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mbed

mbed(エンベッド)はARM[1]のプロトタイピング用ワンボードマイコンおよびそのデバイスのプログラミング環境を指す。

mbed NXP LPC1768

ハードウェア構成

mbedにはプロセッサとしてNXP社のLPC1768を搭載した通常版と、同じくNXP社のLPC11U24を搭載した低電圧版が存在する。 それぞれ基板の色が通常版は紺色、低電圧版は山吹色に近い黄色となっており、容易に見分けがつく。また、mbed HDKが公開され、Freescaleセミコンダクターやその他のメーカーからmbedの開発環境に対応したプロトタイピングボードが発売されている


機能上の差異は以下の表の通り。

mbed NXP LPC1768 mbed NXP LPC11U24
プロセッサ (ARM Cortex-M3) (ARM Cortex-M0)
プロセッサ動作周波数 96MHz 48MHz
内蔵フラッシュメモリ容量 512KB 32KB
RAM容量 32KB 8KB
電源 60-120mA 1-16mA
イーサネット ×
USBホスト機能 ×
USBデバイス
CAN ○(2ピン) ×
I²C ○(2ピン) ○(1ピン)
SPI ○(2ピン) ○(2ピン)
アナログ入力 ○(6ピン) ○(6ピン)
アナログ出力 ○(1ピン) ×
PWM出力 ○(6ピン) ○(8ピン)

歴史

  • 2005年、学生が容易にマイクロコントローラを利用したプロトタイピングを可能にするために、ARM社に所属する2名のエンジニアによってmbedプロジェクトがスタートした。 [2]
  • 最初のバージョンにおいてはNXP社のLPC2368 (ARM7TDMI-Sコア)が搭載されていた。
  • 最新版では前述の通りNXP社のLPC1768 (Cortex-M3コア)が搭載されるようになった。
  • 2011年11月にNXP社のLPC11U24(Cortex-M0コア)を搭載した低電圧版mbedが発表され、2012年1月に発売された。[3]

開発環境

mbedはプロトタイピングツールとしては特徴的な、OSに依存せずブラウザ上で動作するオンラインIDE[4]としてMbed SDKを備えており、ユーザはこのIDE上でコードを記述したり、mbed.org上に存在するライブラリをインポートしたりすることが可能。コンパイルされたバイナリファイルはダウンロードし、USBメモリとして認識されているmbedの内蔵フラッシュメモリ上に書き込むことで動作させることができる。

また、このオンラインIDEからプロジェクトをエクスポートすることでローカルで開発することも可能である。

Apatche 2.0ライセンスである。

Mbed OS

Mbedシリーズのハードウェアに対応したOSとしてMbed OS 2014年にIoT用OSとして発表された。RTOSである。

注釈

  1. ^ 開発・運営はARM社であるが、NXPセミコンダクターズがリードパートナーとして参加している。 - FAQ(Japanese)より
  2. ^ mbed Founders Interview
  3. ^ mbed Cortex M0 LPC11U24 announcement
  4. ^ コンパイラはARM社純正のRealViewDeveloperSuite4.1が使用されている。 - FAQ(Japanese)より

関連項目

外部リンク

  • mbed.org(公式サイト)
  • mbedを始めましょう!("Let's get started!" in Japnaese) - 日本語による公式解説記事
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