高橋 晋平（たかはし しんぺい、1979年 - ）は、株式会社ウサギ代表取締役、おもちゃクリエーター／アイデア発想ファシリテーター。
人物・経歴
1979年11月14日生まれ。秋田県鷹巣町（現・北秋田市）出身。鷹巣町立鷹巣東小学校、同鷹巣中学校、秋田県立大館鳳鳴高等学校を経て、1998年東北大学工学部入学。東北大学大学院情報科学研究科に進学し、2004年に修了。[1]
2004年に株式会社バンダイ入社。企画開発商品として、国内外累計335万個を販売し[2]、第1回おもちゃ大賞を受賞した『∞（むげん）プチプチ』、『∞エダマメ』、自分の本名が商品名になっているボードゲーム『瞬間決着ゲームシンペイ』などを始め、「Human Player」『未来予測機ミライスコープ』『6秒スタジアム』『3億円』『(絶叫!おばけ屋敷ゲーム)』『おねだりわんこ』（以上、玩具商品）、『ほじれるんです。』『スマートキッス』『パチッと切りかえ！ココロスイッチ』『キーの芽』『人魚。』『鳥人間』『猫背』『消しゴムの一生』（以上、ガシャポンシリーズ）など、笑いをテーマにしたアイデア商品を多く開発。[3]
2014年に株式会社ウサギを設立、代表取締役に[4]。ボードゲーム・カードゲーム『民芸スタジアム』『グーチョキパーダラピン』『THE仮想通貨』『アンガーマネジメントゲーム』『職業診断ゲーム わくわくワーク』や、IoT鳩時計『OQTA HATO』などの開発に携わる。[5]
アイデア発想法に関する、2013年のTEDxTokyoで登壇したプレゼンテーションがTEDによりTED Talkに選出される[6]。JAPAN MENSA会員。[7]
フジテレビ系列で放送されていた『クイズ・ソモサン・セッパ!』に過去3回出場し、2013年1月2日放送の「2013ニューイヤーズオープン」と銘打ったスペシャル番組（23:40 - 24:40）では優勝を果たしている。
著書
- 『∞（むげん）アイデアのつくり方』イースト・プレス 2012 (ISBN 9784781608198)
- 『アイデアが枯れない頭のつくり方』 CCCメディアハウス 2014 (ISBN 978-4484142210)
- 『プレゼンをキメる30秒のつくり方 話し下手でも提案が通る勝ちパターン』 日経BP社 2015 (ISBN 978-4-8222-5083-6)
- 『一生仕事で困らない 企画のメモ技』 あさ出版 2018 (ISBN 978-4-8666-7030-0)
脚注
- ^ 公式ブログ おもちゃクリエーター高橋晋平のブログ
- ^ “好きなことを思い切りやれる人生に”. 北秋田市. 2023年4月12日閲覧。
- ^ ライフハッカー［日本版］「いいアイデア」が成功するかを見極める6つのポイント：高橋晋平式アイデアの考え方（後編）
- ^ “「良いアイデア」を出そうとしてはいけない｜「∞プチプチ」を生んだおもちゃ開発者・高橋晋平の企画術”. MEETS CAREER. 2023年4月12日閲覧。
- ^ “ボードゲーム開発／高橋晋平／株式会社ウサギ”. ボードゲーム開発／高橋晋平／株式会社ウサギ. 2019年1月23日閲覧。
- ^ 高橋晋平: 新しいアイデアのつくり方 - TED Talk | TED.com
- ^ 『アイデアが枯れない頭のつくり方』 CCCメディアハウス
外部リンク
- 株式会社ウサギ HP
- 公式ブログ おもちゃクリエーター高橋晋平のブログ - Ameba Blog
- 高橋晋平 おもちゃクリエーター (@simpeiidea) - Twitter
- 高橋晋平 (@shimpeiusagi) - Instagram
- 高橋晋平 (simpeiidea) - note
- 高橋晋平 - LinkedIn