関崎海星館(せきざきかいせいかん)は、大分県大分市大字佐賀関にある天文台及び展望施設等からなる複合施設。
概要
1995年開館[1][2]。館内には宇宙について学ぶことができる展示ゾーンや研修室、レストランもあり、雨天でも利用できる。
佐賀関半島先端の関崎の高台にあるため、展望施設からは国東半島、別府湾、豊予海峡等の広範囲が展望できる。アジサイやスイセンの名所として訪れる人も多く、アサギマダラの飛来地でもある[2]。
2022年5月15日をもって休館し、初代の天体望遠鏡(口径60cm反射望遠鏡)を更新するとともに、プラネタリウム、エレベーター、多目的トイレを新設し、2023年夏頃に再開する予定である[2]。
備考
綾辻行人のデビュー作『十角館の殺人』に登場するS半島J崎沖の角島は、佐賀関半島関崎(地蔵崎)沖にある高島をモデルとしたものとされる。そして、関崎海星館は『十角館の殺人』の舞台となった十角館に酷似しているが、この小説が発表されたのが1987年であるのに対して、関崎海星館が開館したのはその8年後の1995年であり、十角館は関崎海星館をモデルとしたものではない[3]。
脚注
外部リンク
- 関崎海星館
- 関崎海星館-Sekizaki Kaiseikan-【OITA CITY -the bird view-】 - YouTube(大分市公式動画チャンネル「いいやん!大分」 - YouTubeチャンネル)
座標: 北緯33度15分57秒 東経131度53分58秒 / 北緯33.26583度 東経131.89947度