高橋 弥太郎(たかはし やたろう、1883年(明治16年)3月27日[1][2] - 没年不明)は、大正から昭和時代前期の政治家。樺太庁豊原市長。
経歴・人物
長野県東筑摩郡松本(現松本市)出身[1]。松本商業学校を卒業する[2]。1906年(明治39年)5月、樺太に渡り[1]、豊原実業懇話会および信用組合設立に参画した[2]。豊原町会議員当選を皮切りに、1931年(昭和6年)2月、豊原町長に就任し、市制施行後の1937年(昭和12年)9月に市長として引き続き再選した[1]。
1942年(昭和17年)2月に退任し、翌年4月、樺太配電・樺太魚菜配給各社長に就任した[2]。のち大泊町にて洋服店を経営した[2]。
栄典
脚注
参考文献
- 帝国自治協会『全国市長銘鑑 : 自治制実施五十周年記念』帝国自治協会、1938年 。
- 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第14版 外地・満支・海外篇』帝国秘密探偵社、1943年 。