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OTODAMA 音泉魂

OTODAMA 音泉魂(オトダマ オンセンダマシイ)は、大阪府で行われる大規模な邦楽ロック・フェスティバルである。

OTODAMA 音泉魂
概要
開催時期 5月(2019年までは9月)
初回開催 2005年
会場 泉大津フェニックス
旧会場 服部緑地野外音楽堂 (2006年)
主催 清水音泉 / 読売テレビ
外部リンク
公式サイト
(テンプレートを表示)

概要

関西の(プロモーター)である清水音泉主催の音楽フェスである。2005年に初めて開催後、毎年開催されており2006年以外はすべて泉大津フェニックスでの開催である。舞台や会場の設備の大半は時期を前後して開催されるRUSH BALLと共用している。

清水"音泉"と"温泉"を掛けて、会場内の至る所に温泉を想起させるような趣向が凝らされている。また温泉以外にも、2013年は野球、2015年はプロレス、2017年はスーパーマーケットなど、様々なものをモチーフに展開している。

初回から2019年までは9月開催の夏フェスであったが、後述の通り2022年からは5月開催の春フェスとなっている。

歴史

2005年

日時:9月3日

会場:泉大津フェニックス

2006年

日時:8月12日・13日

会場:服部緑地野外音楽堂

2007年

日時:8月25日

会場:泉大津フェニックス

2008年

日時:9月3日

会場:泉大津フェニックス

2009年

日時:9月5日

会場:泉大津フェニックス

大浴場 露天風呂 ライブハウステント SET YOU FREEテント

2010年

日時:9月4日

会場:泉大津フェニックス

このイベントでのライブがBEAT CRUSADERSの散開ライブとなった[1]

大浴場 露天風呂 ライブハウステント SET YOU FREEテント

2011年(中止)

日時:9月3日

会場:泉大津フェニックス

例年通り泉大津で7回目を行う予定だったが、台風第12号の接近に伴い開催前日に中止が決定された。清水音泉によると、期日ギリギリまで実施を検討していたが、来場者および出演者の安全と負担を考慮し中止を決断したとのこと[2]

大浴場 露天風呂 貸切!宴会場テント SET YOU FREEテント
  • イヌガヨ
  • 男肉 du Soleil
  • KiNGONS
  • クリトリック・リス
  • THE抱きしめるズ
  • THE TON-UP MOTORS
  • THE☆南国
  • サード・クラス
  • 人性補欠
  • セックスマシーン
  • テンションパーマ
  • 東狂アルゴリズム
  • 2人ピーズ(兄弟)
  • メガマサヒデ
  • LINK
  • ワタナベイビー
  • 風呂そうじまで待てない男たち
  • 2代目生粋カワバタ(MC)

2012年

日時:9月8日・9日

会場:泉大津フェニックス

中止になった前回の代替開催分を含むという意味も込め「OTODAMA'11-'12 音泉魂」と題され2日間開催で実施された。

大浴場 露天風呂 貸切!宴会場テント SET YOU FREEテント
9月8日
9月9日

2013年

日時:9月7日

会場:泉大津フェニックス

大浴場 露天風呂 貸切!宴会場テント SET YOU FREEテント

2014年

日時:9月6日・7日

会場:泉大津フェニックス

大浴場 露天風呂 貸切!宴会場テント SET YOU FREEテント
9月6日
  • 「クイズ!OTODAMA'14ドレミファドン」
  • ミスター小西(フラワーカンパニーズ)のカラオケショー
  • レイザーラモンRG「ARUARU'14~あるある魂~」
  • 納涼!スイカ割り大会
  • オカモトコウキ(OKAMOTO'S)のお風呂トーク「コーキ到来音泉」
  • レイザーラモンRG「ARUARU'14~あるある魂~」
  • グレートマエカワ専門チャンネル「勝手に“FM802 RADIO CRAZY”への道」公開収録
9月7日
  • 「クイズ!OTODAMA'14ドレミファドン」
  • Sky Death Mother「ワールドツアーファイナル」公演
  • 納涼!スイカ割り大会
  • グレートマエカワ専門チャンネル「勝手に“FM802 RADIO CRAZY”への道」公開収録
  • ハルカトミユキの「出張!FM802 MUSIC FREAKS」公開収録
  • 上江洌.清作&The BK Sounds!!

2015年

日時:9月5日・6日

会場:泉大津フェニックス

1日目を「闘魂編」、2日目を「俺たちの時代編」と題し、プロレスを想起させる趣向を凝らしたフェスを展開した。

9月5日
大浴場 露天風呂 貸切!宴会場テント 宴会場テント・アネックス
9月6日
大浴場 露天風呂 貸切!宴会場テント 秘湯!SET YOU FREEテント

2016年

日時:9月3日

会場:泉大津フェニックス

前年大トリを務めたキュウソネコカミは、清水音泉が「1週間前のRUSH BALLに出演することを“寝返り(背任)行為”と受け止めた」ことから、強制的に「キョネンオオトリ」名義で湯沸かし(オープニング)アクトを務めることとなった[3]

大浴場 露天風呂 貸切!宴会場テント SET YOU FREEテント
  • 四星球・ガリガリガリクソン(入浴宣言)[註 3]
  • 夜の本気ダンス
  • Suchmos
  • 水曜日のカンパネラ
  • ハナレグミ
  • THE COLLECTORS
  • Cocco
  • レキシ
  • キョネンオオトリ(湯わかしアクト)
  • SCOOBIE DO
  • Charisma.com
  • 怒髪天
  • フラワーカンパニーズ
  • cero
  • フレデリック
  • 岡崎体育(湯あがりアクト)
  • クイズ!OTODAMAドレミファドン
  • MUNA SEA GIG
  • FM802「MIDNIGHT GARAGE」公開収録
  • ヨコトーーク!
  • ガリクソンとあそぼう
  • ABCラジオ「よなよな… なにわ筋カルチャーBOYZ」公開収録
  • 坂詰克彦&ミスター小西〜ふたりのカラオケショー〜
  • ベランパレード
  • 人性補欠
  • ギャーギャーズ
  • BAZRA
  • 騒音寺
  • Bacon
  • イヌガヨ
  • セックスマシーン
  • ☆☆☆☆(アコースティック)
  • ガガガSP
  • THE BOYS&GIRLS
  • ワタナベイビー

2017年

日時:9月2日・3日

会場:泉大津フェニックス

9月2日はPOLYSICSをヘッドライナーに迎えた「夏フェス OR DIE!!!編」、3日は四星球をヘッドライナーに迎えた「夏フェスというボケ編」と題して開催した。

KOHYOの湯 ジャパンの湯 スーパー露天風呂 合同テントブース
9月2日
  • 岡崎体育
  • OKAMOTO'S
  • ORANGE RANGE
  • GRAPEVINE
  • ユニコーン
  • アルカラ
  • PAN
  • 筋肉少女帯
  • フレデリック
  • POLYSICS
  • セックスマシーン
  • チャラン・ポ・ランタン
  • SAKANAMON
  • Yogee New Waves
  • レイザーラモンRG
  • ピエール中野
    (湯あがりDJ)
秘湯!SET YOU FREEテント
  • イヌガヨ
  • おやすみホログラム
  • 首振りDolls
  • 人性補欠
  • 騒音寺
  • THE 抱きしめるズ
  • BAZRA
  • 花柄ランタン
  • BiS
  • Bacon
  • THE BOYS&GIRLS
貸切!宴会場テント
  • 出口博之(DJ)
9月3日
  • 打首獄門同好会
  • フラワーカンパニーズ
  • 銀杏BOYZ
  • 水曜日のカンパネラ
  • キュウソネコカミ
  • ドレスコーズ
  • 大森靖子
  • BRAHMAN
  • クリープハイプ
  • 四星球
  • バックドロップシンデレラ
  • the peggies
  • THE STARBEMS
  • 魔法少女になり隊
  • ガガガSP
    (長田大行進曲〜掛け湯〜)
秘湯!SET YOU FREEテント
  • ギャーギャーズ
  • 人性補欠
  • 東狂アルゴリズム
  • THE TOMBOYS
  • THE NEATBEATS
  • BiSH
  • 昼下がりのwowwow教室
  • THE BOYS&GIRLS
  • メガマサヒデ
貸切!宴会場テント
  • 挫・人間
  • MUNA SEA

2018年(中止)

日時:9月8日

会場:泉大津フェニックス

台風21号が原因で、泉大津フェニックスやその周辺に甚大な被害が出たため中止となった[4]

大浴場ステージ 露天風呂ステージ 湧出!オトダマリーナ!
  • THE BAWDIES
  • Never Young Beach
  • レキシ
  • 東京スカパラダイスオーケストラ
  • ハナレフジ[註 4]
  • OKAMOTO'S
  • Suchmos
  • キイチビール&ザ・ホーリーティッツ(湯わかしアクト)
  • CHAI
  • iri
  • bonobos
  • SCOOBIE DO
  • FISHMANS
  • Yogee New Waves
  • ステレオガール
  • ZOMBIE-CHANG
  • あっこゴリラ
  • The Wisely Brothers

2019年

日時:9月7日・8日

会場:泉大津フェニックス

2012年同様、中止になった前回の代替開催分を含むという意味も込め「OTODAMA'18-'19 音泉魂」と題され2日間開催で実施された。

15回目[註 5]となるこの年は、台風や猛暑の影響を考慮した結果、「夏に野外でイベントを開催するのは最後」ということが前もってアナウンスされた上での開催となった[5]

大浴場ステージ 露天風呂ステージ 湧出!宴会場テント
9月7日
  • THE BAWDIES
  • Never Young Beach
  • ハナレグミ
  • FISHMANS
  • レキシ
  • 東京スカパラダイスオーケストラ
  • OKAMOTO'S
  • CHAI
  • bonobos
  • iri
  • SCOOBIE DO
  • フレデリック
  • Yogee New Waves
  • レイザーラモンRG
  • クイズ!オトダマドレミファドン!
  • キイチビール&ザ・ホーリーティッツ
  • YAJICO GIRL
  • ZOMBIE-CHANG
  • ステレオガール
  • あっこゴリラ
  • The Wisely Brothers
9月8日
  • ガリガリガリクソン(入浴宣言)
  • 夜の本気ダンス
  • フラワーカンパニーズ
  • ヤバイTシャツ屋さん
  • 四星球
  • サンボマスター
  • 奥田民生
  • My Hair is Bad
  • クリープハイプ
  • 超能力戦士ドリアン
  • ネクライトーキー
  • 崎山蒼志
  • マカロニえんぴつ
  • TOMOVSKY
  • ヒトリエ
  • キュウソネコカミ
  • トークコーナー
    (ABCラジオ『よなよな〜真昼の音泉魂インタビュー部屋』番組収録)
  • climbgrow
  • The Vocoders a.k.a. POLYSICS
  • Hakubi
  • FERN PLANET
  • トークコーナー
    (FM802『RADIO∞INFINITY』トークライブ)
  • BAZRA

2020年(番外編)

日時:10月24日・25日・31日

会場:大阪城音楽堂(24日・25日)、服部緑地野外音楽堂(31日)

当初は7月23日・24日に、会場を屋内であるインテックス大阪に移して開催する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で断念。“番外編”として10月24日に「音泉魂~Neo~」、25日に「音泉魂〜Connect〜」31日に「音泉魂~Mini~」を行った[6]

〜Neo〜(24日) 〜Connect〜(25日) 〜Mini〜(31日)

2022年

日時:5月5日・7日・8日

会場:泉大津フェニックス

新型コロナウイルスの影響で、2021年は2020年に引き続き開催断念となり、模索の結果「春の野外イベント」として復活した[7][8][9]

日程 大浴場ステージ 露天風呂ステージ
5月5日
5月7日
5月8日

2023年

日時:5月3日・4日

会場:泉大津フェニックス

日程 ROTEN DAIYOKUJOH GENSEN TENTO
5月3日
  • (ルサンチマン)
  • DJ:グレートマエカワ(フラワーカンパニーズ)
  • Helsinki Lambda Club
  • (クジラ夜の街)
  • (ブランデー戦記)
5月4日
  • (ルサンチマン)
  • DJ:グレートマエカワ(フラワーカンパニーズ)
  • Helsinki Lambda Club
  • (クジラ夜の街)
  • (ブランデー戦記)

書籍

  • 『GOOD ROCKS! SPECIAL BOOK OTODAMA’11-’12〜音泉魂〜 OFFICIAL BOOK』シンコーミュージック、2012年10月19日。ISBN (978-4401761333)。 [10]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 中川敬BO GUMBOSソウル・フラワー・ユニオン)とうつみようこ(元ソウル・フラワー・ユニオン)が参加するスペシャル・バンド。
  2. ^ 桃野陽介(モノブライト)と関根卓史(golf / SLEEPERS FILM)によるユニット。
  3. ^ 四星球はガリガリガリクソンと共にフェスの幕開けとなる「入浴宣言」を担当したのみで、ライブは行わなかった。
  4. ^ ハナレグミとフジファブリックによるユニット。
  5. ^ 台風で中止となった2011・2018年を除くと13回目。
  6. ^ THE KEBABSの新井弘毅が体調不良で出られなくなったことを受けた、他の3人による特別編成。

出典

  1. ^ “お面バンド・BEAT CRUSADERS、「散開」ライブに1万5000人の大合唱” (日本語). オリコン. (2010年9月6日). https://www.oricon.co.jp/news/79793/full/ 2022年7月12日閲覧。 
  2. ^ “大阪野外フェス「OTODAMA'11」台風12号により開催断念” (日本語). 音楽ナタリー. (2011年9月2日). https://natalie.mu/music/news/55903 2022年7月12日閲覧。 
  3. ^ “キュウソネコカミが“キョネンオオトリ”に格下げ、音泉魂を“湯沸かし”” (日本語). 音楽ナタリー. (2016年5月20日). https://natalie.mu/music/news/187881 2022年7月13日閲覧。 
  4. ^ “「OTODAMA'18~音泉魂~」開催中止、台風21号で会場の泉大津フェニックス被災” (日本語). 音楽ナタリー. (2018年9月6日). https://natalie.mu/music/news/298499 2022年7月14日閲覧。 
  5. ^ “『OTODAMA'18-'19~音泉魂~』野外最後の開催「この季節にこの場所で」ーー15年分の「思い」「意志」「ストーリー」が交錯した2日間” (日本語). SPICE. (2019年9月26日). https://spice.eplus.jp/articles/254541 2022年7月15日閲覧。 
  6. ^ “「OTODAMA~音泉魂~」番外編にCHAI&羊文学、大木温之&TOMOVSKY出演” (日本語). 音楽ナタリー. (2020年9月26日). https://natalie.mu/music/news/398086 2022年7月15日閲覧。 
  7. ^ “『OTODAMA'22~音泉魂~』初日ーー「BACK TO THE 90's」と「素晴らしき未来」が繋がった、2年半ぶり開催の奇跡” (日本語). SPICE. (2022年5月19日). https://spice.eplus.jp/articles/302648 2022年8月3日閲覧。 
  8. ^ “『OTODAMA'22~音泉魂~』2日目ーー「なんかもうカオス!」だけど「これがやりかった」必然に満ちたドラマチックなラインナップ” (日本語). SPICE. (2022年5月20日). https://spice.eplus.jp/articles/302870 2022年8月3日閲覧。 
  9. ^ “『OTODAMA'22~音泉魂~』3日目ーー「これだ!」「戻ってきた!」感覚と「フェス」でしかなし得なかった幸福な空間” (日本語). SPICE. (2022年5月21日). https://spice.eplus.jp/articles/302872 2022年8月3日閲覧。 
  10. ^ “「OTODAMA~音泉魂~」初の公式本に豪華対談たっぷり” (日本語). 音楽ナタリー. (2012年10月18日). https://natalie.mu/music/news/78477 2022年7月12日閲覧。 

外部リンク

  • OTODAMA〜音泉魂〜 特設サイト
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