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Microsoft SharePoint(マイクロソフト シェアポイント)とは、マイクロソフト社が提供する、コラボレーションやドキュメント管理等を行うためのソフトウェア製品。SharePointを用いると、ユーザは共有されたワークスペースやドキュメントに対してウェブブラウザやMicrosoft Officeからアクセスできるほか、Wikiやブログなどのようなアプリケーションもホストすることができる。2001年に初版が提供開始された[1]。
開発元 | マイクロソフト |
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初版 | 2001年3月28日[1] |
最新版 | 2019 / 2018年10月22日 |
対応OS | Windows Server 2016、Windows Server 2019[2] |
プラットフォーム | x64 |
種別 | コンテンツ管理システム |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト | www |
開発元 | マイクロソフト |
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最新版 | 3.24.0 / 2021年2月8日[3] |
対応OS | Android Lollipop以降 |
サイズ | 24.91 MB |
ライセンス | プロプライエタリ 商用ソフトウェア |
公式サイト | www |
開発元 | マイクロソフト |
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最新版 | 4.30.2 / 2021年2月22日[4] |
対応OS | iOS 11以降 |
サイズ | 95.4 MB |
ライセンス | プロプライエタリ 商用ソフトウェア |
公式サイト | www |
利用者側のインフラストラクチャー上(オンプレミス)で稼働させるエディション(後述)のほか、マイクロソフト社の運営する SharePoint Online と呼ばれるSaaSサービスも存在する[5]。
Microsoft Office ブランドに含まれる製品の一つでもある[7]。
概要
SharePointの機能の多くは、Webパーツと呼ばれるものによって構成されている。たとえばタスクリストや電子会議室などをWebパーツとして作成することができる。
Microsoft SharePointのは3種類のエディションで提供されている。
- Microsoft SharePoint Foundation (SPF)
- Microsoft SharePoint Standard
- Microsoft SharePoint Enterprise
- Microsoft SharePoint StandardとMicrosoft SharePoint Enterpriseは、Microsoft SharePoint Server (SPS)によって提供されるエディションである。
- Microsoft SharePoint Server (SPS)は、以前はSharePoint Portal ServerやMicrosoft Office SharePoint Server (MOSS)という名称だった。
SharePointファミリーには、Microsoft SharePoint Designerも含まれる。
Windows SharePoint Services(WSS)は、Windows Serverに無償で追加できるアドオンである。WSSはHTTPとHTTPSをベースとして、ドキュメントの編集やバージョンの管理、またWikiやブログといったコラボレーションのための基盤を提供する。また、エンドユーザー向けの機能として、ワークフローやToDoリスト、アラート、電子会議室などの機能を持ったWebパーツと呼ばれるコンポーネントがあり、SharePointのページに組み込んで使用される。WSS 3.0はASP.NET 2.0を基盤として実装されている。WSSは以前は「SharePoint Team Services」と呼ばれていた。
SharePointが標準で持っているワークフローは、3段階のワークフローしかない。ほかの機能を持ったワークフローが必要な場合は、SharePoint DesignerやVisual Studioを使って開発することになる。WSS3.0におけるワークフローの主な制限は、ASP.NETで作成したページの代わりにInfoPath 2007を使用してフォームを作成できないということである。
Microsoft Office SharePoint Server (MOSS) は、有償のMicrosoft Officeサーバースイートである。MOSSはWSSの上で構築され、さらに多くの機能が追加されている。たとえばより詳細なドキュメント管理やエンタープライズサーチの機能、ナビゲーション、RSSのサポート、Microsoft Content Management Serverの後継として引き継いだ機能などである。MOSSのEnterprise Editionでは、Excelサービスやビジネスデータカタログなど、ビジネスインテリジェンスの機能も含まれている。また、Microsoft Project Serverと連携してプロジェクトマネジメントを可能にしたり、PowerPointのスライドライブラリの機能が追加されるなど、特定のアプリケーションコンポーネントをインストールすることによってMicrosoft Officeの各製品と統合された環境が提供される。
Microsoft Search Server
(Microsoft Search Server) (MSS : en)は、マイクロソフトが提供するエンタープライズサーチプラットフォームである。その検索機能はMicrosoft Office SharePoint Serverを基にしている。MSSはそのクエリエンジンとインデックスを作成する基盤としてWindows サーチと同じものを使用している。MOSSの検索はドキュメントに埋め込まれたメタデータの検索機能を提供する。
無償版である Express エディションの機能は有償版と比べてもインデックスの作成数などに制限は設けられていないが、スタンドアロンの利用に制限されていて、クラスタにスケールアウトすることができない。
Microsoft SharePoint Designerは主にSharePointサイトやWSS上で動くエンドユーザ向けワークフローを作成するWYSIWYGHTML エディタである。レンダリングエンジンはMicrosoft Expression Webなどのデザインツールや、(Visual Studio 2008)IDEと共通である。SharePoint DesignerはMicrosoft FrontPageの後継製品とされている。しかし、FrontPageにはSharePoint 2007やMOSSとの互換性はない。SharePoint Designerをサーバーにインストールする際はIISにFrontpageサーバー拡張が必要である。
(FAST Search Server for SharePoint) は、Microsoft SharePointにのエンタープライズ検索機能を実装することで、これまでにないイントラネット検索、人材の検索、および検索主導型アプリケーションのプラットフォームを実現している。
SharePoint 2013によって、FS4SPが提供する高度な検索機能はSharePointの標準機能として統合された。
関連項目
- en:Collaborative Application Markup Language
- ブログパーツ
- エンタープライズポータル
脚注
- ^ a b Oleson, Joel (2007年12月28日). “7 Years of SharePoint - A History Lesson”. Joel Oleson's Blog - SharePoint Land. (MSDN Blogs) (Microsoft Corporation). オリジナルの2011年8月13日時点におけるアーカイブ。2011年8月13日閲覧。
- ^ “SharePoint Server 2019 のハードウェア要件およびソフトウェア要件”. Microsoft TechNet. Microsoft Corporation (2018年7月24日). 2018年10月23日閲覧。
- ^ “Microsoft SharePoint APKs”. APKMirror. 2021年2月8日閲覧。
- ^ “Microsoft SharePoint” (英語). App Store. 2021年2月22日閲覧。
- ^ “”. 2019年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月31日閲覧。
- ^ “Microsoft Office - 家庭やビジネスで活用できるソフトウェア”. 2019年7月31日閲覧。
- ^ Micorosoft Officeの日本語版トップページ [6] の上部メニュー → 製品 と進んだときの一覧に含まれることから
- ^ “SharePoint 2016, Team Collaboration Software Tools”. products.office.com. 2017年7月19日閲覧。
外部リンク
- Microsoft SharePoint
- SharePoint のヘルプとラーニング - Microsoft サポート
- SharePoint ドキュメント | Microsoft Docs