「雨のバラード」(あめのバラード)は、スウィング・ウエスト並びに湯原昌幸の楽曲。作詞:こうじはるか、作曲:植田嘉靖。
解説
- 元々は湯原昌幸が、かつてスウィング・ウエストのメンバーだった1968年5月10日、「幻の乙女」のB面として発売されていた(梁瀬トオルと湯原のツインボーカル)。その後、ジャケットを差し替え両A面として再発。
- それから2年後の1970年にスウィング・ウエストが解散。湯原はソロ歌手となり、1971年4月に自身2枚目のシングルとして発売、同曲をリメイクする。
- シングル発売から5か月経過後の9月に、湯原自身初のオリコンチャートベスト10位以内にランクイン。1971年10月18日付でついに自身初の1位(3週連続)を獲得。オリコン上でのシングル売上数は61.9万枚[1]、累計では120万枚[2]を記録し、湯原自身最大のヒット曲となった。
- 現在でも湯原の代表曲として、懐メロの音楽番組などで同曲をよく披露している。
- 同名のアルバム『雨のバラード』も発売された。
- 2002年にはシングル「夢なかば」とのカップリングで再録音。
収録曲
- 湯原昌幸盤
- 両楽曲共に、編曲:玉木宏樹
- スウィング・ウエスト盤
カバー
- 尾崎紀世彦(1971年のアルバム『尾崎紀世彦アルバムNo.4』『GOLDEN☆BEST 尾崎紀世彦』収録)- 湯原とはスウィング・ウエスト時代からの友人。
- 佐藤竹善(2002年のシングル「(生まれ来る子供たちのために)」収録。)
- 奥村チヨ(2010年のアルバム『チヨの甘いお話』収録[3]。)
- 吉幾三(2019年のアルバム『あの頃の青春を詩う vol.4 グループサウンズ編』収録。)
関連項目
脚注
外部リンク
- 雨のバラード - 歌ネット