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鉾田駅

鉾田駅(ほこたえき)は、かつて茨城県鉾田市鉾田にあった、鹿島鉄道鹿島鉄道線である。

鉾田駅
駅舎と駅前(2006年3月27日撮影)
ほこた
Hokota
坂戸 (1.9 km)
所在地 茨城県鉾田市鉾田2457番地2
北緯36度9分12秒 東経140度30分27秒 / 北緯36.15333度 東経140.50750度 / 36.15333; 140.50750
所属事業者 鹿島鉄道
所属路線 鹿島鉄道線
キロ程 26.9 km(石岡起点)
駅構造 地上駅
(ホーム) 1面1線(側線あり)
乗降人員
-統計年度-
1489[1]人/日
-1977年〜1979年度-
開業年月日 1929年昭和4年)5月16日
廃止年月日 2007年平成19年)4月1日
備考 業務委託駅
(テンプレートを表示)

2000年平成12年)に「関東の駅百選」に選定されたが、2007年(平成19年)4月1日、鹿島鉄道線の廃線に伴い廃駅となった。2017年(平成29年)現在はホーム跡だけが残っている。

駅構内のバスターミナルは鉄道廃止後も関鉄グリーンバスのターミナルとして引き続き使用されており、停留所名は鉄道が通っていた時代より2020年(令和2年)現在まで「鉾田駅」を名乗っている[2]。本記事ではこのバスターミナルについても記載する。関鉄グリーンバス鉾田営業所と敷地が連続している。

歴史

駅構造

地上駅。駅舎の屋根には特徴的な三角形のオブジェが飾られていた。

駅舎は北側に位置しており、駅舎からホームへの移動は構内踏切(ホームと車止めの間にあったので、列車が通ることはなかった)を通る構造になっていた。駅舎には鹿島鉄道直営の立ち食い蕎麦屋とたい焼き屋があった。

末期には(業務委託駅)であった。

廃止後

 
東北地方太平洋沖地震により破損した旧駅ホーム

当駅は「関東の駅100選」に選定されたこともあり、駅舎をそのまま保存する案もあったが、調査の結果、老朽化が著しかったため、解体された。2008年(平成20年)2月1日から「鉾田駅保存会」が関東鉄道から駅跡地の一部を借用して、保存会が自費購入した2車両を動態保存し[4]1か月に1回程度、車内を公開したり、エンジンを稼動させるなどのイベントを行っていた[5][6]。同会は旧駅舎の復元や跡地の鉄道公園化を目指していたが跡地の借用期限がせまったため[7]公園化計画は頓挫せざるを得なかった。2車両はその後2009年(平成21年)12月に当駅の近くにある鉾田市市営温泉施設「ほっとパーク鉾田」の敷地内に移設された。車両は市に寄付されたが、保存活動は引き続き保存会が行っている[8]。また、たい焼き屋はバスターミナル内の建物に移転し、廃線後も継続営業したが、2011年8月に閉店し現在は建物自体撤去されている[9]

2009年(平成21年)正月にフジテレビ系列で放送されたドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 新春スペシャル』のロケに当駅構内が使用された。新千葉鉄道・西浦安発千葉山行普通電車の脱線転覆事故現場シーンで登場した。車両のセットを長期に設営ができ、複線の軌道が存在し、ヘリコプターが着陸可能な場所として廃止後の当場所が選択された。なお、撮影時にはブルーシートで外部から完全に遮断された状態で撮影された。

2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、残っていた駅のホームが破損した。付近では液状化現象が見られた。修復等の措置はなされず、現在もホームは半壊状態のままとなっている。

駅周辺

 
鉾田駅に隣接する関鉄グリーンバス鉾田営業所車庫に駐車している関鉄グリーンバスの一般路線車と鹿島鉄道の気動車(奥)(2007年1月20日撮影)。
 
鉾田駅に隣接する関鉄グリーンバス鉾田営業所車庫で発車を待つ「あそう号」(2007年3月9日撮影)
 
鉾田駅に隣接する関鉄グリーンバス鉾田営業所車庫(2012年10月25日撮影)

当駅は旧鉾田町の中心市街地の西端に位置していた。銀行の支店や旅館、また変わったところでは祭り用品店などが徒歩圏内にあった。鹿島臨海鉄道大洗鹿島線新鉾田駅は鉾田の市街地を挟んだ東側に位置し、当駅から道のりで約1.4kmある(徒歩約20分)。なお2012年10月1日より新鉾田駅 - 茨城空港を結ぶ路線バスが運行されており、移動が便利となった。

バス路線

停留所名は、関鉄グリーンバスが「鉾田駅」、茨城交通が「鉾田駅前」であったが、茨城交通の路線は2009年(平成21年)9月30日限りで廃止となった。現在は、関鉄グリーンバスが行方市小美玉市石岡市東茨城郡茨城町水戸市方面への一般路線バス東京駅高速バスを運行している。なお、小美玉市・石岡市方面へのバスは鹿島鉄道代替バス(かしてつバス)として運行している。

乗り場 主要経由地 行先 運行会社
駅構内 上山・玉造駅小川駅四箇村駅・(かしてつバス専用道)・石岡一高 石岡駅 関鉄グリーンバス
上山・上与沢・小川駅・高浜駅 石岡駅
上山・上与沢・小川駅・高浜駅・石岡駅 石岡車庫
大和田・上与沢・小川駅・高浜駅 石岡駅
大和田・上与沢・小川駅 高浜駅
大和田・奥ノ谷・県庁前 水戸駅
鉾田二高農場入口・海老沢・奥ノ谷・県庁前 水戸駅
鉾田市役所 新鉾田駅
「茨城空港連絡バス」 茨城空港
「急行バス」 高田・北浦庁舎・繁昌 麻生庁舎(平日1往復のみ・土日祝日は運休)
高速バス「あそう号」麻生庁舎・潮来駅佐原駅 東京駅
備考
  • 水戸駅行のバスは茨城交通も乗り入れていたが、こちらは大洗経由だった。また、同駅を経由して茨大前まで運行していた。
  • かつては新鉾田駅や大野村を経由して鹿島神宮駅まで行く路線や潮来方面のバスも走っていたが、現在は廃止されている。
  • 2012年4月1日より、高速バスあそう号が鉾田駅〜麻生庁舎、潮来駅、佐原駅の利用が可能になった。

隣の駅

鹿島鉄道
鹿島鉄道線
坂戸駅 - 鉾田駅

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 私鉄全線全駅 1980年
  2. ^ 関鉄グリーンバス・関鉄パープルバス-路線バス 2018年9月2日閲覧
  3. ^ 「鉾田町史」鉾田町、2001年
  4. ^ 「かしてつ最後の2車両『買った』」朝日新聞、2008年2月22日
  5. ^ 「鹿島鉄道振り返る 鉾田で市民ら 写真展や車両公開」茨城新聞、2008年4月1日
  6. ^ 「旧鹿鉄イベントにミニ新幹線」朝日新聞、2008年5月5日
  7. ^ 「鹿島鉄道の教訓生かせ」茨城新聞、2009年3月21日
  8. ^ 「旧鹿島鉄道の2車両 温泉施設で動態保存 鉾田発展のシンボルに」茨城新聞、2009年8月5日
  9. ^ 「Taste いばらき食紀行 大洗鹿島線を行く(6) 常連客が支えるホカホカたい焼き」茨城新聞、2009年2月9日

関連項目

外部リンク

  • 鉾田駅保存会
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