鈴木 道胤 すずき どういん 生没年不詳 は 室町時代の国人領主 商人 諱は長敏といわれる 武蔵品川馬場地 現南馬場町周辺 に拠点を構えて品川湊を支配し 自身も廻船業や土倉などの貸金業を営む商人として活動した 太田道灌とも交流があり 連歌の名手としても知られていた 出自は紀伊熊野の鈴木氏といわれる 妙国寺 現天妙国寺 に梵鐘を寄進したほか 伽藍の再建に尽くすなど大旦那として名を残している 文明2年