概要
奈良時代中期、行基によって開山されたといわれているが、詳細は不明である。1462年(寛正3年)に観誉祐崇によって中興された[2]。
境内
境内には地蔵堂があり、「願行寺のしばられ地蔵」と呼ばれる地蔵菩薩像が安置されている。1652年(承応元年)の作[1]で、縄で縛ると地蔵が苦しみを代行してくれるといわれており、主に病気平癒の目的で訪れる参拝者が多い[2]。本堂と墓地の間には京急本線の高架線があるが、かつては地上に線路が走っていた。
墓所
- (坂寿三)(徳川家光の典医)
交通アクセス
- 新馬場駅より徒歩4分。
脚注
注釈
出典
参考文献
- 平野栄次 著『品川区史跡散歩 (東京史跡ガイド9)』学生社、1993年
- 「品川宿 南品川宿上 願行寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ53荏原郡ノ15、内務省地理局、1884年6月。(NDLJP):763982/87。