NECスペーステクノロジー株式会社(ネヌイーシースペーステクノロジー)とは、NECグループの航空宇宙関連製品(人工衛星/通信衛星/気象衛星/資源探査衛星)及びそれに付随する地上系システム、宇宙ソリューション、大型レーダーなどを製造、開発する企業である。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒183-8551 東京都府中市日新町1丁目10番地 |
設立 | 2001年4月2日 |
法人番号 | 1012401010393 |
事業内容 | 宇宙機システム、構成機器及び関連地上システム 企画、開発、設計、製造、組立試験、販売並にこれらに関連するサービスの提供 |
代表者 | 代表取締役 執行役員社長 片桐 秀樹 |
資本金 | 35億3000万円 |
売上高 | 159億3200万円 (2022年03月31日時点)[1] |
営業利益 | 3億9500万円 (2022年03月31日時点)[1] |
経常利益 | 1億7800万円 (2022年03月31日時点)[1] |
純利益 | 3億1700万円 (2022年03月31日時点)[1] |
純資産 | 98億6700万円 (2022年03月31日時点)[1] |
総資産 | 198億9700万円 (2022年03月31日時点)[1] |
従業員数 | 444名(2018年3月末現在) |
決算期 | 三月末日 |
主要株主 | 日本電気(100%) |
外部リンク | http://www.necspace.co.jp/ |
2015年5月14日までは、日本電気(60%)、東芝(40%)の出資比率のNEC東芝スペースシステム株式会社(NTスペース)であったが、東芝が保有するNTスペースの株式の全てを日本電気が取得してNECの100%子会社となり、5月15日に現在の社名となった[2]。本記事においてはNTスペース時代についても記述する。
概要
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NEC東芝スペースシステム株式会社は、2001年に東芝航空宇宙システム事業部と日本電気宇宙開発事業部とを分離統合した会社であり、出資比率は日本電気(60%)、東芝(40%)となっていた。設立当時の日本電気と東芝の実績を合算すれば、日本における人工衛星・宇宙探査機は、国内シェア約7割に相当する50機以上を製造したことになる。
2007年に日本電気に再び宇宙システム事業部が新設されたため、それ以降は主に搭載機器の開発や製造を担当している(NEC本体は衛星の全体システムおよびサブシステムの開発・製造を担当している)。
2015年2月27日に、3月31日に東芝が保有するNTスペースの株式の全てを日本電気が取得し、4月1日よりNECの100%子会社として社名を「NECスペーステクノロジー株式会社」に変更する予定であるとの発表が行われ、5月15日にこれが実施されたことが発表された。
主な製品
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運用終了
- おおすみ(日本初の人工衛星)
- のぞみ(火星探査機)
- はるか(電波天文衛星)
- つばさ(民生部品実証衛星)
- ひまわり5号(気象衛星)までの「ひまわり」シリーズ全機種
- 「ゆり」シリーズ ゆり2号a、ゆり2号b、ゆり3号a、ゆり3号b
- かぐや(月周回衛星)
- はやぶさ(小惑星探査機)
- きらり(光衛星間通信実験衛星)
- だいち(陸域観測衛星)
- あかり(赤外線天文衛星)
ほか
運用中
ほか
今後の計画
ほか
関連項目
- 宇宙航空研究開発機構(主たる納入先)
- 全球地球観測システム
- 地球環境変動観測ミッション
- 現代の名工 - 同社に於いて宇宙開発機器の組立てに従事する技術者数名が選ばれている。
脚注
外部リンク
- NECスペーステクノロジー
- すららネット