NPB AWARDS(エヌ・ピー・ビー・アワーズ)とは、日本野球機構の年間表彰式である。正式名称は「NPB AWARDS 20XX」。
概要
毎年11月に、各球団の主力選手が多数集まり、その年度におけるプロ野球リーグ戦の各タイトルを表彰する。
2000年より「日本プロ野球コンベンション20XX」として毎年開催。2004年までは機構から招待された関係者のみに公開されたが、2005年は、ベストプレーヤーマッチを翌日に控えた札幌ドームにて関係者に加えて初めてファンも招待され、合わせてファン感謝イベントも行われた。
2006年は11月14日にWBC祝勝会も合わせて新高輪プリンスホテル「飛天」で開催された[1]。
2009年と2010年は赤坂サカスで開催。年間表彰式は赤坂BLITZで行われた。また、サカス広場にはレッドカーペットも敷かれ、集まった多くのファンの前で選手らがレッドカーペットウォークを披露するのも名物となった。
2013年からはドレスコードを設けることとなった。選手のユニフォームだけでなく、マスコミ関係者や観客までドレスコードを設ける徹底ぶりである。
2014年から名称を「NPB AWARDS」に変更[2][3]、大正製薬の協賛となりタイトルも「NPB AWARDS 20XX supported by リポビタンD」として開催。なお2014年はプロ野球80周年を記念し[4]、通年の表彰のほか、侍ジャパン各世代8チームの監督揃い踏みや「80周年ベストナイン」の表彰[5]といった特別企画も行われた。
表彰される賞
会場
- 2000年 不明
- 2001年 東京都内のホテル
- 2002年 名古屋市内のホテル
- 2003年 福岡市内のホテル
- 2004年 東京都内のホテル
- 2005年 札幌ドーム
- 2006年 新高輪プリンスホテル
- 2007年 JALリゾートシーホークホテル福岡
- 2008年 グランドプリンスホテル新高輪
- 2009年〜2010年 赤坂サカス
- 2011年〜 グランドプリンスホテル新高輪
司会進行など
司会・進行
- 過去
インタビュアー
- 熊谷龍一
- 熊崎風斗(TBSアナウンサー)
テレビ放送
- J SPORTS((BSデジタル放送)および(CS放送)スカパー!、ケーブルテレビ、ひかりTV)では毎年、生中継で放送されている(当日深夜および後日再放送あり)。なお、2014年までは夜の部のみ生中継し、昼の部にあたるファーム表彰式はダイジェストのみ放送していたが、2015年からはファーム表彰式も生中継されている。
- BS-TBS(BSデジタル放送)でも、当日夜にディレイ放送されている。2017年までは19:00 - 20:54の枠で放送していたが、2018年からは平日19:30 - 20:54に報道番組『報道1930』放送の関係上、21:00 - 22:54の枠での放送となっている。2019年からはBS-TBS 4Kでも放送される。しかし2020年以降は23時台に1時間のダイジェスト放送。
- また、スカイA(スカパー!、ケーブルテレビ、ひかりTV)でも毎年12月末に録画にて放送されている(かつてはスカイ・Aで生中継されていた)。
出演者
司会・進行は上述の通り。
解説
- J SPORTS
- BS-TBS(TBS解説者が出演)
(過去)
- スカイ・A(過去)
(ABC解説者が出演)
実況
- BS-TBS(TBSアナウンサーが担当)
- 戸崎貴広
- 初田啓介
- 新夕悦男
番組進行
- J SPORTS
- 宮崎瑠依
- 薮田安彦
(過去)
- スカイ・A(過去)
(ABCアナウンサーが担当)
リポーター
- J SPORTS
(過去)
- BS-TBS(TBSアナウンサーが担当)
(過去)
- スカイ・A(過去)
(ABCアナウンサーが担当)
備考
80周年ベストナイン
2014年にNPB80周年記念特別企画として、過去の表彰の中から、それぞれのポジションで最多受賞回数を記録している選手を「ベスト・オブ・ザ・ベストナイン」として選出した[5]。
脚注
外部リンク
- 表彰選手 - 日本野球機構オフィシャルサイト