2007年の中日ドラゴンズ(2007ねんのちゅうにちドラゴンズ)では、2007年の中日ドラゴンズにおける動向をまとめる。
概要 序盤は乱戦の波にのまれながらも巨人に食らいつく。中盤以降は巨人との競り合いとなり終盤に中盤まで不振だった阪神が追い上げてきたことにより三つ巴になった事もあり2位でシーズンを終える。クライマックスシリーズでは阪神、巨人相手に全勝し日本シリーズ進出、2007年の日本シリーズでも日本ハムを4勝1敗で下し53年ぶりの日本一に輝き、前年の雪辱を果たした。前年オフにオリックスから退団し育成契約から支配下登録選手へと這い上がった中村紀洋の活躍が話題を集めた。投手陣は川上憲伸、中田賢一、朝倉健太が2ケタ勝利(中田がチーム最多の14勝、川上・朝倉が12勝)を挙げたが、前年41歳で阪神相手にノーヒットノーランを達成した山本昌がわずか2勝の誤算に終わった。救援では守護神岩瀬仁紀、セットアッパーの岡本真也・平井正史・久本祐一、この年入団の浅尾拓也などのリリーフ陣の働きでチーム防御率3位と健闘した。打撃陣では福留孝介の途中離脱でタイロン・ウッズのマークがきつくなったものの、ウッズは35本塁打と102打点でチームに貢献し、中日に移籍の中村紀も20本塁打で主砲復活を印象付けた。それ以外には荒木雅博が31盗塁、井端弘和が23盗塁で走りまくり、チーム本塁打は121本で巨人と70本差の5位ながらも盗塁数は83個でリーグ1位となった。
チーム成績 レギュラーシーズン
2007年セントラル・リーグ順位変動 順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 最終成績 |
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1位 | 巨人 | -- | 巨人 | -- | 巨人 | -- | 中日 | -- | 巨人 | -- | 巨人 | -- |
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2位 | 横浜 | 0.5 | 中日 | 1.5 | 中日 | 4.0 | 巨人 | 0.0 | 中日 | 1.0 | 中日 | 1.5 |
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3位 | 中日 | 2.0 | 広島 | 6.5 | 横浜 | 6.0 | 横浜 | 2.5 | 阪神 | 3.5 | 阪神 | 4.5 |
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4位 | 阪神 | 3.0 | 横浜 | 7.0 | 阪神 | 11.0 | 阪神 | 3.5 | 横浜 | 7.5 | 横浜 | 9.0 |
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5位 | 広島 | 4.5 | 阪神 | 7.5 | 広島 | 14.0 | ヤクルト | 11.5 | ヤクルト | 16.5 | 広島 | 19.5 |
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6位 | ヤクルト | 5.0 | ヤクルト | 12.5 | ヤクルト | 14.0 | 広島 | 13.5 | 広島 | 17.5 | ヤクルト | 20.5 |
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交流戦
日本生命セ・パ交流戦2007 最終成績 順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
優勝 | 北海道日本ハムファイターズ | 18 | 5 | 1 | .783 | --- |
2位 | 読売ジャイアンツ | 15 | 9 | 0 | .625 | 3.5 |
3位 | 横浜ベイスターズ | 14 | 9 | 1 | .609 | 4.0 |
4位 | 千葉ロッテマリーンズ | 13 | 10 | 1 | .565 | 5.0 |
5位 | 中日ドラゴンズ | 12 | 11 | 1 | .522 | 6.0 |
6位 | オリックス・バファローズ | 12 | 11 | 1 | .522 | 6.0 |
7位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 11 | 12 | 1 | .478 | 7.0 |
8位 | 東京ヤクルトスワローズ | 11 | 13 | 0 | .458 | 7.5 |
9位 | 福岡ソフトバンクホークス | 11 | 13 | 0 | .458 | 7.5 |
10位 | 阪神タイガース | 9 | 14 | 1 | .391 | 9.0 |
11位 | 西武ライオンズ | 9 | 15 | 0 | .375 | 9.5 |
12位 | 広島東洋カープ | 5 | 18 | 1 | .217 | 13.0 |
- 同率の場合は前年の順位で上位のチームが上位にランクされる
クライマックスシリーズ
(2007 クライマックス・セ 第1ステージ) 日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
10月13日(土) | 第1戦 | 阪神タイガース | 0 - 7 | 中日ドラゴンズ | ナゴヤドーム |
10月14日(日) | 第2戦 | 阪神タイガース | 3 - 5 | 中日ドラゴンズ |
勝者:中日ドラゴンズ |
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(2007 クライマックス・セ 第2ステージ) 日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
10月18日(木) | 第1戦 | 中日ドラゴンズ | 5 - 2 | 読売ジャイアンツ | 東京ドーム |
10月19日(金) | 第2戦 | 中日ドラゴンズ | 7 - 4 | 読売ジャイアンツ |
10月20日(土) | 第3戦 | 中日ドラゴンズ | 4 - 2 | 読売ジャイアンツ |
勝者:中日ドラゴンズ |
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日本シリーズ
2007年 日本シリーズ 日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
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10月27日(土) | (第1戦) | 中日ドラゴンズ | 1 - 3 | 北海道日本ハムファイターズ | 札幌ドーム |
10月28日(日) | (第2戦) | 中日ドラゴンズ | 8 - 1 | 北海道日本ハムファイターズ |
10月29日(月) | 移動日 |
10月30日(火) | (第3戦) | 北海道日本ハムファイターズ | 1 - 9 | 中日ドラゴンズ | ナゴヤドーム |
10月31日(水) | (第4戦) | 北海道日本ハムファイターズ | 2 - 4 | 中日ドラゴンズ |
11月1日(木) | (第5戦) | 北海道日本ハムファイターズ | 0 - 1 | 中日ドラゴンズ |
優勝:中日ドラゴンズ(53年ぶり2回目) |
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アジアシリーズ
オールスターゲーム2007できごと選手・スタッフ表彰選手 - タイロン・ウッズ(一塁手、2年連続3度目)
- 井端弘和(遊撃手、4年連続5度目)
- 川上憲伸(投手、2年連続3度目)
- 谷繁元信(捕手、2年連続3度目)
- 荒木雅博(二塁手、4年連続4度目)
- 中村紀洋(三塁手、3年ぶり6度目)
- 井端弘和(遊撃手、4年連続4度目)
ドラフト出典 [脚注の使い方]
- ^ “年度別成績 2007年 セントラル・リーグ”. 日本野球機構. 2015年10月12日閲覧。
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