1936年 全仏選手権(1936ねんぜんふつせんしゅけん、Internationaux de France de Roland-Garros 1936)に関する記事。フランス・パリにある「スタッド・ローラン・ギャロス」にて開催。
大会の流れ
- 男子シングルスは「75名」の選手による7回戦制で行われた。11名の選手を絞り落とすため、1回戦として11試合を実施し、他の53名は2回戦から出場した。シード選手は16名であったが、第11シード・第12シードの2人は1回戦から出場した。他のシード選手が初戦敗退した場合は「2回戦=初戦」と表記する。
- 女子シングルスは「39名」の選手による6回戦制で行われた。7名の選手を絞り落とすため、1回戦として7試合を実施し、他の25名は2回戦から出場した。シード選手は8名であったが、第6シードだけが1回戦から出場した。他のシード選手が初戦敗退した場合は「2回戦=初戦」と表記する。
シード選手
男子シングルス
- フレッド・ペリー (準優勝)
- ゴットフリート・フォン・クラム (優勝、2年ぶり2度目)
- ヘンリー・オースチン (ベスト8)
- (クリスチャン・ボッサス) (ベスト4)
- ヘンナー・ヘンケル (3回戦)
- マルセル・ベルナール (ベスト4)
- (ベルナール・デストレモー) (ベスト8)
- (許承基) (4回戦)
- カイ・ルンド (3回戦)
- (フランク・ワイルド) (2回戦=初戦)
- (ドラグティン・ミティッチ) (1回戦)
- (チャールズ・ヘア) (4回戦)
- アダム・バヴォロフスキ (4回戦)
- (ゲオルグ・フォン・メタクサ) (3回戦)
- ジャック・ブルニョン (2回戦=初戦)
- (アンドレ・マルタン=レゲイ) (4回戦)
女子シングルス
- ヒルデ・スパーリング (優勝、大会2連覇)
- シモーヌ・マチュー (準優勝)
- マーガレット・スクリブン (2回戦=初戦)
- ヤドヴィガ・イェンジェヨフスカ (3回戦)
- シモーヌ・イリバーヌ (ベスト8)
- ロリン・コカーク (3回戦)
- ネリー・アダムソン (ベスト8)
- (シルビ・アンロタン) (ベスト8)
大会経過
男子シングルス
準々決勝
- フレッド・ペリー vs. ボリス・マネッフ 9-7, 6-3, 4-6, 6-3
- (クリスチャン・ボッサス) vs. (アンドレ・メルリン) 1-6, 6-3, 7-5, 1-6, 6-1
- マルセル・ベルナール vs. ヘンリー・オースチン 4-6, 1-0 (途中棄権)
- ゴットフリート・フォン・クラム vs. (ベルナール・デストレモー) 6-3, 6-2, 6-4
準決勝
- フレッド・ペリー vs. (クリスチャン・ボッサス) 6-4, 7-5, 5-7, 6-2
- ゴットフリート・フォン・クラム vs. マルセル・ベルナール 7-5, 6-1, 6-1
女子シングルス
準々決勝
- ヒルデ・スパーリング vs. (シルビ・アンロタン) 6-3, 6-0
- リリ・デ・アルバレス vs. シモーヌ・イリバーヌ 6-4, 6-2
- マリー・ホーン vs. シモーヌ・ゴロニチェンコ 6-1, 6-4
- シモーヌ・マチュー vs. ネリー・アダムソン 6-0, 6-2
準決勝
- ヒルデ・スパーリング vs. リリ・デ・アルバレス 6-2, 6-1
- シモーヌ・マチュー vs. マリー・ホーン 6-4, 6-4
決勝戦の結果
- 男子シングルス: ゴットフリート・フォン・クラム vs. フレッド・ペリー 6-0, 2-6, 6-2, 2-6, 6-0
- 女子シングルス: ヒルデ・スパーリング vs. シモーヌ・マチュー 6-3, 6-4
- 男子ダブルス: ジャン・ボロトラ& マルセル・ベルナール vs. (レイモンド・タッキー)& (ジョージ・ヒューズ) 6-2, 3-6, 9-7, 6-1
- 女子ダブルス: シモーヌ・マチュー& (ビリー・ヨーク) vs. ヤドヴィガ・イェンジェヨフスカ& (スーザン・ノエル) 2-6, 6-4, 6-4
- 混合ダブルス: マルセル・ベルナール& (ビリー・ヨーク) vs. (アンドレ・マルタン=レゲイ)& (シルビ・アンロタン) 7-5, 6-8, 6-3
外部リンク
- 全仏オープン公式サイト提供、PDF形式の抽選表(男子、女子)