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Pokémon LEGENDS アルセウス

Pokémon LEGENDS アルセウス』(ポケモンレジェンズ アルセウス)(英題:Pokémon Legends: Arceus)は、2022年1月28日に発売されたNintendo Switchアクションロールプレイングゲーム[6]

Pokémon LEGENDS アルセウス
ジャンル アクションロールプレイングゲーム
対応機種 Nintendo Switch
開発元 ゲームフリーク
発売元 株式会社ポケモン
販売元 任天堂
シリーズ ポケットモンスター
人数 1人
メディア
発売日 2022年1月28日[1][2][3]
対象年齢 CEROA(全年齢対象)[1]
ESRBE(6歳以上)[2]
PEGI7[3]
売上本数
  • 364万本(2023年3月末時点)[注 1]
  • 1,483万本(2023年3月末時点)[5]
対応言語 日本語中国語簡体字繁体字)、英語フランス語ドイツ語イタリア語スペイン語朝鮮語
(テンプレートを表示)

概要

2021年2月27日の『Pokémon Presents 2021.2.27』で『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』と共に発表された[7]

シンオウ地方」の前身である「ヒスイ地方」を描いた物語で、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』および、そのリメイクの『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』のスピンオフに当たる作品である。また、ポケットモンスターオフィシャルサイトの中で、『ポケットモンスター』シリーズ(いわゆる本編シリーズ)の一つとして位置付けられている[8]

シリーズ初のアクションRPGである。そのため、ゲームシステムが多くの点で変更されている。また、シリーズで初めて日本語版タイトルに『Pokémon』のロゴを冠したタイトルである。

これまでは完全新作となる毎に、舞台及び最初のパートナー3匹が全く新規のものであったが、今作は舞台となる土地もパートナーも既存(モクロー、初出:「サン・ムーン」・ヒノアラシ、初出:「金・銀」・ミジュマル、初出:「ブラック・ホワイト」)である。

ゲームシステム

変更点

  • アクションRPGとなったことにより、「構える/投げる」「回避」「しゃがむ」などのアクションが追加された。
  • ランダムエンカウントが廃止され、野生ポケモンが全てシンボルエンカウントとなった。
  • Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』『ソード・シールド』ではシンボルポケモンと接触することでバトルに移行したが、今作では接触してもバトルにはならず、「構える/投げる」アクションでポケモンを繰り出すことでバトルに移行する。
    • 未発見状態(野生ポケモンに見つかっていない状態)で、モンスターボールを投げることでポケモンとバトルすることなく、捕獲することができる。
  • 野生ポケモンが主人公をわざで攻撃してくる。主人公は何度も攻撃を受けるとダウンしてしまう。ダウンすると、いくつか道具を失い、ベースキャンプに戻される。
  • クラフトで様々な道具を作ることができる。作れる道具の種類を増やすには、レシピが必要。
  • ねむり状態が「ねむけ」、こおり状態が「しもやけ」状態に変更されるなど、状態異常の仕様変更や、一部の状態異常の廃止。
  • とくせいの廃止。また、ポケモンに道具を持たせることができない。
  • 育て屋および預かり屋が登場しない。これにより、タマゴは本作では登場しない。
  • わざマシンが廃止され、本作では訓練場でお金を払って習得可能技のレパートリーを増やすシステムとなった。
  • オンライン対戦機能は実装されていない。
  • 進化はレベルアップ時ではなく、メニュー画面から任意で行うようになった。また、本作では通信機能が搭載されていないため、通信交換の進化条件を持つポケモンはつながりケーブル、アイテムを持たして通信交換の進化条件を持つポケモンは進化の石と同様に使用する必要がある。
  • すばやさの仕様変更。相手とのすばやさに差がある場合は、連続行動できる場合があるほか、「力業/早業」で行動順を操作できる。
    • バトル画面の右側に行動順が表示されるようになった。
  • きそポイントというシステムが登場せず、本作では「がんばレベル」を上げるシステムとなった。

ストーリー

まだ、人とポケモンが親密に暮らすことが珍しかった、遠い昔の時代。やがてシンオウ地方という名で呼ばれる「ヒスイ地方」[9]の海岸で目を覚ました主人公は、ポケモン図鑑の完成を夢見るラベン博士にポケモン調査の素質を認められたことをきっかけに、ギンガ団に入団して調査隊の一員になる。ヒスイ地方の各地では、突如ポケモンが凶暴化する謎の現象が発生していることから、主人公は「コンゴウ団」と「シンジュ団」の長やキャプテンたちと協力し調査を進め、ヒスイ地方の謎に迫る。

登場人物

主人公・ギンガ団

主人公
- 上遠野竜也[10] / 藤井環[11]
本作の主人公。ゲーム開始時に性別を設定できる。ギンガ団の調査隊の一員となる。
本作ではアクションシーンなどでボイスがある。
テル / ショウ
主人公の先輩。主人公をサポートしてくれる。
容姿は選ばれなかった方の主人公と同じもので、名前は男なら「テル」、女なら「ショウ」となる。
ラベン博士
ギンガ団の調査隊のポケモン博士。ポケモンの生態を研究しており、ポケモン図鑑を完成させるのが目標。
デンボク
ギンガ団の団長。厳しくも頼もしい人物で、団員から信頼されている。相撲好きという一面がある。
ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」』に登場する「ナナカマド博士」の先祖。
シマボシ
ギンガ団の調査隊隊長の女性。主人公のギンガ団の入団試験を許可し、様々な調査を依頼する。自分にも他者にも厳しいが、主人公の成長を見守る。
ペリーラ
ギンガ団の警備隊隊長の女性。訓練所でポケモンの技の伝授と皆伝、ガンバリアイテムの交換を担当する。

コンゴウ団

セキ
「コンゴウ団」の長の青年。細かいことは気にせず突き進む豪快な性格。待ち時間が苦手で「シンジュ団」のカイとは、考え方の違いからいつも喧嘩をしている。相棒はリーフィア
ヒナツ
キャプテンを務める少女。「紅蓮の湿地」の峠クイーン・ドレディア(ヒスイのすがた)の世話を任されている。快活な性格でキャプテンとして強い責任感を持っているが、一人で抱え込んでしまうこともある。
ヨネ
キャプテンの女性。「黒曜の原野」に生息する、特別なアヤシシの世話をしている。相棒のゴンべとは、兄弟同然に共に育った仲。
ススキ
キャプテン。坊主頭の男性。特別なイダイトウの世話をしている。海岸の近くに暮らしており、内気で引っ込み思案な性格だが、優しい心の持ち主。臆病な面もあり、ゴーストタイプのポケモンが苦手。
ツバキ
キャプテン。「天冠の山麓」の洞窟キング・マルマイン(ヒスイのすがた)の世話をしている。高慢な性格。相棒はスカタンク
ワサビ
キャプテン。特別なウォーグル(ヒスイのすがた)の世話をしている。

シンジュ団

カイ
「シンジュ団」の長の少女。「シンジュ団」の長として、ヒスイ地方の大地を恐れぬ心を大切にしている。当初は主人公のことを疑わしく思っていたが、キングを鎮める際、力を借りたことをきっかけに、主人公に信頼を寄せるようになる。相棒はグレイシア
キクイ
キャプテン。「黒曜の原野」の森キング・バサギリの世話をしている。若くも非常に優秀なため、キャプテンを任されている。
ユウガオ
老婆のキャプテン。特別なガチグマの世話をしている。
ガラナ
女性のキャプテンだが、理由があって「群青の海岸」のキングのポケモンは不在となっている。カイからはちゃん付けされるが、人前でそう呼ばれた時は窘めている。
ノボリ
記憶喪失のキャプテン。特別なオオニューラの世話をしている。
ハマレンゲ
キャプテン。「純白の凍土」のキング・クレベース(ヒスイのすがた)の世話をしている。上半身裸で筋肉を鍛えている。

イチョウ商会

ギンナン
「イチョウ商会」のリーダー。気だるげな表情をしているが、強いリーダーシップで商会をまとめている。ツイリと共に各地で仕入れた掘り出し物や珍しい道具を売っている。
ウォロ
「イチョウ商会」の行商人。ヒスイ地方を渡り歩く青年で、何処からともなく主人公の前に現れる。好奇心旺盛な性格で、珍しい物や人によく興味を持つ。

ポケモン

過去作に登場するポケモンも含め、本作初登場のポケモンやリージョンフォームのポケモンも多く登場する。

モクローヒノアラシミジュマル
本作における最初にもらえるポケモン3体。本作では最終進化系が新たな姿で登場している。クリア後では選ばれなかった残りの2体をゲットすることが出来る。
アルセウス
本作のキーポケモン。この世のすべてのものを創造したと言い伝えられている幻のポケモン。

評価

IGNのクラベ・エスラは、本作の5年前に発売されたオープンワールドゲーム『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と根本的なデザイン哲学が似ているとして、「投げる」という1つのアクションを多種多様な方法で応用し、組み合わせていると指摘している[12]

フリーライターの渡邉卓也は、『ポケットモンスター』シリーズおよび開発元のゲームフリークにとって挑戦的なタイトル と評する一方で、昨今のオープンワールドRPGを知ってしまっているとたくさんの問題が見えてしまうとして、長所は多いが、同時に短所も多いタイトルだと評している[13]

売上

日本国内での初週販売本数は142万4657本(ファミ通調べ)、国内外を含めると650万本以上を記録し、ポケットモンスターシリーズとして、初週における販売本数の最速・最多記録を更新した[4]

日本国内での初週販売本数142万本は『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』の139万本を超え、ポケットモンスターシリーズとしての初週売上を更新した。Nintendo Switch向けソフトとしては、『あつまれ どうぶつの森』に次ぐ、歴代2位の初週販売本数となった[14]

受賞

Webアニメ

雪ほどきし二藍』(ゆきほどきしふたあい)のタイトルで、2022年5月18日よりYouTubeのポケモン公式チャンネルで配信された[20]。ヒスイ地方を舞台とした全3話のオリジナルストーリーである。

登場キャラクター

アキオ
声 - 内山昂輝(青年期)、釘宮理恵(幼少期)[21]
本作の主人公。医者の見習いをしている穏やかな青年。幼少時代はやんちゃでイタズラ好きな性格だった。
アキオの父
声 - 小山力也[21]
木工細工師。別の地方からやってきた。ふとした出来事からポケモンを恐れている。
ゾロア(ヒスイのすがた)
声 - 愛河里花子
本作のメインポケモン。色違いの個体。臆病で警戒心が強く、うまく怨念が作れない。
シマボシ
声 - 朴璐美[21]
ギンガ団警備隊の女性。

スタッフ

  • 原案 - 田尻智
  • 監督 - 山本健[21]
  • 脚本 - 岸本卓[21]
  • キャラクターデザイン - KURO[21]
  • サブキャラクターデザイン - 波賀野義文、とりみなこ
  • プロップデザイン - 網修次郎、とりみなこ
  • 色彩設計 - 中村絢郁[21]
  • 美術監督 - 金子雄司[21]
  • 撮影監督 - 横井武尊[21]
  • オフライン編集 - 齋藤朱里[21]
  • 音響監督 - 三間雅文[21]
  • 音楽 - コーニッシュ[21]
  • プロデューサー - 中武哲也
  • アニメーションプロデューサー - 大谷丞
  • アニメーション制作 - WIT STUDIO[21]

各話リスト

話数サブタイトルコンテ演出作画監督配信日
第一話青き踏む 山本健
  • 須藤瑛仁
  • 山本健
とりみなこ2022年5月18日
ヒスイ地方へ向かう青年・アキオ。彼は幼少時代に父から「ゾロアークという恐ろしいポケモンが存在する」「ポケモンと人間は共に生きられない」と語られる。そこでアキオは一匹のヒスイのすがたのゾロア(色違い)と出会う。このゾロアはまだうまく怨念が作れないようで、アキオにからかわれてしまう。そして、ケンカしているうちに二人とも崖から転落してしまう。
第二話名残り雪、赤く 網修次郎
  • 飯山奈保子
  • 平原みなみ
  • 三橋美枝子
  • 仲本季咲
6月8日
崖から落ちた影響で足を怪我してしまったアキオ。ゾロアには先に崖の上まで行ってもらうが、蔦が切れたためアキオは上まで行くことができない。しばらくしてゾロアが戻ってきて、治癒効果のある薬草をアキオに渡す。怪我が治ったアキオは歩き出し、自分を探す父を見つける。父はゾロアに対して警戒を行い、奥から現れたゾロアークは二人に技を放ち、そのままいなくなってしまう。時は流れ、青年時代のアキオはヒスイ地方に到着する。
第三話二藍 米森雄紀
  • 米森雄紀
  • MYOUN
  • 三住宮古
  • 蓑輪愛子
  • Moaang
6月22日
傷ついたポケモンを見つけたアキオは彼らを助けることを提案するが、村の人間には反対され、代わりにギンガ団警備隊のシマボシが、調査のためならばと森に行くことを認める。森でアキオと調査隊は傷ついたユキカブリを発見し、村に運ぼうとするが、突如現れたガブリアスに襲われそうになってしまう。しかし、何者かの攻撃によりガブリアスは撤退し、そのままアキオは気を失う。目を覚ました後、アキオはゾロアークのような影を見つけ、自分たちを助けたのは子供のころに出会ったゾロアが進化した姿ではないかと考え、その跡を追う。ゾロアークと直接会うことはできなかったが、その場に残されたお面を見つける。船に乗って再び旅立つアキオはお面を着けて咆哮し、物語は幕を閉じる。

脚注

注釈

  1. ^ 346万本(2021年度)[4]、18万本(2022年度)[5]の合算。

出典

  1. ^ a b “トップページ|『Pokémon LEGENDS アルセウス』公式サイト”. 株式会社ポケモン. 2021年9月30日閲覧。
  2. ^ a b “Pokémon Legends: Arceus|Official Website|Pokémon”. ポケモン. 2021年9月30日閲覧。
  3. ^ a b “Pokémon Legends: Arceus|Official Website|Pokémon”. ポケモン. 2021年9月30日閲覧。
  4. ^ a b “任天堂株式会社 2022年3月期 決算参考資料” (PDF). 任天堂 (2022年5月10日). 2022年5月10日閲覧。
  5. ^ a b “任天堂株式会社 2023年3月期 決算参考資料” (PDF). 任天堂 (2023年5月9日). 2023年5月10日閲覧。
  6. ^ “『Pokémon LEGENDS アルセウス』公式サイト”. 株式会社ポケモン. 2021年2月27日閲覧。
  7. ^ 【公式】Pokémon Presents 2021.2.27
  8. ^ “ゲームソフト一覧|ポケットモンスターオフィシャルサイト”. 株式会社ポケモン. 2022年3月25日閲覧。
  9. ^ “おはなし”. 『Pokémon LEGENDS アルセウス』公式サイト. 株式会社ポケモン. 2022年3月22日閲覧。
  10. ^ 上遠野竜也/彬美弥の2022年1月28日のツイート、2022年1月28日閲覧。
  11. ^ 藤井環の2022年1月28日のツイート、2022年1月28日閲覧。
  12. ^ “『Pokémon LEGENDS アルセウス』と『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に共通するデザイン哲学について”. IGN Japan (2022年2月1日). 2022年2月27日閲覧。
  13. ^ “ポケモンとしては革新的な傑作、現代のRPGとしては三流──『Pokémon LEGENDS アルセウス』レビュー”. IGN Japan (2022年2月3日). 2022年4月11日閲覧。
  14. ^ “「Pokemon LEGENDS アルセウス」、発売3日間で142.5万本を販売! ~「ファミ通」マーケティング速報~”. ファミ通.com (2022年2月3日). 2022年4月3日閲覧。
  15. ^ “ゲームデザイン部門 / 優秀賞”. CEDEC2022. 2022年9月16日閲覧。
  16. ^ “【TGS2022】日本ゲーム大賞2022「年間作品部門」、大賞作品は「ELDEN RING」!”. GAME Watch. (2022年9月15日). https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1440345.html 2022年9月20日閲覧。 
  17. ^ “”. 日本ゲーム大賞. コンピュータエンターテインメント協会. 2022年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月20日閲覧。
  18. ^ Hideaki Fujiwara (2022年11月23日). “『エルデンリング』がUltimate Game of the Yearに輝く。Golden Joystick Awards 2022発表まとめ”. AUTOMATON. https://automaton-media.com/articles/newsjp/20221123-227784/ 2022年12月9日閲覧。 
  19. ^ “”. 価格.comプロダクトアワード2022. 株式会社カカクコム. 2022年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月9日閲覧。
  20. ^ “ポケモン『アルセウス』WEBアニメ、5月より全3話公開 出演は内山昂輝・釘宮理恵・小山力也”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年4月26日). 2022年4月26日閲覧。
  21. ^ a b c d e f g h i j k l m “オリジナルWEBアニメ 「雪ほどきし二藍」”. 『Pokémon LEGENDS アルセウス』公式サイト. ポケモン. 2022年6月22日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • Pokémon LEGENDS アルセウス
  • Pokémon LEGENDS アルセウス - YouTubeプレイリスト
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