『IQエンジン』(アイキューエンジン)は、1989年1月10日から同年9月26日までフジテレビの深夜番組放送枠『JOCX-TV+』で放送されたクイズ番組。
概要
1980年代後半、人気を博していた『頭の体操』シリーズを基に構成されたクイズ番組[1]。問題数は全396問。
心理的盲点を突いた問題や頓智を捻った問題が大半を占め、前半は多湖輝・雅孝司の著作を多く扱っていたが、後半は視聴者から寄せられた問題も扱われるようになった。また、一般的なクイズ番組と違って解答者はおらず、問題VTRを流した後に数秒間のシンキングタイムを設け、解答を発表するという方式を採っていた。
問題VTRの映像では、当時まだ駆け出しであった第三舞台所属の役者をメインに起用された。その中でも大高洋夫や小須田康人、筧利夫や勝村政信などのメンバーは本番組がきっかけで巣立っていった。
なお、最終回のみは問題が出題されずに出演者によるコント仕立てとなっており、その中で「本来は1クールの予定だったが、思いのほか好評で3クールまで引き延ばしになった」という経緯が語られている。
この番組は、後にCS放送・フジテレビ739で再放送された。
キャスト
スタッフ
主な出題元
ビデオ
- IQエンジンSelect1 - 3
- IQエンジン エキスパート編
- IQエンジン パーティ編
- IQエンジンスペシャル1 - 2
テーマ曲
- Revolutions (12-inch Extended Remix Version) / ジャン・ミッシェル・ジャール
脚注
- ^ 「フジテレビの深夜戦略」『広告批評』第119号、マドラ出版、1989年7月1日、50 - 51頁。(NDLJP):1853085/27