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IWGP世界ヘビー級王座

IWGP世界ヘビー級王座(アイ・ダブリュー・ジー・ピーせかいヘビーきゅうおうざ)は、新日本プロレスが管理、認定している王座。IWGPヘビー級王座IWGPインターコンチネンタル王座の統一王座。

IWGP世界ヘビー級王座
詳細
現王者 SANADA
獲得日 2023年4月8日
管理団体 新日本プロレス
創立 2021年3月4日
統計
最多保持者 オカダ・カズチカ:2回
初代王者 飯伏幸太
最長保持者 鷹木信悟:211日
最短所持者 飯伏幸太:31日
最年長 飯伏幸太:38歳9か月
最年少 ウィル・オスプレイ:27歳10か月

概要

2020年1月5日、IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカとIWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也により史上初めてとなる両王座のダブル選手権試合が行なわれ、これに勝利した内藤が二冠王者になった[1]。以降、両王座はIWGP世界ヘビー級王座に統一されるまで同一の選手が保持することになる。

2021年1月4日に二冠王者になった飯伏幸太は、翌1月5日の両王座の初防衛成功後、二冠王者として初めて王座の統一に言及[2]1月12日の会見で「二冠になってから王座が一度も分かれていない」ことを理由に王座の統一を再度提案した[3]

2月28日、「王座統一の阻止」を目的としてIWGPインターコンチネンタル王座にのみ挑戦した内藤を退け、飯伏が王座の防衛に成功した[4]。これを受けて3月1日、飯伏の意向を尊重した新日本プロレス会長の菅林直樹より、IWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座を統一し、両王座の歴史を継承したIWGP世界ヘビー級王座を新たに創立することが発表された[5]

3月4日、二冠王者の飯伏にIWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードが挑戦する形で最後のダブル選手権試合が行なわれ、両王座の防衛に成功した飯伏が初代IWGP世界ヘビー級王者に認定された[6][注釈 1]

IWGP世界ヘビー級王座創立時はまだベルトが完成しておらず、初代王者の飯伏は二冠王者時代と同様にIWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座の両ベルトを引き続き保持していたが、のちにベルトが完成し、3月30日に贈呈式が行なわれた[7]

デザイン

IWGP世界ヘビー級王座のベルトは、大張髙己第10代新日本プロレス社長の実兄[8]で、アニメーターの大張正己がデザインした[9][10]。ベルトの各パーツは前身の両王座歴代のものを継承しており、放射状に拡がるラインは初代IWGPヘビー級王座、王冠のように上部に広がっている形状は2代目IWGPヘビー級王座、世界に羽ばたく羽根は3代目IWGPヘビー級王座、2色の配色とライオンマークの配置は4代目IWGPヘビー級王座、サイドバックルの形状はIWGPインターコンチネンタル王座の各デザインを基に構成されている[7]

歴代王者

歴代 王者 戴冠回数 防衛回数 獲得日付 獲得場所(対戦相手・その他)
初代 飯伏幸太 1 0 2021年3月4日 日本武道館エル・デスペラードIWGPヘビー級王座IWGPインターコンチネンタル王座とのダブル選手権試合
第2代 ウィル・オスプレイ 1 1 2021年4月4日 両国国技館、王座返上[11][12]
第3代 鷹木信悟 1 3 2021年6月7日 大阪城ホールオカダ・カズチカ
第4代 オカダ・カズチカ 1 4 2022年1月4日 東京ドーム
第5代 ジェイ・ホワイト 1 2 2022年6月12日 大阪城ホール
第6代 オカダ・カズチカ 2 2 2023年1月4日 東京ドーム
第7代 SANADA 1 1 2023年4月8日 両国国技館

主な記録

  • 最多戴冠回数:2回 - オカダ・カズチカ(第4・6代)
  • 最多連続防衛回数:4回 - オカダ・カズチカ(第4代)
  • 最多通算防衛回数:6回 - オカダ・カズチカ
  • 最長保持期間:211日 - 鷹木信悟(第3代)
  • IWGP世界ヘビー級王座、IWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座、IWGP USヘビー級王座NEVER無差別級王座のシングル5大王座戴冠:ジェイ・ホワイト(第5代)

主な出来事

王座統一に対する賛否両論

IWGP世界ヘビー級王座への統一に対し、当初は選手の間で賛否が分かれた。ウィル・オスプレイ[13]後藤洋央紀[14]が賛意を表した一方、先述の内藤[15]をはじめ、オカダ[16]ジェイ・ホワイト[17][18]は否定的な見解を述べた。

2021年4月4日に飯伏を破り第2代王者として戴冠したオスプレイは翌5日の会見で、ファンから「再びIWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座に分けてはどうか」というリクエストがあったとした上でそれを明確に拒否した[19]。これがきっかけとなり王座統一に対する否定的な見解は次第に収まっていった。実際にオカダやホワイトはのちにIWGP世界ヘビー級王座を戴冠しているが、王座を分ける旨の発言は一切していない。

3本のチャンピオンベルトを巡る問題

第2代王者のオスプレイは、首の負傷により2021年5月20日に王座を返上した。しかし、8月14日(現地時間)のロサンゼルス大会で、自作したIWGP世界ヘビー級王座のベルトを携えて登場し、「選手権試合には負けていないから、今も自分が王者であり、(第3代王者の)鷹木信悟は暫定王者だ」と主張した[20]。オスプレイは王座を返上して以来、2021年内はアメリカで活動し、日本国内で試合をすることはなかった。

10月24日には、G1 CLIMAX 31を制覇したオカダ・カズチカが、翌2022年1月4日に行なわれるIWGP世界ヘビー級選手権試合の挑戦権利証の代わりとして4代目IWGPヘビー級王座のベルトを携えて登場するようになり[21]、第3代王者の鷹木、王者を自称するオスプレイ、挑戦権利証保持者のオカダの3人が「ベルト」を保持している事態になった[22]

決着戦は2022年1月東京ドーム大会で行なわれた。挑戦権利証保持者のオカダが1月4日に第3代王者の鷹木に勝利して第4代王者となり[23]、翌5日にオスプレイの挑戦を退け、初防衛に成功した[24]

ボクシング暫定王座とは異なり、オスプレイの自称王者は、新日本プロレスには王者として正式に認められていない。よって、1月5日に行なわれたオカダ対オスプレイの選手権試合は、第4代王者であるオカダの防衛戦であり[25]、決して王座統一戦ではない。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 当初は3月1日の会見の時点で「飯伏を(自動的に)初代IWGP世界ヘビー級王者に認定する」としていたが、のちに「3月4日のダブル選手権試合の勝者を初代王者に認定する」と改められた。

出典

  1. ^ “WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム – 東京・東京ドーム 2020/1/5 – 第8試合 60分1本勝負 IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタル ダブル選手権試合”. njpw.co.jp (2020年1月5日). 2021年6月10日閲覧。
  2. ^ “【新日本】「本当の神になった!」飯伏がジェイとの48分超えの死闘を制して2冠初防衛に成功!1.5 WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム”. プロレスTODAY (2021年1月6日). 2021年8月11日閲覧。
  3. ^ “この二つのベルトを一つにしたら、もっと凄いことが生まれるんじゃないかなと。絶対おもしろいことになる」“二冠王者”飯伏幸太がベルト統一を再提案!【1.12会見】”. njpw.co.jp (2021年1月12日). 2021年6月10日閲覧。
  4. ^ “CASTLE ATTACK – 大阪・大阪城ホール 2021/2/28”. njpw.co.jp (2021年2月28日). 2021年6月10日閲覧。
  5. ^ “IWGPヘビー&IWGPインターコンチネンタル王座を統一した、“IWGP世界ヘビー級王座”の新設を発表!”. njpw.co.jp (2021年3月1日). 2021年3月1日閲覧。
  6. ^ “旗揚げ記念日 – 東京・日本武道館”. njpw.co.jp (2021年3月4日). 2021年6月10日閲覧。
  7. ^ a b “【新日本】飯伏幸太にIWGP世界ヘビー級王座のベルトを贈呈!”. プロレスTODAY (2021年3月31日). 2021年6月10日閲覧。
  8. ^ “【新日本】大張新社長が表明 1・4&5東京ドームにリミット2万人入れる!!”. 東スポWeb (2020年10月27日). 2022年5月8日閲覧。
  9. ^ 株式会社ホビージャパン 『大張正己画集 OBARISM』(2022年4月28日発行)
  10. ^ “IWGP世界ヘビー級ベルトのデザインを手がけた大張正己さんの画集にオカダ・カズチカ選手が登場!”. njpw.co.jp (2022年5月7日). 2022年8月11日閲覧。
  11. ^ “【お知らせ】ウィル・オスプレイ選手が首負傷のため欠場、IWGP世界ヘビー級王座を返上へ”. njpw.co.jp (2021年5月20日). 2021年5月20日閲覧。
  12. ^ “【新日本】IWGP世界ヘビー級王者オスプレイが全治未定の首の負傷で王座返上 すでに帰国で新王者決定戦開催へ”. 東スポWeb (2021年5月20日). 2021年5月20日閲覧。
  13. ^ “【新日本】オスプレイが鷹木を下し『NJC』初優勝!恋人ビー・プレストリーを犠牲にしても“IWGP世界”奪取を優先!!”. プロレスTODAY (2021年3月22日). 2021年6月10日閲覧。
  14. ^ “【新日本】後藤洋央紀はベルト統一に賛同! NJCで “オカダの呪い”解き…飯伏挑戦目指す”. 東スポWeb (2021年3月6日). 2021年6月10日閲覧。
  15. ^ “【新日本】内藤が改めて飯伏の“二冠統一”に反対声明<2.16後楽園大会>試合後バックステージコメント全文掲載”. プロレスTODAY (2021年2月17日). 2021年6月10日閲覧。
  16. ^ “【新日本】オカダが2冠統一の飯伏を〝邪神〟扱い「IWGP世界ヘビー級、クソダセえよ」”. 東スポWeb (2021年3月5日). 2021年6月10日閲覧。
  17. ^ “NEW JAPAN CUP 2021 - 東京・後楽園ホール 2021/3/15”. njpw.co.jp (2021年3月15日). 2021年6月10日閲覧。
  18. ^ “【新日本】『NJC』ジェイ「俺はベルトをもう1度IWGPヘビー級とインターコンチネンタルの2本に戻す」<3.15後楽園・試合後バックステージコメント全文掲載>”. プロレスTODAY (2021年3月16日). 2021年8月11日閲覧。
  19. ^ “【新日本】新IWGP世界王者オスプレイが一夜明け会見「同じイギリスのWWE世界ヘビー級チャンピオンであるドリュー・マッキンタイアと対戦が叶うなら闘ってみたい。」”. プロレスTODAY (2021年4月6日). 2022年8月11日閲覧。
  20. ^ “【新日本】前IWGP王者オスプレイ 自作ベルトで独自防衛戦強行へ「鷹木は暫定王者だ」”. 東スポWeb (2021年8月15日). 2022年1月7日閲覧。
  21. ^ “【新日本】オカダが旧IWGPヘビー級ベルトを手に登場「いつでもこのベルトを持っていきたい」”. 東スポWeb (2021年10月24日). 2021年1月7日閲覧。
  22. ^ “【新日本】IWGP世界王者・鷹木が〝ベルト3本問題〟の是正誓う「ハッキリ言って新日本は迷走してる」”. 東スポweb (2021年12月27日). 2022年1月7日閲覧。
  23. ^ “【新日1・4】オカダが鷹木を破りIWGP世界王座初戴冠 旧ベルトに別れ告げ団体旗揚げ50周年の飛躍誓う”. 東スポWeb (2022年1月4日). 2022年1月7日閲覧。
  24. ^ “【新日1・5】オカダがオスプレイを撃破し内藤とのV2戦へ 「声援のある中でプロレスがしたい」と涙のマイク”. 東スポWeb (2022年1月5日). 2022年1月7日閲覧。
  25. ^ “WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム”. njpw.co.jp. 2022年1月7日閲覧。

外部リンク

  • IWGP WORLD HEAVYWEIGHT | 歴代チャンピオンクラス | 新日本プロレスリング
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