『equal』(イコール)は、ACIDMANのメジャー3枚目のアルバム。2004年9月15日に東芝EMIから発売された。メジャー6枚目のシングル「水写」、7枚目のシングル「equal e.p.」を収録している(プレデビューシングルの三部作もカウント)。
『equal』 | ||
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ACIDMAN の スタジオ・アルバム | ||
リリース | ||
ジャンル | ロック | |
時間 | ||
レーベル | ヴァージン・レコード/EMIミュージック・ジャパン TOCT-25454(CCCD) TOCT-26538(CD) | |
チャート最高順位 | ||
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ACIDMAN アルバム 年表 | ||
EANコード | ||
EAN (4988006193048)(CCCD) EAN (4988006215139)(CD) | ||
『equal』収録のシングル | ||
ミュージックビデオ | ||
「イコール」 - YouTube 「水写」 - YouTube 「colors of the wind」 - YouTube 「廻る、巡る、その核へ」 - YouTube |
解説
- アルバムのコンセプトは当時、大木伸夫(vocal, guitar)が愛読していた素粒子論と手塚治虫の漫画『ブッダ』に影響を受けている。
- テーマは「平等」「反戦」などだが、それらをただ掲げるのではなく、心に留めておいてほしいというコメントをしている。
- このアルバムのPV集「Scene of equal」に収録されたショートフィルム『彩-SAI-(前編)』『廻る、巡る、その核へ』(ディレクター:西郡勲)は、第8回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞した。
収録曲
- 0 = ALL(ゼロ・イコール・オール)(2:13)
- インストであるが、1:35辺りに「equal」という歌詞が入っている。
- FREAK OUT(3:39)
- 降る秋(4:26)
- 無常観を題材に「響き渡れ!」という意識で書かれた曲。曲調の変化が激しいため、レコーディングに苦労したとのこと。
- イコール(5:07)
- 「equal e.p.」収録曲。この曲でMUSIC STATION初出演。
- 水写(すいしゃ)(6:16)
- 「水写」収録曲。
- 彩-SAI-(前編)(3:24)
- 彩-SAI-(後編)(5:40)
- 前編を引き継いで始まる。前編のPVに影響されて作詞された曲。
- 暁を残して(4:30)
- 終盤に制作された。ボーカルのレコーディングはキーが高くて辛かったという。
- colors of the wind(4:35)
- 作詞:SCHWARTZ STEPHEN LAURENCE、作曲:MENKEN ALAN
- 『MOSH PIT ON DISNEY』提供曲。映画『ポカホンタス』劇中歌のカバー。
- 当初は本作に収録される予定ではなかったが、出来が良かったため収録となった。
- migration 1064(マイグレーションじゅうのろくじゅうよんじょう)(5:55)
- 1064は「不可思議」という単位であることから名付けられた。曲中にも「不可思議」という単語が出てくる。
- メンバー曰く「スペーシーポップ」。
- cps(1:31)
- インスト。「廻る、巡る、その核へ」とつながっており、ライブではセットで演奏される。cpsとは「cycle per second」の略で周期の単位。
- 廻る、巡る、その核へ(9:31)
- 9分を超える大作。「彩-SAI-(前編)」、「cps」とつながったショートフィルムが存在する。なお、「cps」と合計した演奏時間は約11分にも及ぶ。
- 当初は5分程度の曲だったが、大木が満足せず展開が付け足され、最終的に9分超となった完成曲に他のメンバー2人は困惑した。曲が長大でまだ固まっていない状態だったのにもかかわらず、レコーディングは一発録りで、テイク数も非常に少なかったという。
- ツアーのファイナルで、アンコールのラストに演奏される重要なナンバーである。
- 後にメンバーは「世間からシュールな曲と言われる」と語っている。
- 全曲、作詞:大木伸夫、作曲・編曲:ACIDMAN(特記以外)
関連項目
外部リンク
- インタビュー