金 賢哲(キム ヒョンチョル)は、大韓民国元大統領金泳三の次男[1]で、大韓民国の学者、漢陽大学校特任教授[1]である。
来歴
韓宝疑獄の関与により逮捕され、1998年に懲役2年を言い渡された[2]。
本人は悔しい点があると言ったが世論が良くなく、以後本人が夢見た国会議員になれなかった。朴槿恵と公天問題で対立し、彼女の行為を非難する2010年代保守政党を脱党、民主党に入党して文在寅を支持した。だが、ここでも空天を受けられないと、再び奪われ、2022年大統領選挙当時はユン・ソクヨルを支持した。
以後、本人は事実上政界に未練がないように見え、息子が活動している。
逸話
父親の泳三は回顧録にて、1997年に賢哲が(斡旋収賄)で拘束される直前の状況を「正常な国政運営が不可能で在任中、最もつらく孤独な時間で仕事が手につかなかった。ありとあらゆる煩悶、悔恨で夜も眠れなかった」と記した[3]。次男を「無理矢理でも海外に送っておけばと無念が起こった」とし、この時期の大統領府(青瓦台)を「監獄」と例え、一日も早く任期を終えたかったという[3]。「一体なぜ大統領になろうとするのか分からない」と話したこともあった[3]。