鹿島緒名太神社(かしまおなたじんじゃ)は、宮城県亘理郡亘理町にある神社である。 旧社格は村社。亘理郡延喜式式内社四座のうちの一座である。
祭神
由緒
社伝によると、景行天皇41年8月6日に勅命により建立されたという。延喜式式内社に指定されており、往古は小山地区一円が神領地となっていた。その後、天正時代の戦乱で神領地が廃れたという。明治5年に村社に列した。鹿島緒名太神社は、鹿島天足和気神社とともに、「日本三代実録」に記載されている「陸奥国に鎮座する鹿島大神苗裔神を祀る三十八社」のうち、曰理郡に鎮座する二座とされている。
境内
- 社殿(拝殿・幣殿・本殿)
鹿島緒名太神社参道
杉の木立のなかを進む参道階段から見た鹿島緒名太神社拝殿
一間社流造の鹿島緒名太神社本殿
鹿島緒名太神社境内
- 社殿北側には石祠や石碑が立ち並んでいる。社殿に一番近い位置にある石祠には菊花紋が彫られている。
鹿島緒名太神社の石祠・石碑
左側の石祠には八弁菊花紋が彫られている
参考文献
- 『亘理郡神社明細帳』 (明治32年 川口神社蔵)
外部リンク
- 鹿島緒名太神社 (宮城県神社庁)