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MiG-1 / МиГ-1
MiG-1(ミグ1;ロシア語:МиГ-1ミーグ・アヂーン)は、ソビエト連邦の戦闘機である。アルチョム・ミコヤン、ミハイル・グレヴィッチの両人が設計し、MiGの名を最初に冠した機体である。
ベースはポリカールポフ設計局で開発されたI-200である。
1940年4月5日に初飛行し、8月に最終テストを行い制式化された。100機ほど生産された後、12月に生産が打ち切られ、改良型のMiG-3戦闘機に転換された。
すぐに生産が打ち切られた理由として、MiG-1は同時期のソ連の戦闘機の中では性能は良かったが、安定性が悪い、機体強度が低い、失速しやすい、航続距離が短いなど、多数の欠点を持っていたからだと考えられる。
派生型
- Izdeliye 61 (Изделие 61)
- 製品61、第1工場内での名称[1]。
- I-200
- 原型機。
- IP-201
- 翼下に23mm機関砲を搭載する火力増強案。I-200の3号機を改造して試験されたが、搭載機関砲の性能不足を理由に中止となった[2]。
- MiG-1
- 生産型。I-200と同じくAM-35Aエンジンを搭載。
- MiG-1 AM-37
- 設計当初に想定していたAM-37エンジンを搭載したもの。I-200の2号機をもとに試験された[3]。
- MiG-3
- 初期の欠陥解消や新たな要求に応えるべく、機体各部に改修を盛り込んだもの。
運用国
- ソ連空軍
- ソ連海軍航空隊
諸元
- MiG-1[4]
脚注
参考文献
- 『世界の傑作機 No.156 第二次大戦ミグ戦闘機』文林堂 (2013) (ISBN 978-4-89319-218-9)
- Gordon, Yefim; Dexter, Keith『Mikoyan’s Piston-Engined Fighters』Midland Publishing (2003) (ISBN 1-85780-160-1)