雲彩寺古墳(うんさいじこふん)は、長野県飯田市上郷飯沼の(雲彩寺)境内にある古墳。「飯沼天神塚古墳(いいぬまてんじんづかこふん)」とも呼ばれる。
雲彩寺古墳 | |
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所在地 | 長野県飯田市上郷飯沼3335 |
位置 | 北緯35度30分45.6秒 東経137度50分48.1秒 / 北緯35.512667度 東経137.846694度 |
形状 | 前方後円墳 |
規模 | 墳丘長:約74メートル |
出土品 | 武具や鏡玉など |
築造時期 | 6世紀前半頃 |
史跡 | 国指定史跡 |
地図 | 雲彩寺古墳 |
概要
形状は前方後円墳。飯田古墳群を構成する古墳の1つで、同古墳群として国の史跡に指定されている [1]。
墳丘長は約74メートルを測り、飯田・下伊那地域では最大級の古墳になる。墳丘は雲彩寺の建立の際に一部削られてしまったが、主体部の横穴式石室はほぼ残っている。江戸時代の寛政年間に出土した武具や鏡玉などの出土遺物は失われているが、馬鈴(2点)や金環(1点)は雲彩寺に残っている。築造年代は6世紀前半頃と推定される。
俯瞰図
展開図
脚注
- ^ “「飯田古墳群」が正式に国史跡に指定されました”. 飯田市. 2017年8月30日閲覧。
関連項目
外部リンク
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座標: 北緯35度30分45.40秒 東経137度50分47.96秒 / 北緯35.5126111度 東経137.8466556度