2009年の芸術

2009年の芸術では、2009年（平成21年）の芸術分野に関する出来事について記述する。

なお、文学については「2009年の文学」を、音楽については「2009年の音楽」を、映画については「2009年の映画」をそれぞれ参照すること。

できごと

1月

2月

3月

• 3月19日 - イタリア・ミラノにあるブレラ美術館で、修復が完了したラファエロの名画『(聖母の結婚)』が一般公開された ^[1]。

4月

• 4月12日 - プリツカー賞に、スイスの建築家ペーター・ツムトールが選ばれる ^[2][3]。

5月

• 5月29日 - 政府が閣議で舞台放浪記の主演2000回を達成した女優森光子に、国民栄誉賞の授与を決定、17人目、女優としては初。

6月

7月

• 7月18日 - 新潟県新潟市にて水と土の芸術祭が開始。12月27日まで。牛腸茂雄、土屋公雄、(王文志)など13カ国の芸術家による71作品が市内各地に展示された。
• 7月31日 - 8月4日、(香港動漫電玩節)（香港コンベンションセンター）開催。^[4]

8月

9月

10月

• 10月16日 - ドイツの首都ベルリンにある新博物館が修復を終え、約70年ぶりに再オープン。新博物館は第二次世界大戦中の爆撃で大きな被害を受け、長い間閉鎖状態だった ^[5][6]。

11月

• 11月3日 - 3代目桂米朝が演芸人として初の文化勲章を受章^[7]。米朝は「芸能界始まって以来の珍事」と称した。
• 11月11日
  • 今井雅之原作・主演の「手をつないでかえろうよ」(新国立劇場)^[8]
  • 真野恵里菜初舞台主演の「恋するハローキティ」（青山円形劇場）上演
• 11月12日 - 香取慎吾主演、小西康陽劇伴作曲、三谷幸喜脚本のオフ・ブロードウェイミュージカル「(TALK LIKE SINGING)」（  アメリカ合衆国ニューヨーク大学の構内小劇場『スカーボール・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ』）上演（ - 22日）。^[9]

12月

受賞

• プリツカー賞 （4月） - 「建築界のノーベル賞」ともいわれている。
  • ペーター・ツムトール （ピーター・ズントー）

• 第21回高松宮殿下記念世界文化賞 （例年9月） - 「絵画」、「彫刻」、「建築」、「音楽」、「演劇・映像」の5部門がある。
  • 絵画部門 – 杉本博司
  • 彫刻部門 – リチャード・ロング
  • 建築部門 – ザハ・ハディド
  • 演劇・映像部門 – トム・ストッパード

• 第66回日本芸術院賞（平成21年度） - 例年通りであれば、2010年3月頃発表。
  • 日本画部門 – 未定
  • 洋画部門 - 未定
  • 彫塑部門 - 未定
  • 工芸部門 - 未定
  • 書部門 - 未定
  • 建築部門 - 未定
  • 文楽部門 - 未定
  • 歌舞伎部門 - 未定
  • 舞踊部門 - 未定
  • 演劇部門 - 未定

死去

• 12月2日 - 平山郁夫、日本の日本画家。（* 1930年）

脚注

[脚注の使い方]

1. ^ 「ラファエロの傑作公開 聖母の結婚、修復作業終了」 産経新聞2009年3月20日付. 2009年4月15日閲覧.
2. ^ プリツカー賞公式サイト “2009 Laureate page” 2009年4月12日発表。英語。2009年4月14日閲覧.
3. ^ 「「建築界のノーベル賞」プリツカー賞 世界文化賞受賞のピーター・ズントー氏が受賞」 産経新聞2009年4月13日付. 2009年4月14日閲覧.
4. ^ http://ascii.jp/elem/000/000/449/449442/
5. ^ 「ベルリンの新博物館、70年ぶりに再オープン」 AFPBB News2009年10月16日付. 2009年10月20日閲覧.
6. ^ 「ベルリンの「新博物館」 70年ぶり再オープン」 産経新聞2009年10月17日付. 2009年10月20日閲覧.
7. ^ 「落語一筋しかなかった」＝文化勲章の桂米朝さん時事ドットコム 2009年10月27日閲覧
8. ^ http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/11/12/13.html
9. ^ “慎吾×三谷、ブロードウェー殴り込み！”. スポーツニッポン. http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/06/09/03.html 2009年6月9日閲覧。  - スカーボール・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ

関連項目

• 建築史
• 写真史 - (写真年表)
• 美術史 - 美術史年表