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金雲母(きんうんも、phlogopite、フロゴパイト)は、雲母グループの鉱物。3八面体雲母の一種。
金雲母 | |
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(分類) | ケイ酸塩鉱物 |
化学式 | KMg3AlSi3O10(OH)2 |
結晶系 | 単斜晶系 |
へき開 | 一方向に完全 |
モース硬度 | 2 - 2.5 |
光沢 | 真珠光沢 |
色 | 黄色、褐色 |
条痕 | 白色、淡褐色、金色 |
比重 | 2.8 - 3.0 |
プロジェクト:鉱物/(Portal:地球科学) |
化学組成は KMg3AlSi3O10(OH)2で、Mg が Fe2+ に置換した雲母が鉄雲母(annite)。金雲母と鉄雲母は連続固溶体をつくり、その系列名「黒雲母」は、フィールド名として使われる。マグネシウムを多く含むものは黄色っぽいが、鉄が多くなると黒っぽくなる。
単斜晶系。比重 2.8~3.0。モース硬度 2~2.5。他の雲母と同じように、紙のように一方向にはがれる。
キンキラというのは金雲母(雲母=きら、きらら)からきた修飾語で刃物を砥ぐのに適した砥石になり、刃物の仕上がりの美麗性をキンキラ(キン)と称したのがこのキンキラの語源といわれている。この派生語にコンピラ、キンピラなどが位置付けられるという。
関連項目
参考文献
外部リンク
- Phlogopite(mindat.org)
- Phlogopite Mineral Data(webmineral.com)
- Micaグループ(地球資源論研究室)