経歴・人物
円勢の長男として生まれる。父や実弟とされている賢円と共に多くの作品を残したといわれているが、弟と同じく現存する作品はほぼ皆無である。
1105年(長治2年)に父から尊勝寺に祀られている像を製作した事により、法橋に叙せられる。1132年(長承元年)には(法壮巌院)に祀られている仏像を製作した事で法印に昇格した。後に清水寺の別当や大和の興福寺の住職も務めたが、後に辞退した。
主な作品
出典
- 朝日日本歴史人物事典(朝日新聞出版)『長円』- コトバンク
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典(ブリタニカ・ジャパン)『長円』- コトバンク
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社)『長円(2)』- コトバンク