鷹巣山(たかのすやま)は、箱根山中部、神奈川県足柄下郡箱根町にある標高834mの山である[1]。鷹ノ巣山とも表記される。
概要
箱根温泉の一つとして知られる芦之湯温泉(国道1号の最高所付近)の北東約1kmに位置する山で[1]、周辺の山々とともに富士箱根伊豆国立公園に指定されている[2]。
畑宿や芦之湯、小涌谷などから登山道が整備されており[1]、手軽に登れることから初心者やファミリー向けの低山として人気がある。山頂周辺の登山道は丈の低い草原が広がっており、秋にはアキノキリンソウやワレモコウ、オミナエシなどを楽しむことができる[3]。
箱根山新期外輪山の一峰であり、安山岩質の溶岩からなる楯状火山である[3]。この新期外輪山の火山列は、箱根登山鉄道大平台駅の西側にそびえる浅間山より鷹巣山、(文庫山)、(屏風山)へと連なる。鷹巣山と文庫山の間にはドーム型の二子山がそびえているが、こちらは新期外輪山の山ではなく、新期外輪山の形成後に出現した中央火口丘である(詳しくは箱根火山の形成史を参照)。
周辺の地理
周辺の山
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周辺の名所
千条ノ滝
飛龍ノ滝