1952年 全仏選手権(1952ねんぜんふつせんしゅけん、Internationaux de France de Roland-Garros 1952)に関する記事。フランス・パリにある「ローランギャロス・スタジアム」にて開催。
大会の流れ
- 男子シングルスは「114名」の選手による7回戦制、女子シングルスは「49名」の選手による6回戦制で行われた。男子は14名、女子は15名の選手に「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があった。
- シード選手は男子・女子ともに16名。シード選手でも、1回戦から出場した人と、2回戦から登場した人がいる。2回戦から登場した選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。
シード選手
男子シングルス
- ヤロスラフ・ドロブニー (優勝、大会2連覇)
- フランク・セッジマン (準優勝)
- ディック・サビット (ベスト8)
- ケン・マグレガー (ベスト4)
- トニー・トラバート (4回戦)
- エリック・スタージェス (ベスト4)
- バッジ・パティー (ベスト8)
- ガードナー・ムロイ (ベスト8)
- メルビン・ローズ (4回戦)
- ロナルド・デル・ベロ (4回戦)
- (ハミルトン・リチャードソン) (4回戦)
- (フェリシモ・アンポン) (ベスト8)
- (ジョバンニ・クチェリ) (4回戦)
- アービン・ドーフマン (4回戦)
- (エンリケ・モレア) (2回戦=初戦)
- グラント・ゴールデン (2回戦=初戦)
女子シングルス
- シャーリー・フライ (準優勝)
- ドリス・ハート (優勝、2年ぶり2度目)
- (ドロシー・ヘッド) (ベスト4)
- (スーザン・パートリッジ) (2回戦=初戦)
- マリア・ワイス (ベスト8)
- (ジネット・ブケイユ) (1回戦)
- エレナ・レーマン (3回戦)
- バイオレット・リジョレー (3回戦)
- ジョーン・カリー (ベスト8)
- ジュリア・ウィップリンガー (ベスト8)
- レイモンド・ジョーンズ (3回戦)
- ジャクリーヌ・パトーニ (2回戦)
- ヘイゼル・レディック・スミス (ベスト4)
- エリカ・ヴォルマー (2回戦)
- クリスティアーヌ・メルセリス (3回戦)
- ジューピー・ファン・デル・ウォール・ルーズ (3回戦)
大会経過
男子シングルス
準々決勝
- ヤロスラフ・ドロブニー vs. ガードナー・ムロイ 6-1, 6-2, 6-2
- ケン・マグレガー vs. (フェリシモ・アンポン) 6-1, 6-1, 6-2
- エリック・スタージェス vs. ディック・サビット 6-2, 6-8, 4-6, 8-6, 6-3
- フランク・セッジマン vs. バッジ・パティー 6-4, 6-2, 6-2
準決勝
- ヤロスラフ・ドロブニー vs. ケン・マグレガー 6-3, 6-0, 4-6, 6-3
- フランク・セッジマン vs. エリック・スタージェス 7-5, 6-2, 8-6
女子シングルス
準々決勝
- シャーリー・フライ vs. ジョーン・カリー 4-6, 6-0, 6-3
- ヘイゼル・レディック・スミス vs. マリア・ワイス 6-3, 6-1
- (ドロシー・ヘッド) vs. (ジョイ・モットラム) 6-3, 4-6, 7-5
- ドリス・ハート vs. ジュリア・ウィップリンガー 8-6, 6-4
準決勝
決勝戦の結果
- 男子シングルス: ヤロスラフ・ドロブニー vs. フランク・セッジマン 6-2, 6-0, 3-6, 6-4
- 女子シングルス: ドリス・ハート vs. シャーリー・フライ 6-4, 6-4
- 男子ダブルス: フランク・セッジマン& ケン・マグレガー vs. ガードナー・ムロイ& ディック・サビット 6-3, 6-4, 6-4
- 女子ダブルス: ドリス・ハート& シャーリー・フライ vs. ヘイゼル・レディック・スミス& ジュリア・ウィップリンガー 7-5, 6-1
- 混合ダブルス: フランク・セッジマン& ドリス・ハート vs. エリック・スタージェス& シャーリー・フライ 6-8, 6-3, 6-3
外部リンク
- 全仏オープン公式サイト提供、PDF形式の抽選表(男子、女子)