霧鹿温泉(むろくおんせん wùlù wēnquán)は台湾の台東県海端郷(霧鹿村)にある温泉。海抜781メートル[1]の南横公路(省道台20線)沿いに位置する。
温泉の特徴
源泉は(新武呂溪)沿いにあり、霧鹿峽谷の山壁にある亀裂から湧き出している。このため、源泉付近の岸壁は温泉に含まれる鉱物成分によりさまざまな色に染められている。[2]
水温70℃~80℃、無色透明で雑味なく飲用可能。水素イオン濃度約7.5、弱アルカリ性の炭酸泉[2]で俗に「(美人湯)」もしくは「送子温泉」と呼ばれる。
温泉街
天龍飯店というホテルが一件宿として建つ。このホテルは台20線の東側ルートで設備が整っている唯一のホテルで、[3]下記のような周辺観光地への拠点として使われることも多い。
温泉の周囲には天龍吊橋や(霧鹿砲台)のような日本統治時代の遺跡が残る。
また周辺には春にサクラが咲き誇る(利稲村)、六口温泉や碧山温泉などの温泉地、(栗松温泉)や(轆轆温泉)など山奥の野湯などが存在する。
アクセス
注釈
参考文献
- (鈴木浩大)『湯けむり台湾紀行』(まどか出版)、2007年5月。ISBN (978-4-94-423535-3)。
- 霧鹿峽谷 - 花東縱谷國家風景區::縱谷スポット-台東県
- 霧鹿溫泉旅遊景點介紹(旅遊資訊王TravelKing)-台東縣旅遊-海端鄉旅遊-霧鹿溫泉
座標: 北緯23度10分25.5秒 東経121度2分29.9秒 / 北緯23.173750度 東経121.041639度