» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

BioShock

BioShock』(バイオショック)はアメリカのゲーム開発会社、2Kボストン/2Kオーストラリア(現、Irrational Games(イラショナル・ゲームズ))によって開発されたファーストパーソンシューティングゲーム形式のアクションロールプレイングゲーム

BioShock
ジャンル FPS
アクションRPG
対応機種 Xbox 360
プレイステーション3
PC (Windows)
Xbox 360
プレイステーション3
プレイステーション4
PC (Windows)
開発元 2K Boston/2K Australia(2007年当時。現在はIrrational Games)
発売元 2K Games
スパイク Xbox 360版
スパイク プレイステーション3版
(ZOO) PC版
人数 1人
メディア DVD(PS3版とPS4版はBD-ROM
発売日

2007年8月21日 Xbox 360版/PC版[1]
2007年8月24日 Xbox 360版/PC版[1]
2008年2月21日 Xbox 360版(2008年6月27日 Xbox 360 プラチナコレクション版)
2008年6月27日PC版
2008年10月17日 PS3版

2008年10月21日 PS3版
2008年12月25日 PS3版
2016年9月15日 PS4版
対象年齢 ESRB: Mature (17+)[2]
PEGI: 18+[3]
CEROD(17才以上対象)
エンジン (Unreal Engine2.5)
(テンプレートを表示)

脚本を担当したのは前身である『System Shock 2』および後継作品『BioShock Infinite』でゲームデザイナーを務めている(ケン・レヴィン)(英語版)

概要

『バイオショック』は2004年後半から開発が始まった。当時のイラショナル・ゲームズは独立系のゲーム会社だったが、2006年1月9日、大手ゲーム会社のテイクツー・インタラクティブの傘下に入り会社名も2Kボストン/2Kオーストラリアに変更した(ただし2Kボストンは2010年に再度イラショナル・ゲームズに名前を戻している)。そして、2K Gamesブランドのゲームとして本作を「2007年の早い段階に発売しようと考えている」ことを公表した[4]

開発者によってこのソフトはイラショナル・ゲームズが過去に開発し1999年に発売されたPC向けのSFものアクションRPG『System Shock 2』(システムショック2)の「実質的な続編」と言われた[5]。なお、ゲームエンジンには改造を施した(Unreal Engine2.5)を使用したことにより、当時としては高度なグラフィックを実現している。 先にPC版Xbox 360版が出され、後に新たな難易度や特殊能力、DLCを追加要素としているプレイステーション3版も発売された。

発売からしばらくはPC向けゲームダウンロード販売サービスSteamを利用したダウンロード購入が日本でも可能であったが、数ヵ月後にリージョン規制により購入不可となってしまった。体験版はその後もDL可能であったため、体験版のダウンロードページから「製品を購入する」のボタンを押しても別のページに飛ぶという奇妙な状態となっていた。しかし、発売元であるテイクツー・インタラクティブ日本法人の設立に伴い、それまで日本国内において販売権利を持っていた代理店の権利が消失したことからリージョン規制が解除され、再び日本からの購入が可能になった。

ゲームとしての特徴

アクションRPGならぬ“FPS・RPG”(若しくはFPSアドベンチャーゲーム)で、完全に一人用のゲームとして設計されている。

物語や演出、独特な背景設定を楽しむ事に主眼を置いている、広大な閉鎖空間を探索しながら謎を解き明かし自身を強化する、無数の音声メモが存在している(普通のRPGで町人に話しかけるのに相当)、だけではなく超能力を使用・装備して戦う、敵がランダムで復活する、倒した敵を調べるとアイテムが入手できる、一部の敵にはなどの「属性」が存在する、金を使って弾薬や回復アイテムを購入、などのRPGのような特徴が数多く存在するが、これらのゲームとしての基礎設計はイラショナル・ゲームズが過去に手がけた作品『System Shock 2』から継承・改良されたものが多い。

バイオショック独自の要素としては、モノクロ映画『メトロポリス』を彷彿とさせるレトロで未来的な造型がそこかしこに見られ、60年代のアメリカ文化とオーバーテクノロジーが入り混じった海底都市ラプチャーの奇妙かつ独特な舞台設計や“お使い型のRPGであること”を巧みに利用した秀逸なシナリオと優れた演出手法、欧米のRPGの特徴でもある「道徳に従うか反するかを選べる“選択”」や2007年時点では最高峰と言えるグラフィックなどが挙げられる。

戦闘の面では、単純な射撃の技術だけではなく状況判断の適切さや、使用する武器・特殊能力の選択、そして地の利を考慮した戦略が重要視されているのも特長であり、豊富な武器と能力をプレイヤーの意思で組み合わせて戦う事の出来る自由度の高さもまた魅力となっている。

さらに、ゲームレビューサイトIGNの"ここ数年で最も怖いゲーム"の第8位に輝いた。

2010年、続編となる『BioShock2』が発売され、2013年には後継作品『BioShock Infinite』も発売された。

背景

我々の世界とは分岐した、実際には起こらなかった歴史を歩んだもう一つの1960年が舞台。飛行機事故で偶然生き残った主人公ジャック(Jack)が、海底に築かれた都市ラプチャー(Rapture)を探検し、過去を明らかにしていく。

ストーリー

1946年11月5日、科学者アンドリュー・ライアンは大西洋中央に海底火山を原動力として完全に自立する水中都市を建設し、“携挙”を意味する「ラプチャー(Rapture)」と名付けた。建設の目的は科学者芸術家エンジニアといった人々に対して才能を発揮できる最先端の環境と、宗教や政府による規制に縛られない自由を与えることで今までに無かった成果を出してもらうというものだった。そのため、「ラプチャー」は冷戦時代の科学者らの逃げ場であり、自由気ままな生活を送れる場“ユートピア・シティ”でもあった。

科学者の中には遺伝子工学を研究する者もおり、中でもブリジット・テネンバウムという女性科学者がウミウシの一種から「アダム(Adam)」という、人間の能力を飛躍的に変化させる物質を抽出することに成功する。しかし、「アダム」に関する研究競争によって主な二つのグループ間で武力さえも行使する抗争が勃発。遂にはそれぞれのチームが「アダム」によって自らの体を改造するようになる。だが、過度な人体改造副作用でほとんどの人々は人間としての精神を失うこととなり、最終的に「ラプチャー」はかつて人間だったモンスターが生き延びるための殺し合いを繰り返す場所と化し、荒廃した都市は至る箇所で漏水や水圧による破損が広がり、全体が陥没するのも時間の問題となっていた。

1960年、主人公ジャックは、大西洋上を飛行する旅客機の機内で家族の写真や「Would you kindly not open until…(恐縮だが…まで開けないでほしい)」と書かれたプレゼントをながめていた。その後、何らかの原因により旅客機は大西洋へ墜落し大破、炎上する。幸運にも生き延びたジャックは近くにあった灯台にたどり着く。そこには球形の潜水艇が置かれており、それに乗り込んだ彼は荒廃した都市「ラプチャー」へと行き着いてしまう。早々にして都市の狂気に満ちた世界を垣間見る彼に、ラジオを通じてアトラスという男が語りかけてきた。狂気に満ち溢れた都市での生き残りをかけた戦いが始まる。

登場人物

ジャック(Jack)
本作の主人公。両手首に刺青がある。飛行機事故によって水中都市「ラプチャー」へと迷い込んでしまう。序盤で注射したプラスミド(後述)と呼ばれる物質によって遺伝子変質させられ、様々な超能力を扱うようになる。アトラスと名乗る男の協力を借り、ラプチャーからの脱出を目指す過程の中、やがて自身の運命にまつわる謎に迫っていくことになる。
アトラス(Atlas)(声優:森川智之
主人公と最初にコンタクトしたラプチャーの住人。正気を失っていない少数派の人間で「ラプチャー」から逃げ出すために、はぐれた家族を助けてくれるよう恐縮しながらもジャックに協力を申し出る。アイルランド訛りがある為、一部の者には「アイルランド野郎」と呼ばれる事もある。フォンテインとの対立以降、市民に対し専制的になったライアンに対するレジスタンスの中心人物。
アンドリュー・ライアン(Andrew Ryan)(声優:石塚運昇
あらゆる国家・思想・宗教の干渉を受けつけない海底都市「ラプチャー」の創設者にして天才科学者。ラプチャーの最高権力者でもある。ラプチャーが荒廃し、事実上の無政府状態と化して以降もその権力は揺ぎ無いものであり、主人公に襲い掛かってくるスプライサーの大半は彼の手下と言っても過言ではない。アトラスとは敵対関係にあり、主人公を外部からの侵入者とみなして様々な妨害を仕掛けてくる。金儲けの道具になると睨んだリトルシスターを守護する為にビッグダディをスーチョンに開発させたのも彼である。
ブリジット・テネンバウム(Brigitte Tenenbaum)(声優:園崎未恵
ウミウシの一種からADAMを発見した遺伝子工学の女性研究者。第二次世界大戦の折はドイツ捕虜収容所人体実験に従事していた。ラプチャーに研究の場を移しADAMを発見した後はフォンテインの援助を受けてリトルシスターを開発したが、この事が最終的にラプチャーを破滅へと導いてしまった。アンドリュー・ライアンだけでなくアトラスとも敵対しており、主人公に(自身の贖罪も兼ねた)リトルシスターの救済を説く。ドイツ訛りの英語を話すのが特徴。
スタインマン(シュタインマン)医師(Doctor J.S. Steinman)
医療施設「メディカル・パビリオン」の管理者。ライアンに心服しており、ADAMを用いて女神アフロディーテのような理想の美女を作り出すべく、女性の患者に次々と悲惨な整形手術を本人の意志を無視して施術する狂気の外科医
ピーチ・ウィルキンス(Peach Wilkins)
アトラスの家族が匿われている潜水艇がある「ネプチューン・バウンティ」の老管理者。アトラスには協力しているが、信用はしていない。ラプチャーの豪商フランク・フォンテインに対し過剰なまでの恐怖と嫌悪感を抱いている。
ジュリー・ラングフォード(Julie Langford)
ラプチャーの酸素供給源である植林エリア「アルカディア」の女性管理者。アトラス曰く、「ライアンの女で、はした金のために汚い仕事をするような奴」。かつては枯葉剤などを使って植物を殺す事を研究していたが、ラプチャーに来てからは植物を蘇生させる物質“ラザロベクター”(名前は聖人ラザロに由来)の研究を行うようになった。物語の中盤、ふとしたいきさつからジャックはこの物質を作り出す為に奔走する事になる。
サンダー・コーエン(Sander Cohen)(声優:麦人
ライアンの住む施設に通じる「フォート・フロリック」の管理者。アトラスですら口に出すのも憚る程に歪んだ芸術家思想を持つ、とびきりの狂人。自身の芸術作品を完成させる為ならその「資材」として殺人も厭わないが、自作品を破損さえさせなければ無害で協力的な人物でもある。ある事からジャックに興味を持ち、一定時間行動を共にしなければならなくなる。
イ・スーチョン/易蘇崇(Yi Suchong)
ラプチャーに住む科学者の一人。眼鏡をかけたヒステリックな男。大の子供嫌い。プラスミドやリトルシスター、ビッグダディの研究・開発を行っていた。物語開始よりも前、ビッグダディは確実にリトルシスターを護れるかの研究の最中、リトルシスターを殴ってしまった事が原因でビッグダディに殺害され、皮肉にも自らの死によって研究の成功が裏付けられた。その為、本編中ではダイアリー(音声メモ)でのみ登場する。また、日本版では普通に喋るが、北米オリジナル版では中国系という設定の為かやや不自然な英語で喋る。
ダイアン・マクリントック(Diane McClintock)
元々はライアンの恋人だったが、月日が経つにつれライアンに愛想を尽かし、最終的にはアトラスのレジスタンスの一員となる女性。プレイヤーは探索の最中に所々に落ちているダイアリーを拾う事で彼女の心境の変化を知る事が出来る(ダイアリーでのみ登場)。
フランク・フォンテイン(Frank Fontaine)
ラプチャーに住む商人にして密輸業者。野心家であり人を欺く事や商才に長け「フォンテイン水産」「フォンテイン未来技術社」などを起業、大きな財産を築きラプチャー内に己の勢力を作り上げた。また「フォンテイン救済センター」なる救貧院施設を設立し、「才ある者達が何物にも縛られないラプチャーだがその結果(才が足りなかったために)何も成し遂げられなかった食い詰めた凡人達」に食と住居を提供して秘密裏にスプライサーの私兵部隊を構築したり、テネンバウムに出資して生きたADAM製造工場としてリトルシスターを開発させる等、数々のあくどい行為に手を染めていた。ADAMの独占を目論みアンドリュー・ライアンと対立、1958年にライアンが放った襲撃部隊によって死亡したとされているが、それは偽装でありその後アトラスとして活動する。
余談だが、ゲーム中に幾度と無く登場するダイアリー用の録音機器"ACCU-VOX"は彼がかつて設立した会社フォンテイン未来技術社(Fontaine Futuristics)の商品である(ラプチャーの所々にこの商品の広告も貼り出されている。またフォンテインの死後、同社はライアンによって接収され「ライアン・インダストリーズ」となった)。

敵キャラクター

スプライサー(Splicers)
ADAMの過剰投与によって精神を蝕まれ、凶暴化した人間の総称。鈎爪や鈍器爆弾などで武装している。人体改造にも手を出しており、体中に縫い跡が見られる。大抵の場合理性が崩壊しており、自分以外の存在には見境無く襲い掛かるほど凶暴だが、ある種の社会的生活を営む者も存在する。共通として男女全員がヴェネチアン・マスクを思わせる不気味な仮面や防護マスクを付けている。
  • サギッシュ・スプライサー(Thuggish Splicer)
序盤から登場するスプライサー。体力は低め。レンチ鉄パイプで武装しており、ジャックに跳びかかりながら殴ってくる。後半に登場するものは能力が向上している上、一部の者は電気の属性を持っている。
  • レドヘッド・スプライサー(Leadhead Splicer)
主にピストルマシンガンで武装したスプライサー。能力もサギッシュよりはやや高めである。
  • ニトロ・スプライサー(Nitro Splicer)
爆弾を投げつけてくるスプライサー。常に距離を取って戦う。爆弾はテレキネシスで受け止めて投げ返せる他、リサーチカメラで研究する事で不発弾にする確率を上げる事も可能。
  • スパイダー・スプライサー(Spider Splicer)
身体能力の高いスプライサー。天井に張り付いて移動できる他、連続バク転で素早い回避も行う。攻撃は主に鉤爪で行う。たまに心臓が手に入る事があり、これはファーストエイドの代わりとして使用可能。
  • フーディーニ・スプライサー(Houdini Splicer)
中盤以降登場するスプライサー。属性のものと属性のものが存在。武器は使わず高威力のプラスミドで攻撃する上、姿を消しては別の場所から出現して攻撃する厄介な敵。出現直前は空間が歪んだり、火の粉のような赤い煙が現れるので、それを頼りに位置を探る事は可能である。名称の由来は奇術師ハリー・フーディーニからか。
リトル・シスター(Little Sister)(声優:清水香里
ボロボロになったドレスをまとい、注射器を片手にラプチャーを徘徊する少女。ギャザラー(Gatherer)とも呼ばれている。引き取り手のいない孤児や誘拐してきた子供を遺伝子的、および精神的に改造することでフォンテイン未来技術社が作り出した、いわば “歩くADAM製造工場” 。死体から採集した血を飲む事によりADAMを体内で精製する能力を持つ。崩壊したラプチャーにおいて唯一ADAMを作り出せる存在であり、故に無数の敵から狙われるためビッグダディの護衛が欠かせない。テネンバウムは嫌悪しつつもか弱い子供だと主張し、反対にアトラスはテネンバウムが創り出した化け物だと決め付けている。ADAMの作用によってほぼ不死身の体となっているが、それは内臓に寄生した特殊なウミウシによるものであり、体内からウミウシが摘出されれば死んでしまう。
ジャックは彼女達からウミウシごとADAMを奪い取り死なせる(ハーベスト)か、ウミウシを医的に摘出し人間に戻して解放する(レスキュー)かを選択することが出来る。奪い取るを選んだ場合は多量のADAMが手に入るため、後述のギャザラー・ガーデンを介して大幅なパワーアップが見込める。ただし、リトルシスターを解放した数によって後半の展開やEDも変わってくる。
ビッグ・ダディ(Big Daddy)
ヘルメット潜水の装備のような姿をしたリトルシスターの護衛役。その報酬として彼女からADAMを分け与えられている。フォンテイン死亡後、リトルシスターの安全を危惧したライアンがライアン・インダストリーズ(Ryan Industries)に作らせた。ロボットのように見えるが正体はADAMを投与された上に肉体改造され、装甲武器を装着された人間である(徹甲弾で攻撃すれば, 潜水ヘルメットに血痕ができる)。ドリルを装備した接近戦タイプ“バウンサー(Bouncer)”と(リベットガン)を装備した遠距離戦タイプ“ロージー(Rosie)”が存在し、更に通常バージョン(潜水服が茶色)と能力の高いエリートバージョン(潜水服が紅白)が存在する。手を出さない限り無害であるが、リトルシスターへ近づく者を威嚇し、攻撃された場合は不気味な叫び声を上げて対象を殺害、または破壊するまで執拗に攻撃する。なお、リトルシスターからは「ミスター・B(Mr.B)」あるいは「ミスター・バブルス(Mr.Bubbles)」の愛称で呼ばれている。
自動警備システム(Automatic Security System)
ラプチャーには外部からの侵入者を阻むために人工知能警備システムが設置され、ADAMによってラプチャーが崩壊した後にも無事に作動している。初めは主人公を警戒・攻撃するが、ハッキングすることによって主人公の敵(リトルシスターを除く)を攻撃させる味方にすることが可能。
自動警備システムは 3種のタイプが存在する。一部のトニックは多様な警備システムを欺く目的に製作されたが、ディテクティング(探知)機能があるものは天然カモフラージュ(Natural Camouflage)トニックを使ってもプレーヤーを発見する。

武器

の種類によって様々な効果が得られる。弾丸の()内はXbox 360日本版での名称。

レンチ(WRENCH)
物語の最初に手に入る鈍器パイプレンチがモデル。使用回数制限が無いので障害物や窓を破壊するときにも便利。最初は弱いがトニックを使うことで大幅に強化出来る。
ピストル(Pistol)
オーソドックスな武器。38口径回転式拳銃エンフィールドNo.2がモデル。精度が高く、ヘッドショットが狙いやすい。威力は中程度で所持できる弾丸は少なめ。アップグレードは威力強化と弾薬装填数アップ(24発装填になり、銃右側にドラムマガジンのような物体が付く)。
  • 通常弾(弾丸):3つの中では平均的能力を持つ。
  • 徹甲弾(ピアッシングブレット):機械やビッグダディ等の、装甲を持つ敵に対して有効。
  • 対人弾(アンチパーソネルブレット):人間などの生命体に対して有効。
マシンガン(Machine Gun)
連射性能の高い武器。大勢の敵や至近距離の敵に対して有効。命中精度が悪く、ヘッドショットが発生しないという欠点がある。(トンプソン・サブマシンガン)のシカゴタイプがモデルになっている。アップグレードは威力強化と反動低減。
  • 通常弾(マシンガンラウンド):3つの中では平均的能力を持つ。
  • 徹甲弾(ピアッシングラウンド):機械やビッグダディ等の、装甲を持つ敵に対して有効。
  • 対人弾(アンチパーソネルラウンド):人間などの生命体に対して有効。
ショットガン(Shotgun)
接近戦で有効。安定した威力を発揮する。装弾数は4発。アップグレードはセミオート化と威力強化。
  • 通常弾((バックショット))
  • 電気弾(エレキショット):電気を帯びた弾薬。機械に対して有効。
  • 爆発弾(ブラストショット):被弾した敵は燃える。
グレネードランチャー(Grenade Launcher)
バズーカと似ているこの武器はさまざまな爆発物を発射する。6発装填。威力が高く、広い攻撃範囲を持っている。しかし、至近距離で使用すると爆風によりダメージを受けることがあるため使用時注意が必要である。アップグレードは威力と攻撃範囲のアップと、爆風ダメージ無視設定(至近距離で使用しても爆風のダメージを受けない)。
  • 手榴弾(グレネード):敵に被弾するか一定時間経つと爆発する。
  • 地雷(センサーマイン):床だけでなく壁等にも設置可能。一定距離に近づくと爆発する。
  • ミサイル((ホーミングロケット)):敵を追尾するロケット弾。素早い敵に有効。
ケミカルガン(Chemical Thrower)
多様な化学薬品を撒布する。3種類の化学薬品が、3種類のプラスミドと效果が似ている。射程が短く、薬品を大量に消費するのが弱点。アップグレードは射程アップと燃費向上。
クロスボウ(Crossbow)
を発射する。遠距離からの狙撃に有効で、1発の威力が非常に高い。このゲームではスナイパーライフルの代用品として登場する。ただ、リロード時間が長いため、多くの敵と同時に戦うのは不向き。矢は壊れない限り回収して何度も使うことが可能。装填矢は5発。アップグレードは矢の耐久力強化と威力強化。
  • (ステンレスボルト):通常の矢。
  • 火矢(ヒートボルト):通常の矢より威力が高い。熱を帯びているようだが、敵に当たっても燃えない。
  • 罠矢(トラップボルト):壁に当たると電気を帯びたワイヤーが伸び、に使える。
リサーチカメラ(Research Camera)
殺傷用の武器ではないが、撮影することで敵の情報を分析し、与えるダメージを増加させたり特殊なスキルを身につけたりすることが出来る。銃の弾薬同様、フィルムの所持数だけ撮影が可能。

主なアイテム

ファーストエイド
体力を一定量回復することが可能。最大9個までストック可能。
EVE注入器
EVEゲージを満タンにすることが可能。最大9個までストック可能。
オートハッカー
ハッキングを無条件で成功させることが可能。一回限りの使いきり式のアイテムで、最大5個までストック可能。
食品類、包帯
拾った瞬間に体力を一部回復させる。
コーヒー
拾った瞬間にEVEゲージを一部回復させる。
酒類ビールワインスコッチウォッカウィスキーアブサン
体力を一部回復させる代わりに、EVEゲージが少し減少する。ただし、一度に沢山拾得すると酔っぱらってしまい、一定時間視界が歪む。
タバコ
拾った瞬間にEVEゲージを一部回復させる代わりに、ダメージを受ける。

プラスミド(Plasmids)

プラスミドとは本作に登場する超能力のような不思議な能力の通称。ジャックやラプチャーの住人たちは遺伝子を人為的に改変してこの力を手に入れる。なお、本来プラスミドとは細胞内に存在する、「染色体以外のDNA分子」の総称(プラスミドは遺伝子組み換えに多く用いられている)。

※()内は北米オリジナル版の名前

エレクトロボルト(Electro Bolt)
最初に手に入るプラスミドで、電撃を発射する。水中の敵に使用するとより効果的なダメージを与える。敵を感電させたり、機械を一時停止させたり壊れたスイッチの強制動作までできる。レベル3まで存在し、高レベルの物ほどしびれ時間が長い。有用な反面EVE消費量が多く、単独での攻撃力が低いのが難点。
インフェルノ(Incinerate!)
指を鳴らすように擦りあわして炎を出し、敵を燃やす。油や布、ガスボンベに引火させたり氷を溶かすことも可能。燃えている敵は水に飛び込む行動を取る場合もある。レベル3まで存在し、3になると青い炎へと変わる。
テレキネシス(Telekinesis)
物体を手元に引き寄せ、飛ばす。敵が投擲・発射した爆発物を投げ返すこともできる。EVEの使用量が非常に低い上、応用が利きやすく使い勝手が良い。ちなみに、爆発物は掴んでいる限り爆発しない。
ウィンターブラスト(Winter Blast)
冷たいエネルギーを敵に投げつけ、敵を凍らせる。凍らせた敵に一定以上の攻撃を加えるとバラバラに砕ける。しかし砕いた場合は死体を調べられなくなり金やアイテムを得る事が出来なくなる。エレクトロボルトと同じく機械の動作を停止させることができる。
ホーネット(Insect Swarm)
腕からの大群を発生させ、敵の動きを妨げる。レベル3まで存在する。複数の敵に有効。スプライサー等の生命体に強い反面、機械類・ビッグダディ等の装甲を持つ敵には効果がない。
エンレイジ(Enrage!)
赤いボール状のエネルギーを投げ、当たった敵は突拍子のない怒りの感情が沸き上がり暴走して近くにいる敵を攻撃する。
ビッグダディ催眠(Hypnotize Big Daddy)
緑のボール状のエネルギーを投げて、ビッグダディに当てると一定時間ビッグダディの保護を受けることができる。レベル2まで存在し、催眠時間が長くなる。
ただし、EVEの消費量が全プラスミド中最高であることに加え、一定時間が経てば催眠が解けてしまうので使用する場面には工夫を要する。
セキュリティビーコン(Security Bullseye)
青いボール状のエネルギーを敵に当てると色が付き、セキュリティロボットに攻撃させることが出来る。
ターゲットダミー(Target Dummy)
ダミー人形を出現させ、敵の目を欺くことが出来る。セキュリティロボットに対しても有効。
サイクロントラップ(Cyclone Trap)
地面に罠を仕掛け、踏んだ敵を吹き飛ばすことが出来る。レベル2まで存在。
ソニックブーム(Sonic Boom)
範囲内の敵を吹き飛ばし、さらに一定時間行動不能にする。レベル2まで存在。XBOX 360日本語版では使用不可。

総じてEVE残量が1回の使用量に達していなくてもプラスミドは使用できる(残りわずかな状態でビッグダディ催眠やエレクトロボルトを使っても効果は減衰したりしない)。

トニック

このゲームでは「トニック」と呼ばれる、プラスミドとは別の特殊能力を身に付けることが可能。 トニックにもレベル(最大3段階)があるが、プラスミドとは違い、同名の上位トニックを入手しても下位のものが消えることはない。従って、トニックの重ねがけを行うことができ、その効果を更に向上させることができる。

フィジカルトニック

フィジカルトニックは、主に身体能力を向上させる。

ブラッドラスト
レンチでダメージを与えた時、体力とEVEゲージ両方を回復させるようになる。
大酒飲み
酒類を飲んだ時にEVEゲージも回復するようになる。
EVEリンク
ファーストエイドを使用した時にEVEゲージも回復するようになる。レベル2まで存在する。
追加栄養
包帯および食品類を使用した場合の体力回復量がアップする。レベル3まで存在する。
ハッキング大満足
ハッキングに成功した時、体力が回復する。レベル3まで存在する。
医療専門家
ファーストエイド使用時、体力の回復量がアップする。レベル3まで存在する。
天然カモフラージュ
一定時間静止していると姿が半透明になり敵に見つかりにくくなる。だが、自動警備システムには効果がない。
セキュリティ回避
監視カメラやタレットに見つかった場合、それらの作動開始までの時間が長くなる。レベル2まで存在する。
運動能力
移動速度とレンチの攻撃速度がアップする。レベル2まで存在する。
たかり屋
敵死体や箱などにあるアイテムが気に入らない場合、中身をランダム変更することができる。なにもないところからアイテムが見つかることもあれば、アイテムが全て消滅することもある。

エンジニアトニック

エンジニアトニックは、主にハッキングや発明を有利にしてくれる能力を持つ。

警報専門家
ハッキング時、警報(セキュリティ作動)パネルが減少する。レベル2まで存在する。
才気ある発明
アイテムや弾薬の発明時、必要になる材料を各1個ずつ減らす(0個にはならない)。
ハッキング集中
ハッキング時、オーバーロード(ハッキング失敗)パネルが減少する。レベル2まで存在する。
エキスパートハック
ハッキング時、警報パネルとオーバーロードパネル 両方を減らす。レベル2まで存在する。
発明の才能
発明時、出てくるアイテムが2倍になる。
金庫破り
金庫やダイヤル錠のハッキング時の難易度を低下させる。レベル2まで存在する。
警報短縮
監視カメラに発見されセキュリティシステムが作動した場合、それが終了するまでの時間を短縮可能。レベル2まで存在する。
セキュリティ専門家
ボット・タレット・監視カメラのハッキング難易度を低下させる。レベル2まで存在する。
高速ハッカー
ハッキング時、水流を遅くしタイムリミットを延長させる。レベル2まで存在する。
購入の達人
自販機使用時のアイテム販売価格を下げる。レベル2まで存在する。

コンバットトニック

コンバットトニックは、戦闘能力を高める能力を持つ。

強化装甲
物理攻撃により受けるダメージが減少する。レベル2まで存在する。
ダメージ研究
リサーチカメラによる研究でもらえるダメージ強化の効果をさらに高める。レベル2まで存在する。
組織帯電
電気攻撃の威力がアップし、敵から受ける電気攻撃によるダメージを減少させる。レベル2まで存在する。
フローズンフィールド
敵から受ける冷気攻撃によるダメージを減少させ、レンチ攻撃時、まれに敵を凍らせる事が可能。レベル2まで存在する。
火炎人
炎攻撃の威力がアップし、敵から受ける炎攻撃によるダメージを減少させる。さらに、燃えている敵の燃焼速度がアップする。レベル2まで存在する。
静電気放電
敵からダメージを受けた際、周りに自動的に放電し反撃する事が可能。
レンチ使い
レンチ攻撃のダメージをアップさせる。レベル2まで存在する。
レンチストーカー
レンチ装備時、足音を殺して敵に気づかれにくくなる。さらにこちらに気づいていない敵に対しての攻撃力がアップする。レベル2まで存在する。
写真家の目
リサーチカメラで敵を撮影したときの獲得ポイントがアップする。レベル2まで存在する。
機械壊し
ボット・タレット・監視カメラへのダメージをアップさせる。レベル2まで存在する。

自動販売機(Vending Machine)

アイテムはコンテナ(箱や家具)から拾得するだけではなく、金を使って物を買う事も可能である。また、体力回復等の各種サービスも存在する。但し本作の場合は、舞台設定が“秩序の崩壊した都市”である為かこれらのサービスは人間を一切介さず、全て自動販売機で行うというやや特殊な物になっている。また、ハッキングを行う事で価格を下げたり通常では購入出来ないアイテムを購入可能にしたりする事も出来る。

※カッコ内は北米版の名称

バリュー・サーカス(Circus of Values)
最も一般的な自販機。「よろず屋」(もしくは道具屋)に相当。ピエロの絵と能天気な笑い声が目印。一般的な銃弾や回復アイテムを購入できる。ハッキング可能。
弾薬販売機(El Ammo Bandito)
西部劇の悪党のような男の絵とスペイン語のしゃべりが特徴。バリュー・サーカスと違い弾薬のみを発売する。ハッキング可能。
ギャザラー・ガーデン(Gatherer's Garden)
両脇のリトルシスターの人形と少女の声が特徴のピンク色の自販機。金ではなくADAMと引き換えにプラスミドやトニック、それらをセットする為のスロットを購入する事が出来る。ハッキング不可能。
クラフト・ステーション(U-Invent)
中盤以降に入手可能な材料を使って弾薬やトニックを製造出来る機械。材料は必要だが無料。ハッキング可能。
遺伝子バンク(Gene Bank)
装備していないプラスミドやトニックを保管できる機械。ハック不可能だが無料。プラスミドやトニックはこの機械を使うことで入れ替えが出来る。
ライフ・ステーション(Hearth Station)
金を払う事で体力を全回復する事が出来る、いわば「宿屋」。特殊な点として敵も利用可能である為、場合によっては注意が必要。破壊する事でファーストエイドを入手する事も出来る。
パワー・ステーション(Power to the People)
武器の増強が可能。1台のパワー・ステーションにつき一回しか強化できないので、何を強化するか慎重に選ぶ必要がある。使用自体は無料だがハッキングは不可能。ステージを通して全12箇所あるため、最終的にすべての武器をアップグレードすることは可能である。
セキュリティ解除パネル(Bot Shutdown Panel)
自動警備システムを作動してしまった場合に使用可能。金を払う事で警備システムを停止させる事が出来る。警備システムから微妙に離れた位置にある事が多い。ハッキング不可能。

ハッキング

ゲーム中では機械類のハッキングが可能で、ハッキングに成功するとプレイヤーに様々な恩恵をもたらす。 ボットやタレット、監視カメラはプレイヤーの味方となり、敵発見時に自動的に攻撃を行うようになる。 なお、上記3種類はハッキング開始にあたって動きを止める必要があり、電撃で麻痺させる、もしくは冷気で凍結させるという2種類の手段が存在する。凍結させてからのハッキングだと、液体の速度がダウンするのでハッキング難易度が低下するメリットがある。 自販機ではアイテム購入価格を下げられるほか、ハッキングをしないと購入出来ないアイテムも存在する。 クラフトステーションでは発明時に必要となる素材数を減らせる。ライフステーションでは利用料を下げられるほか、敵がライフステーションを使用したときにダメージを与えられる。 オートハッカーを使用する、もしくは金を払って機械類を買収することでハッキングを成功させたことにすることも可能である。

ハッキング時のパネル

ハッキングは、水道管から液体をこぼさないようにゴールに導くもので、直進パネル・90°カーブにより方向転換するL字型パネルのほか、以下の特殊なパネルが存在する。

アクセルパーツ
細身の水道管。区間内の液体通過速度が上がる。
レジスター
螺旋状の水道管。区間内の液体通過速度が下がる。
オーバーロード
機械が短絡を起こし、ハッキングが失敗する。そのまま液体をこぼしてしまった時よりも受けるダメージが更に大きくなる。
警報パーツ
ハッキング失敗のうえ、セキュリティシステムが作動してしまう。

出典

  1. ^ a b Dunham, Alexis (2007年8月13日). “BioShock Demo Now Available on Xbox LIVE”. IGN. 2007年10月15日閲覧。
  2. ^ Falcon, Jonah (2007年6月15日). “Blue Dragon and BioShock Given ESRB Rating”. Game Stooger. 2007年6月15日閲覧。
  3. ^ “BioShock - PEGI rating”. Interactive Software Federation of Europe. 2007年10月7日閲覧。
  4. ^ “Take-Two Interactive Software, Inc. Acquires Irrational Games” (2006年1月9日). 2008年5月3日閲覧。
  5. ^ “GameSpy: BioShock Preview” (2006年5月10日). 2008年5月3日閲覧。

関連項目

  • System Shock - 本作の事実上の「先祖」。イラショナル・ゲームズの前身である"(Looking Glass Studios)(英語版)"(現在は閉鎖)が開発した。

外部リンク

  • BioShock: The Collection - 2K 公式ウェブサイト(英語)
  • BIOSHOCK - テイクツー・インタラクティブ・ジャパン
  • BioShock Remastered - Epic Games Store
  • BioShock: The Collection - Epic Games Store
  • (BioShock) - Steam
  • (バイオショック リマスター) - Steam
  • BioShock(英語) - MobyGames
  • BioShock - IMDb(英語)
  • BioShock - YouTubeチャンネル
  • バイオショック コレクション - YouTubeチャンネル
ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。