2016年リオデジャネイロオリンピックのサッカー競技(2016ねんリオデジャネイロオリンピックのサッカーきょうぎ)は、2016年8月3日から20日までの期間で開催された。
2016年リオデジャネイロオリンピックのサッカー競技 | |
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大会概要 | |
開催国 | ブラジル |
日程 | 2016年8月3日 - 20日 |
チーム数 | 28 (6連盟) |
開催地数 | 7 (6都市) |
大会結果 | |
優勝 | ブラジル (男子) ドイツ (女子) |
準優勝 | ドイツ (男子) スウェーデン (女子) |
3位 | ナイジェリア (男子) カナダ (女子) |
4位 | ホンジュラス (男子) ブラジル (女子) |
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2016 リオデジャネイロオリンピック サッカー競技 |
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大会詳細 |
男子 女子 |
選手 |
(男子) (女子) |
概要
大会は国際サッカー連盟(FIFA)の管轄の下実施される。前回同様、男子は23歳以下、女子はフル代表で行う。
なお前回大会で開催国枠として出場したイギリスは、フットボール・アソシエーション(FA)とイギリス本土のほかの3協会の合意が出来なかったため、出場を見送ることとなった[1]。
なお今大会では試合前に行うフェアプレーフラッグ掲示とFIFA Anthemの使用を禁止されたほか、経費削減のため3位決定戦終了後直ちに銅メダル表彰を実施した。
参加資格
男子は本大会時点で23歳以下の選手(正確には1993年1月1日以降に生まれた選手)が出場できる。また、24歳以上の選手(オーバーエイジ。正確には1992年12月31日迄に生まれた選手)を最大3名加えることが出来る。オーバーエイジを使うかどうかは出場国が決めて良い。五輪男子本大会に出場できる本登録の選手は18名であり、オーバーエイジ最大3名もこの中に含まれる(オーバーエイジ枠は本登録18名枠と別枠ではない)。前回大会では、「23歳以下の選手」の代表招集をクラブ側は拒否できなかったが、今回は「23歳以下の選手」の招集に強制力は無くなった[2]。
女子はアトランタ五輪で初めて採用された時から女子A代表(年齢制限のないその国最強の代表)の大会のため、出場資格の制限はない。五輪女子大会は国際女子Aマッチデーに入っているため、クラブ側は代表招集を拒否できない。
競技日程
2015年11月10日に競技日程がFIFAから発表された[3]。
G | グループステージ | ¼ | 準々決勝 | ½ | 準決勝 | B | 3位決定戦 | F | 決勝 |
競技会場
本大会には2014 FIFAワールドカップで使用した会場が利用される。男女とも決勝はエスタジオ・ド・マラカナンで実施。
ブラジリア | サンパウロ | |
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エスタジオ・ナシオナル・デ・ブラジリア | アレーナ・デ・サンパウロ | |
Capacity: 69,349[4] | Capacity: 48,234[4] | |
ベロオリゾンテ | ||
エスタジオ・ゴベルナドール・マガリャンイス・ピント | ||
Capacity: 58,170[4] | ||
サルヴァドール | ||
アレーナ・フォンチ・ノヴァ | ||
Capacity: 51,900[4] | ||
マナウス | リオデジャネイロ | |
アレーナ・アマゾニア | エスタジオ・オリンピコ・ジョアン・アベランジェ | エスタジオ・ド・マラカナン |
Capacity: 40,549[4] | Capacity: 60,000 | 収容: 74,738[4] |
男子
出場国
大陸連盟 | 出場枠 | 予選大会 | 予選順位 | 出場国・地域 | 出場回数 |
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CONMEBOL (南米) | 1 | 開催国 | ブラジル | 3大会連続13回目 | |
1.5 | ユース選手権 | 優勝 | アルゼンチン | 2大会ぶり8回目 | |
準優勝 | コロンビア | 6大会ぶり5回目 | |||
AFC (アジア) | 3 | U-23選手権 | 優勝 | 日本 | 6大会連続10回目 |
準優勝 | 韓国 | 8大会連続10回目 | |||
3位 | イラク | 3大会ぶり5回目 | |||
CAF (アフリカ) | 3 | (ネイションズカップ) | 優勝 | ナイジェリア | 2大会ぶり7回目 |
準優勝 | アルジェリア | 9大会ぶり2回目 | |||
3位 | 南アフリカ共和国 | 4大会ぶり2回目 | |||
CONCACAF (北中米カリブ海) | 2.5 | (北中米カリブ海予選) | 優勝 | メキシコ | 2大会連続11回目 |
準優勝 | ホンジュラス | 3大会連続4回目 | |||
OFC (オセアニア) | 1 | パシフィックゲームズ | 代表決定戦 勝者 | フィジー | 初出場 |
UEFA (ヨーロッパ) | 4 | U-21欧州選手権 | 優勝 | スウェーデン | 6大会ぶり10回目 |
準優勝 | ポルトガル | 3大会ぶり4回目 | |||
ベスト4 | デンマーク | 6大会ぶり9回目 | |||
ベスト4 | ドイツ | 7大会ぶり9回目 |
女子
出場国
大陸連盟 | 出場枠 | 予選大会 | 予選順位 | 出場国・地域 | 出場回数 |
---|---|---|---|---|---|
CONMEBOL (南米) | 1 | 開催国 | ブラジル | 6大会連続6回目 | |
1 | コパ・アメリカ | 準優勝 | コロンビア | 2大会連続2回目 | |
AFC (アジア) | 2 | アジア予選 | 優勝 | オーストラリア | 3大会ぶり3回目 |
準優勝 | 中国 | 2大会ぶり5回目 | |||
CAF (アフリカ) | 2 | (アフリカ予選) | ジンバブエ[5] | 初出場 | |
南アフリカ共和国[5] | 2大会連続2回目 | ||||
CONCACAF (北中米カリブ海) | 2 | (北中米カリブ海予選) | 優勝 | アメリカ合衆国 | 6大会連続6回目 |
準優勝 | カナダ | 3大会連続3回目 | |||
OFC (オセアニア) | 1 | オセアニア予選 | 代表決定戦 勝者 | ニュージーランド | 3大会連続3回目 |
UEFA (ヨーロッパ) | 3 | 女子ワールドカップ | 4位 | ドイツ | 2大会ぶり5回目 |
ベスト8 | フランス | 2大会連続2回目 | |||
(第3代表決定戦) | 優勝 | スウェーデン | 6大会連続6回目 |
競技結果
種目 | 金 | 銀 | 銅 |
---|---|---|---|
男子 | ブラジル (BRA) ヴェヴェルトン ゼカ ロドリゴ・カイオ マルキーニョス レナト・アウグスト ドウグラス・サントス ルアン ラフィーニャ ガブリエウ・バルボーザ ネイマール ガブリエル・ジェズス ワラシ ウィリアム ルアン・ガルシア ロドリゴ・ドゥラード チアゴ・マイア フェリペ・アンデルソン ウイルソン | ドイツ (GER) ティモ・ホルン ジェレミー・トリアン ルーカス・クロスターマン マティアス・ギンター ニクラス・ジューレ スヴェン・ベンダー マックス・マイヤー ラース・ベンダー ダヴィー・ゼルケ レオン・ゴレツカ ユリアン・ブラント ヤニック・フート フィリップ・マックス ロベルト・バウアー マックス・クリスティアンゼン グリシャ・プレメル セルジュ・ニャブリ ニルス・ペーターゼン (エリック・エルシュレーゲル) | ナイジェリア (NGR) ダニエル・アクペイ (セス・ムエンフー) キングスレイ・マドゥ シェフ・アブドゥラヒ (サタデー・エリムヤ) ウィリアム・トロースト=エコング アミヌ・ウマル オゲネカロ・エテボ イモー・エゼキエル ミケル・ジョン・オビ (ジュニオール・アジャイ) (サリウ・ポプーラ・ソディク) ウマル・サディク (アズバイケ・オケチュクゥ) (ヌディフレケ・ウド) (スタンリー・アムジー) (ムハンマド・ウスマン) (エマニュエル・ダニエル) |
女子 | ドイツ (GER) (アルムト・シュルト) (ヨゼフィーネ・ヘニング) ザスキア・バルトゥジアク (レオニー・マイヤー) (アニーケ・クラーン) (ジモーネ・ラウデール) メラニー・ベーリンガー (レナ・ゲースリンク) アレクサンドラ・ポップ ジェニファー・マロジャン アーニャ・ミッターク (タベア・ケンメ) サラ・デブリッツ バベット・ペーター (マンディ・イスラッカー) メラニー・ロイポルツ (イザベル・ケルショフスキー) (ラウラ・ベンカルト) スベンヤ・フート | スウェーデン (SWE) (ヨンナ・アンデション) (エミリア・アペルクヴィスト) コソヴァレ・アスラニ (エマ・ベリルンド) スティナ・ブラクステニウス (ヒルダ・カーレン) (リサ・ダールクヴィスト) (マグダレーナ・エリクソン) (ニラ・フィッシャー) (パウリーネ・ハマルンド) ソフィア・ヤコブソン (ヘドヴィグ・リンダール) (フリドリナ・ロルフォ) (エリン・ルベンソン) (イェシカ・サムエルソン) (ロッタ・シェリン) (カロリーネ・セゲル) (リンダ・センブラント) (オリヴィア・ヒョウグ) | カナダ (CAN) (ステファニー・ラベー) (アライシャ・チャップマン) (カダイシャ・ブキャナン) (シェリナ・ザドルスキー) レベッカ・クイン (ディアン・ローズ) (リアン・ウィルキンソン) (ダイアナ・マセソン) (ジョゼ・ベランジェ) (アシュリー・ローレンス) (デジレ・スコット) クリスティン・シンクレア (ソフィー・シュミット) (メリッサ・タンクレディ) (ニシェル・プリンス) (ジャニーン・ベッキー) (ジェシー・フレミング) (サブリナ・ダンジェロ) |
国・地域別のメダル獲得数
脚注
- ^ “Rio 2016: FA scraps plans for Great Britain football teams”. BBCスポーツ. BBC (2015年3月30日). 2015年7月5日閲覧。
- ^ “”. 時事通信 (2016年5月16日). 2016年8月18日閲覧。
- ^ “Match schedule for Rio 2016 unveiled”. FIFA.com. 国際サッカー連盟 (2015年11月10日). 2015年11月12日閲覧。
- ^ a b c d e f “”. FIFA.com (2012年1月18日). 2014年6月12日閲覧。
- ^ a b “Zimbabwe and South Africa qualify for women's Olympic football”. BBCスポーツ (2015年10月18日). 2015年10月26日閲覧。
関連項目
外部リンク
- リオデジャネイロオリンピック男子サッカー競技 - FIFA.com(英語)
- リオデジャネイロオリンピック女子サッカー競技 - FIFA.com(英語)