歴史
駅構造
岡山駅が管理する無人駅である。かつてはJR西日本岡山メンテックが駅業務を受託する(業務委託駅)であった。
相対式ホーム2面2線を有し、列車交換が可能な地上駅である。かつては開業時に建てられた木造の大きな駅舎があり、手入れも比較的良好であったが、岡山国体の開催を機に2005年(平成17年)2月1日にコンクリート製のものに改築された[2]。またその際に駅舎の位置が岡山方へ約40m移動している[2]。2006年(平成18年)2月に2番のりばのみプラットホームの屋根が完成した。男女別の水洗式便所がある。
反対側のホームに待合室がある。ホーム間は跨線橋で繋がっている。通常とは逆に駅舎寄りが2番線であり、跨線橋を渡るホームが1番線となっている。2番線を下り本線、1番線を上り本線とした構造となっているが、岡山方からは2番のりばへの進入も可能である。一方、津山方からは2番のりばにのみ進入可能であり、列車の行き違いがなければ上下列車とも基本的に駅舎側の2番線に停車する。2021年10月1日まで設定されていた当駅始発の岡山行きは、1番のりばから発車していた[5]。
のりば
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[6]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 888 |
2000 | 868 |
2001 | 879 |
2002 | 879 |
2003 | 896 |
2004 | 906 |
2005 | 945 |
2006 | 949 |
2007 | 973 |
2008 | 982 |
2009 | 963 |
2010 | 929 |
2011 | 911 |
2012 | 895 |
2013 | 867 |
2014 | 862 |
2015 | 882 |
2016 | 895 |
2017 | 862 |
2018 | 840 |
2019 | 816 |
2020 | 699 |
2021 | 646 |
駅周辺
駅前の道路はかつての国道53号であり、旧道の東側に金川バイパスが開通したことで現在は岡山県道31号高梁御津線の一部となっている。商店街があり、離れたところにはスーパーやホームセンターもある。駅前ロータリーではタクシーの待ち合いがあるほか、(御津・建部コミュニティバス)が連絡している。
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、255頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ a b c 「金川駅が新築移転 40メートル南、きょうから営業」『山陽新聞』山陽新聞社、2005年2月1日、夕刊、3面。
- ^ a b (PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道岡山支社、2021年2月16日。 オリジナルの2021年2月16日時点におけるアーカイブ2021年2月16日閲覧。 。
- ^ . 山陽新聞. (2021年2月16日). オリジナルの2021年2月18日時点におけるアーカイブ。2021年2月18日閲覧。
- ^ 2021年秋ダイヤ見直しについて (PDF)
- ^ “岡山県統計年報”. 岡山県. 2023年3月29日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 金川駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道