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UT18K形コンテナ(UT18Kがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として籍を編入している、20 ft形の私有コンテナ((タンクコンテナ))である。
概要
本形式の数字部位 「 18 」は、コンテナの容積を元に決定される。このコンテナ容積18 m3の算出は、厳密には端数四捨五入計算の為に、内容積17.5 m3 - 18.4 m3の間に属するコンテナが対象となる[1]。
また形式末尾のアルファベット一桁部位 「 K 」は、恒常的に鉄道輸送するISO 668規格の国際海上コンテナを私有化した、危険品タンクコンテナに付与されている[2]。
特記事項
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もともと、国際的なタンクコンテナの内容物は、液体又は気体類である。従って、海上コンテナ由来の本コンテナでは、日本国内仕様の鉄道用私有タンクコンテナにみられるような粉末又は、粒状貨物類は積載できない。
番台毎の概要
98000番台
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- 98001 ・ 98002
- (中央通運)所有、シロキサン専用。全高2,591mm(規格外・(ハローマーク) = H表記)、最大総重量18.76 t(規格外・ハローマーク = G表記)。海上コンテナ専用タイプコード ((22) (T6))。コンテナ両端上部に、積載時の方向を指定するために「前」・「後」の表記がある。旧式の貨車である「コキ50000積載禁止」表記あり。
- 98003
- 日本石油輸送所有、MIBK専用。全高2,591mm(規格外・ハローマーク = H表記)、最大総重量18.76 t(規格外・ハローマーク = G表記)。海上コンテナ専用タイプコード (22T6)。積載指定貨車の表記はない。
- 98004
- 日本石油輸送所有、(PGLR)専用。全高2,591mm(規格外・ハローマーク = H表記)、最大総重量18.9 t(規格外・ハローマーク = G表記)。海上コンテナ専用タイプコード ((22) (K2))。積載指定貨車の表記はない。
脚注
出典
参考文献
- 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。(全国書誌番号):(21465967)。
- ※参考白黒写真掲載ページ → ---項。
外部サイト
- コンテナの絵本
- コンテナ日和