概要
BMWは、SUVの新ジャンルとしてSAV(スポーツアクティビティビークル)のX5を発表したのを皮切りに、X3、X1を発表し、SAVのラインナップを拡充してきた。2008年クーペ版のSUV、スポーツアクティビティクーペ(SAC)、X6を登場させた。そして2014年に新たなSACであるX4を発表した。
X4はX3がベースとなっており、X6同様、ルーフからリアエンドにかけてなだらかに下るラインが特徴的であるX4は、4671mm×1881mm×1624mmと、X4はX3より全長は14mm長く、全高は36mm低く、全幅は共通となっている。 ドイツで発表されているグレードは6種類用意され全車4WDとなる。
コンセプトX4
初代(2014年-2018年 )F26
BMW・X4 F26 | |
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xDdrive35i M Sport | |
概要 | |
販売期間 | 2014年10月 - |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | SUV |
駆動方式 | 4WD |
(パワートレイン) | |
エンジン | xDrive35i N55B30A型 直列6気筒DOHC 2,979cc 306ps/40.8kgf·m xDrive28i N20B20A型 直列4気筒DOHC 1,997cc 245ps/35.7kgf·m |
変速機 | 8速AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,810mm |
全長 | 4,680mm |
全幅 | 1,880mm |
全高 | 1,625mm |
車両重量 | 1,870kg |
2014年4月、ニューヨーク国際オートショーで発表された。欧州仕様車にはxDrive20i, xDrive28i, xDrive35i, xDrive20d, xDrive30d, xDrive35dの6モデルが用意された。
2016年1月のデトロイトモーターショーにおいて「M Performance」モデルである「M40i」を披露した。360ps/465Nmを発生する新開発の3.0L直列6気筒エンジンを搭載し、0-100km加速は4.9秒としている。
日本での販売
2014年8月21日に日本市場向けに発表、予約注文が開始された。2.0L直列4気筒エンジンを搭載する「xDrive28i」と、3.0L直列6気筒エンジンを搭載する「xDrive35i」 が導入された[2]。右ハンドル車のみが用意される。
2016年1月14日、日本において「M40i」の販売を開始した[3]。左ハンドル仕様のみの設定となっている。
2代目(2018年- )G02
2018年4月、ニューヨーク国際オートショーにて正式発表された。初代の登場から4年程度と近年のBMW車の中では異例となる短期間でのフルモデルチェンジとなった。
日本での販売
2018年9月6日、日本市場向けに発表された[4]。日本市場には「X4 xDrive30i」「X4 xDrive30i Mスポーツ」「X4 M40i」の3モデルが導入された。エンジンは「X4 xDrive30i」には最高出力252psの2リッター直4ターボが、「X4 M40i」には最高出力360psの3リッター直6ターボが搭載された。
2019年6月23日、「X4 M」「X4 Mコンペティション」が発表された[5]。エンジンは3リッター直6ツインターボエンジンが搭載され、「X4 M」は最高出力480ps、「X4 M コンペティション」は最高出力510psとなる。
参考文献
関連項目
外部リンク
- BMW X4 (BMWジャパン)公式サイト