW傘下となった2022年にはDDTプロレスリングから参戦している竹下幸之介がタイトルに挑戦した。
歴代王者
以下の表は、2019年12月13日現在の歴代王者の記録をまとめた表である。王者が王座返上した場合は、次のシリーズで王座決定戦によりタイトル移動が行われる。王座の返上は現在まで行われていない。
それ以外は、すべて前王者に勝利してのタイトル移動。※は防衛失敗。防衛回数の横に△がついているのは現王者で記録継続中。
歴代数 | レスラー | 防衛回数 | 獲得日付 | 獲得した場所 | |
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初代 | ロウキー | 1 | 2002年7月17日 | ペンシルベニア州・フィラデルフィア | |
第2代 | (エグゼイヴィア) | 4 | 2002年9月21日 | ペンシルベニア州・フィラデルフィア | |
第3代 | サモア・ジョー | 29 | 2003年3月22日 | ペンシルベニア州・フィラデルフィア | |
第4代 | オースチン・エリーズ | 16 | 2004年12月26日 | ペンシルベニア州・フィラデルフィア | |
第5代 | CMパンク | 4 | 2005年6月18日 | ニュージャージー州・モリスタウン | |
第6代 | ジェームス・ギブソン | 4 | 2005年7月17日 | オハイオ州・デイトン | |
第7代 | ブライアン・ダニエルソン | 38 | 2005年9月17日 | ニューヨーク州・(レイクグローブ) | |
第8代 | ホミサイド | 3 | 2006年12月23日 | ニューヨーク州・マンハッタン | |
第9代 | 森嶋猛 | 20 | 2007年2月17日 | ペンシルベニア州・フィラデルフィア | |
第10代 | ナイジェル・マッギネス | 38 | 2007年10月6日 | ニュージャージー州・エジソン | |
第11代 | ジェリー・リン | 6 | 2009年4月3日 | テキサス州・ヒューストン | |
第12代 | オースチン・エリーズ | 13 | 2009年6月13日 | ニューヨーク州・ニューヨーク | |
第13代 | タイラー・ブラック | 7 | 2010年2月13日 | ニューヨーク州・ニューヨーク | |
第14代 | ロデリック・ストロング | 5 | 2010年11月11日 | ニューヨーク州・ニューヨーク | |
第15代 | エディ・エドワーズ | 3 | 2011年3月19日 | ニューヨーク州・ニューヨーク | |
第16代 | デイビー・リチャーズ | 10 | 2011年6月26日 | ニューヨーク州・ニューヨーク | |
第17代 | ケビン・スティーン | 20 | 2012年5月12日 | オンタリオ州・トロント | |
第18代 | ジェイ・ブリスコ | 6 | 2013年4月5日 | ニューヨーク州・ニューヨーク | |
第19代 | アダム・コール | 13 | 2013年9月20日 | ペンシルベニア州・フィラデルフィア | |
第20代 | マイケル・エルガン | 7 | 2014年6月22日 | テネシー州・ナッシュビル | |
第21代 | ジェイ・ブリスコ | 12 | 2014年9月6日 | オンタリオ州・トロント | |
第22代 | ジェイ・リーサル | 28 | 2015年6月19日 | ニューヨーク州・ニューヨーク | |
第23代 | アダム・コール | 6 | 2016年8月19日 | ネバダ州・ラスベガス | |
第24代 | カイル・オライリー | 0 | 2016年12月2日 | ニューヨーク州・ニューヨーク | |
第25代 | アダム・コール | 3 | 2017年1月4日 | 東京 | |
第26代 | クリストファー・ダニエルズ | 8 | 2017年3月10日 | ネバダ州・ラスベガス | |
第27代 | コーディ | 17 | 2017年6月23日 | マサチューセッツ州・ローウェル | |
第28代 | ダルトン・キャッスル | 8 | 2017年12月15日 | ニューヨーク州・ニューヨーク | |
第29代 | ジェイ・リーサル | 14 | 2018年6月30日 | バージニア州・フェアファックス | |
第30代 | マット・ターバン | 11 | 2019年4月6日 | ニューヨーク州・マンハッタン | |
第31代 | ルーシュ | 2 | 2019年9月27日 | ネバダ州・サンライズマナー | |
第32代 | PCO | 2 | 2019年12月13日 | メリーランド州・ボルチモア | |
第33代 | ルーシュ | 3 | 2020年2月29日 | ミズーリ州・セントチャールズ | |
第34代 | (バンディード) | 3 | 2021年7月11日 | メリーランド州・ボルチモア | |
空位 | 2021年12月10日 | ||||
第35代 | ジョナサン・グレシャム | 1 | 2021年7月11日 | メリーランド州・ボルチモア | |
第36代 | クラウディオ・カスタニョーリ | 1 | 2022年7月23日 | マサチューセッツ州ローウェル | |
第37代 | クリス・ジェリコ | 1 | 2022年9月21日 | ニューヨーク州・アーサー・アッシュ・スタジアム |
外部リンク
- ROH World Championship