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2079年問題(にせんななじゅうきゅうねんもんだい)とは、日付が2079年12月31日を越えると、コンピュータが誤動作する可能性があるとされる問題。
概要
MS-DOSで使用され始め、2008年現在もリムーバブルメディアでは広く使われているFATファイルシステムにおいては、タイムスタンプの設定可能範囲は、1980年1月1日を起点として、2107年12月31日までである。一方で、一部のFATを扱う古いOSやソフトウェアには、ファイルシステムの日付のうち、その年の下二桁だけを処理するものがある。
そのようなソフトウェアでは、1980年1月1日を起点として、その下二桁の80 - 99までを1980年 - 1999年、00 - 79年までを2000 - 2079年と処理するため、2080年1月1日以降に桁あふれが発生して誤動作する。下二桁だけしか処理しないことが問題の原因となっているのは2000年問題と同じである。
なお、上述のとおりFATのタイムスタンプ自体が2107年までしか設定できないので、(2108年問題)も発生しうる。