金 炳魯(キム・ビョンノ、1887年12月15日 - 1964年1月13日)は、韓国の独立運動家・弁護士・政治家。大韓民国初代大法院長。
概要
1887年、全羅北道淳昌郡にて出生。 1910年渡日し、1913年明治大学法学部(夜間)を卒業。帰国して1919年に弁護士を開業する傍ら新幹会に加わるなど独立運動にも関わり、許憲・(李仁)と並んで日本統治下での三大民族弁護士として名を馳せた。
独立後は韓国民主党創設に参与し中央監察委員長となり、1948年に初代大法院長に就任。1957年の大法院長退任後は、自由法曹団代表、民政党代表最高委員、国民の党最高委員などを務めた。大韓民国政府から、1962年に文化勲章・1963年に建国勲章独立章が授与された。
参考リンク
- 【人物伝】金炳魯
参考文献
- 『断ち裂かれた山河』(2002 ハンギョレ新聞社)