M32Rは32ビットのRISC命令セットの組み込み用途のマイクロプロセッサとマイクロコントローラであり、 三菱電機(現・ルネサス エレクトロニクス)によって開発された。 M32Rは、エンジン制御ユニットやデジタルカメラ、PDAなどの組み込みシステムで使われている。 命令セットは、GNUコンパイラコレクションでサポートされており、かつてはLinuxサポートもあったが、Linux 4.16 にてサポート対象CPUから外されている[1]。
開発者 | ルネサス エレクトロニクス |
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ビット数 | 32ビット |
発表 | 1997年 |
デザイン | RISC |
タイプ | Register-Register |
エンコード | 固定, 16または32ビット |
エンディアン | Bi |
オープン | No |
レジスタ | |
32ビット汎用レジスタ×16、56ビットアキュムレータ×2、32ビット制御レジスタ×6 |
ロジックと DRAM では(製造プロセス)が異なることからコスト上のメリットが薄いと思われたが DRAM を混載したM32R/Dも開発された[2]。
脚注
外部リンク
- ルネサスエレクトロニクス M32Rファミリ
- Linux/M32Rホームページ
- CQ出版社によるM32Rソフト・コアを使える評価ボード