歴史
1616年(元和2年)、稲葉正勝の開基である。稲葉正勝の母は春日局であり、その春日局が帰依していた僧が秀嶽であったことから開山として迎えられている。元々は湯島天神切通下に位置していたが、1657年(明暦3年)の明暦の大火で焼失してしまったため、現在地に移転した[1]。
当寺が湯島天神切通下にあった時代の1625年(寛永2年)、二条家当主二条康道が江戸に下向した際に当寺を訪れ、境内に植わっていた桜を鑑賞して歌を詠んだ。その故事により山号を「白華山」にしたという[1]。
夏目漱石の小説『坊つちやん』の中盤(「おやじの葬式の時に
墓所
交通アクセス
- 本駒込駅より徒歩3分(経路案内)。
脚注
参考文献
- 本郷仏教会寺院誌編纂委員会 編『本郷の寺院―街と寺誌』本郷仏教会、1984年
関連項目
外部リンク
- 禅|千駄木養源寺|日本